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男に負けて(主に格闘)ボコボコされる女の小説スレ

1kaz1920 :05/05/20 15:32 ID:???
格闘Mサイトはあふれるのに比べて格闘Sは捜してみることができない事に怒りを感じてスレを作りました.

強くて美しい女性が男に挑戦して戦闘不能に抜けるまでボコボコされる小説を書くスレです.

次は敗れた以後のシチュエイション

1.たとえ敗れても心は折れない.

2.初めの勢いは微塵もなしにべそをかいて許を請ずる.

3.自分を破った男と愛に陷る.

4.身も心も男にまったく征服される.

5.強姦

6.鬼畜

7.その他など

ヒロインの処分はあなたの妄想が決める!!!

ゲームやアニメのキャラクターで感情移入がよくできればもっとよし!!!

イラストまで添付されれば錦上花を添える!!!

2名無しさん@お腹いっぱい。 :05/05/20 16:55 ID:9cuH7YTQ
うるせー馬鹿

3名無しさん@お腹いっぱい。 :05/05/20 17:00 ID:dQouR0g6
私が分かる唯一の格闘S サイト

ttp://dotuki.achoo.jp/

4名無しさん@お腹いっぱい。 :05/05/20 17:01 ID:dQouR0g6
>>2

SHUT UP FUCKING BITCH!!!!!!!!

5名無しさん@お腹いっぱい。 :05/05/20 18:20 ID:T3Kc6ZGg
良スレの予感!!!

6名無しさん@お腹いっぱい。 :05/05/20 23:42 ID:awB1tvwM
8. 正義のヒロインが悪意勢力に負けて拉致された後正義のヒーローによって救出...
以後ヒーローとラブラブ......

こんなシチュが好きです.

7名無しさん@お腹いっぱい。 :05/05/20 23:59 ID:???
ーーーー  リョナ板 SS総合スレ  ーーーー
http://bbs.2ch2.net/test/read.cgi/ryonani/1100758146/

ここでいいんじゃない?

8kaz1920 :05/05/21 00:22 ID:p3C9p/ow
>>7

こちらは"男"に"ボコボコ"されることがポイントだから専用スレが必要だと思います.

あちらは総合なので味にあうのを捜しにくいです.......

個人的に他の方式でリョナ遭っていることは全然モエしないから......



9名無しさん@お腹いっぱい。 :05/05/21 01:34 ID:???
某スレ3のパクリだが、
まじれすだがまず1がなんか貼らんことにゃただのクレクレスレとして処理(スルー)されるぞ


10名無しさん@お腹いっぱい。 :05/05/21 02:11 ID:???
処理

11管理者さんスルしないでください (T.T);; 頼みです. :05/05/21 06:22 ID:p3C9p/ow
実際に NETでもリョナ(触手,陵辱みたいな)を扱うサイトはたくさん見たが mixfightを扱うサイトは一度も見られなかったです.
(もちろん男の子がボコボコされるMFサイトは多いが........)


MFもリョナの一ジャンルとして見ることもできるが海外サイトでも MFは一つの独立されたジャンル(ヒロインピンチとは違う)で認める場合が多いです. もちろん大部分男が叩かれる役目だが........

総合SSは範囲がとても広いうえそちらスレは'格闘で女性をボコボコで作る'こととはよほど他のテーマを扱っているようです.

実際に幾多のリョナサイトを見たがその中で私が願った MF関連小説はただ一つも見つけることができなかったです.

絵掲示板を見ても MFに係わる品物がたくさんあって, '格ゲー女キャラが酷い目に遭っている画像・妄想@2ch2'もあるのを見れば MFに飢えた方々がたくさんいるようです.

'女性がボコボコ'できる事はアニメ,マンガ,小説ひっくるめて捜してみにくいから(もちろん単純なリョナ系列は多いですが....)別に スレを立てるに十分な価値があると思います.

この スレをもうちょっと差し置いてから MFを捜す人が消えて クソスレになるとか別途で スレを立てることを願わない人が多くなればあの時になって 'スル'をしても遅れないと思います.

私の一生一帯の願いも女の子をボコボコで作る作品を充分に接して見るのです.

管理者さん是非もう一度考えてください. (T.T)



12ファントムガール :05/05/21 06:34 ID:p3C9p/ow
あるサイトで見つけた作品です.
出処は忘れました. 申し訳ありません.
次はファントムガールで唯一の mixfight 場面です.
私がインターネットで見つけた唯一の mixfight(女性がボコ)小説でもあります.


13ファントムガール(1) :05/05/21 06:37 ID:p3C9p/ow
ユッ・・・」

 「ぶっちゃけて聞きたいんだけどさあッ!」

 開きかけたエリの口を、ケバケバしい悪魔がタイミングよく塞ぐ。偶然の賜物だが、危険に生きる女の本能が、エリの行動を止めさせたのかもしれない。

 「『新ファントムガール』って、どっちィ? あんた? それともこっちの小鳥ちゃん?」

 金のルージュが吊りあがる。鼻にかかる掠れ声は、その裏に、脅迫めいた力強さがあった。

 「・・・・・・私です。私が『新ファントムガール』。・・・だから、妹は気にせず、私と闘ってください」

 「あは♪ やっぱそうよねぇ〜。じゃあ、葛原ぁ〜、あとお願いねぇ〜」

 ちゆりがあの、黒い壊し屋の名を呼んだ瞬間、エリの眼前に2m近い長身の痩せ男が降って湧く。まさに一瞬の出来事。黒い槍が、天空から落ちてきたようだ。

 “え? なに? 飛んで。・・・どこから? 屋上? 嘘。まさか。敵。強い。狂気。た、闘わ・・・”

 素直に生まれてしまった西条姉妹共通の欠点、それは虚をついた攻撃への対応が、鈍いことだった。
 突如現れた、S級ランクの危険人物、壊し屋・葛原修司の猛攻が、身を固くした華奢な少女を襲う。
 黒いミサイルの前蹴りが、くびれた腹を射抜く。
 ふたつに折れ曲がるエリの白い身体。唾液が霧となって飛び散る。突き出された無防備な顎に、ボクシング部員を一撃でノックアウトしたアッパーカットが吸いこまれる。
 グシャリ・・・
 何かが潰れる音を残して、エリの細い体は5mを宙に舞い、洋食店が出した青いポリバケツのマットに墜落する。
 破壊音と生ゴミが、散りばら撒かれるハーモニー。

 「エ・・・エリィッッ!!」

 「おっとォ、小鳥ちゃんの相手は、ちりだよォ〜」

 姉に駆けつけようとする妹を阻む、「闇豹」。
 その素早い移動と、単純な恐怖が、幼いユリを強張らせる。
 五本の爪が、透明感ある童顔に発射される。
 身を捻ってよけるユリ。長年の修行で養った力が、身を助ける。よけると同時に、白鳥の左手は、女豹の右手首を捕まえていた。

 「ハッッ!!」

 気合い一閃。
 グラサンをかけたままのコギャルが、宙を旋回して激しく地面に叩きつけられる。コンクリートと激突した細身が、耐えられるとは思えぬ勢いで。

 ズブリ・・・・・

14ファントムガール(2) :05/05/21 11:17 ID:dQouR0g6
「きゃあああッッ?!!」

 甲高い悲鳴をあげ、熱線の痛みに仰け反ったのは、西条ユリの方だった。白いカモシカの太股に、五本の青い棘が埋まっている。寒気のする笑顔で、悠然と立ちあがったちゆりが爪を引きぬくと、かつてない辛さに恥も外聞もなく地面を転がり回る。

 「あはははははは! やっぱ、小鳥ちゃんは甘いねぇ! どうしても手加減しちゃうみたいね。・・・けど、意外とあんたがファントムガールじゃないかって、ちりは睨んでるんだけどなぁ〜〜」

 ガラガラとゴミの山から立ちあがってきたのは、姉のエリの方だった。
 マシュマロの唇の端からは、朱色の糸が引いている。濡れ光る唇には、まだ子供っぽさが残るだけに、悲哀が濃く漂う。
 鼻先には、黒い塔が、獲物が起きるのを待っていた。幅の狭い肩が、小刻みに上下している。笑っているのだ。

 「キヒィッ・・・キヒヒヒヒヒッッ・・・なぜ立ってこれたか、わかるか?」

 葛原の問いには答えず、エリは自然体の構えを取る。一撃のダメージはあるが、程よい渇となって、普段の自分を取り戻すことに成功していた。

 「楽しむためだよ・・・お前の肉を断ち、骨を折り、苦痛の海に沈めて、あられもない悲鳴を聞くために、わざと仕留めなかったのだ」

 壊し屋の構えは、ムエタイ戦士のそれに近い。
 女のコにしては背が高いとはいえ、30cm以上の身長差がエリにのしかかってくる。むせぶような死臭が、壁となって踏みこみにくくさせている。
 『想気流柔術』は組み技が主体のため、打撃系の相手には待つのが基本だ。当て身を見切り、関節に捕える。エリはプロボクサー世界王者のジャブでも、捕える自信があった。つまりそれは、世界一早いパンチを見切れるのと同意。
 壊し屋のスピードか、武道家の見切りか。
 ビリビリと痺れるような緊迫感が、濃厚な空間を巨人と少女の間に出現させる。

 バチンッッッ・・・

 乾いた炸裂音がコンクリートのリングに響き、血霞みを吐いたエリの白い喉が晒される。
 “あッ・・・・・・?”
 白桃の頬がみるみる腫れあがる。黒いストレートが突き刺さったとわかったのは、追撃を食らった時だった。
 がら空きの右脇腹に、ミドルキック。空き缶がトラックに轢かれる音がして、横にくの字になって吹き飛ぶエリを、すぐに逆のミドルが襲撃し、細いあばらぼねを粉々に砕く。
 ベキベキベキィッッ・・・・
 崩れ落ちるエリに、安息は訪れない。大陸間弾道ミサイルとなった黒い拳が、小さな顎を潰す。2度のアッパーに耐え得るほど、少女の骨は丈夫ではない。折れた顎骨が吹き上げる血潮が、一直線に天に伸びる。

 宙に舞うエリは、もはや格好の的でしかない。
 右ボディが刺さる。ローが足を折る。パンチがあどけない顔を潰す。止むことのない打撃が、未完成な身体を暴風雨に巻き込む。
 これが人間の壊れる音なのか。耳を覆いたくなる、肉と骨がミンチにされる曲が、エリという楽器から流れる。白い肌は血と痣に覆われ、片方のゴムが千切れて、束ねた髪がザンバラに垂れる。

 「あがアッ!・・・ぐぶッ!・・・ゴボオッ!・・・げぶうッ・・・がはッ・・・あぐうッ・・・アアッッ・・・がふッがぶぶぶぶッッッ!!」

 アニメ声と揶揄される高音ボイスが、激痛にむせんで嗄れ声となる。数分前まで白百合のように可憐だった姿は、無惨な肉片に変わりつつあった。

 “み・・・・見え・・・・・・・ない・・・・・・・・か、らだ・・・・が・・・・・・壊れて・・・・・い・・・・・く・・・・・・・”


to be continue

15名無しさん@お腹いっぱい。 :05/05/21 11:27 ID:???
sage

16ファントムガール(3) :05/05/21 12:34 ID:dQouR0g6
MFを承認してくれ!!!!



>>>>>>>「エリッッッ! エリいいいィィッッ―――ッッ!!!」

 泥で茶色に汚れたパーカー姿が、激痛を忘れて立ち上がる。しかし、嘲り笑う女豹が、絶叫する妹に襲いかかる。
 右、左。
 愛くるしい顔を切り裂こうと、猛獣の爪が空を切る。最小限の動作で捌くユリ。しかし、下からの攻撃が狙ったのは、顔面ではなかった。
 チェックのミニがめくられ、純白のパンティが露になる。
 予想だにせぬ攻撃目標に、捌きの達人のスカートは、ものの見事にまくられた。「キャッ?!」という少女らしい叫びをあげ、電光石火でスカートを抑えるユリ。

 「あんたってさあ〜〜、ホントに闘いに向いてないよねぇ〜〜」

 女豹の口調には、嘲りよりも呆れの翳が濃い。その十本の爪は、発展途上の膨らみを、揉み包むように突き刺さっていた。じっとりとした紅色が、白のパーカーに沁みを作っていく。

 「あ・・・・・・あ・・・・・・・」

 「パンツ見られたぐらいで慌てんならさあ、もう、ブドウなんてやめちゃえよ。ちり、なんだか、イライラしてきたなア〜」

 鋭い爪が、縦横無尽にユリの身体を切り裂く。
 お気に入りのパーカーが、布切れとなって乱れ飛ぶ。象牙の肌が、「闇豹」の苛立ちを反映して、ヤスリで砥がれたように切り傷で覆われる。鮮血がユリの前面を朱に染めていく。
 見た目無惨なユリだが、実際のダメージは姉とは比較にならない。ちゆりはわざと、浅く切り刻んでいたのだ。血こそ出るが、表面上の傷でしかない。服を切られることで露出を増す、精神的なショックが、ユリを揺さぶっているに過ぎないのだ。

 「キャアアアッッ―――ッッ!! もうやめてぇぇぇッッッ!!」

 泣き叫ぶ声は闘士のものではない。レイプにあった、女子高生の声だ。
 ちゆりの平手が頬を打つと、弾けるようによろけ倒れる。
 赤く染まった胸を、高いヒールで踏みつけると、降参したようにポロポロと涙が丸い瞳から零れ落ちた。

 「弱いなぁ・・・弱すぎだね・・・おかげでどっちがファントムガールか、確信したよ」

 仮にも『エデン』の宿り主なら、こんなに脆い精神のわけがない。
 『エデン』は寄生者の思想を助長する働きがある。レイプ願望の持ち主なら、確実にレイプ魔に変えてしまうだろう。ファントムガールになるほどの正義感の持ち主なら、それ相応の強い精神力をもたらさないわけがない。
 だが、この西条ユリは・・・弱すぎる。技術ではなく、精神がだ。
 一方、姉のエリは、殴打の嵐に壊れかけているというのに、その瞳には強い光が消えていない。うりふたつの見た目からは想像できないほど、精神力の差があるのだ。

 殴られ続けるエリの両手が消える。
 凄まじい速さで動いた両手は、ついに壊し屋の左手首を捕らえたのだ。
 葛原の尋常ならざる速度の打撃は、エリには見ることさえできなかった。しかし、その打撃のリズムを、百発以上の殴打を刻まれた身体が覚えたのだ。
 壊し屋の異常な破壊欲が、逆転の一手を少女に授ける。
 一撃で、この黒い巨人を沈めることは・・・可能だ。
 命綱の手首を、一気にねじ上げる!

17名無しさん@お腹いっぱい。 :05/05/21 12:58 ID:???
もうやめてと言いたいのはこっちだよ。

18名無しさん@お腹いっぱい。 :05/05/21 13:31 ID:???
見苦し杉

19名無しさん@お腹いっぱい。 :05/05/22 12:22 ID:TW3kzNZI
>>17
ワロタ

20ファントムガール(4) :05/05/22 12:53 ID:???
>>19 これは私ではないが...

管理者別にあると思ったな.....
管理者でもないのにああしろこうしろと言うな.
私はここに引き続き小説を書く. 嫌いならば来るな.

そしてここ来る方々私がずっと外国で住んだから日本語書くのが下手です.. 了解してください.
-------------------------------------------------------------------
 「??!ッッッ」

 極まったはずの関節技が、極まらない!?
 ズルリとぬめる感覚がするや、手首のポイントがずれる。
 確実に手首を捕えているのに、拳の先が伸びる! 二本指の貫き手が、くっきりとした二重瞼を抉り刺す。

 「ぐわああッッ――ッッッ!! うわああああッッ―――ッッッ!!!」

 命綱を手放したエリが、右目を押さえて絶叫する。赤い涙が頬を伝う。両膝立ちになって天を仰ぐ少女武道家は、まるでトドメを刺してくれるよう、懇願しているようだった。
 壊し屋の右の貫き手が、防御できない少女の鳩尾に埋まる。

 「ごぶうううッッッ?!!」

 ドロリとした血塊が薄ピンクの唇を割る。そのまま貫き手は、折れた肋骨に、握った内臓を叩きつける。

 「ごぼおおおおおッッッッ―――――ッッッ!!!!!」

 純真な少女の口腔から、溶岩のように大量の血塊が吐き出される。ビチャビチャと派手な音をたて、潰れたトマトのような物体が、コンクリの大地に落ちる。

 「エリいいィィッッッ!! エリいィィッッッ―――ッッッ!! 目を覚ましてッ! お姉ちゃんッッ――ッッッ!!」

 神崎ちゆりの足元で、ユリが姉の惨状に泣き叫ぶ。その声も届かず、胡桃に似たエリの瞳は、白目を剥いたままだった。

 「キヒヒヒヒヒ! キヒヒヒヒヒ! さて、そろそろトドメをさしてやるか」

 誰の目にも明らかな敗北者に、恐怖の宣告が下される。
 妹の懇願も無視し、もはや腕に垂れ下がるだけの、西条エリの儚げな身体に、黒い巨人が絡みつく。コブラツイスト。だが、細く長く、柔軟な壊し屋は、通常よりもさらに一回転多く、エリに螺旋状に絡みついたのだ。

 「よく見とけ。オレの『スネークツイスト』の恐怖をな」

 葛原の螺旋に絡んだ長身が、ねじったゴムが戻る勢いで、一息に元に戻る!
 普通、コブラツイストという技は、相手の脇腹を捻って痛めつける技だ。だが、それより一回転、余分に捻られるということはつまり・・・脇腹を、丸々一回転捻り上げられるということ!!

 ブチブチブチブチブチイイイィィィッッッ!!!

 肉と骨の断ち切られる、壮絶な絶叫ッッ!!

 「お姉ちゃんッッッ!!! お姉ちゃ―――ッッんんんッッッ!!!」


21名無しさん@お腹いっぱい。 :05/05/22 14:53 ID:???
ttp://myhome.naver.net/thereal3/1.jpg
ttp://myhome.naver.net/thereal3/2.jpg
ttp://myhome.naver.net/thereal3/3.jpg
ttp://myhome.naver.net/thereal3/4.jpg
ttp://myhome.naver.net/thereal3/5.jpg
ttp://myhome.naver.net/thereal3/6.jpg


このような種類の女性がボコボコされる小説,アニメ,マンガを十分に見られたらと思う所望があります.

22名無しさん@お腹いっぱい。 :05/05/22 15:05 ID:???
sage

23名無しさん@お腹いっぱい。 :05/05/22 15:17 ID:???
revive

24名無しさん@お腹いっぱい。 :05/05/22 15:22 ID:???
>>22

お前が死にたがるね.

25名無しさん@お腹いっぱい。 :05/05/22 15:40 ID:???
>>22

GET OUT OF HERE!!!!!!!!!!!
FUCKING BITCH!!!!!!!!

26名無しさん@お腹いっぱい。 :05/05/22 16:08 ID:???
一応 ' ファントムガール'終われば自作小説はゆっくり書きます.
待ってください~~~



27名無しさん@お腹いっぱい。 :05/05/22 16:35 ID:wkvtnlzU
スレの趣旨自体はいいのでこのまま続けて下さい。

28名無しさん@お腹いっぱい。 :05/05/22 16:59 ID:???
>>27

ありがとうございます.

>>22 のように他人の妨害やおくやつらのためストレス受けたが 27さんおかげさまで力が出ますね.

ずっと応援してください

29名無しさん@お腹いっぱい。 :05/05/22 19:16 ID:???
最初釣りかと思ったけど、ここまで必死だとマジっぽいから、
こっちからもマジレスで、こいつ何なの?

>ヒロインの処分はあなたの妄想が決める!!!
とか、ふざけるなと思った
自分の欲求を満たすためだけにスレを立てて、
他人にSSをクレクレしたいだけだろ。
こんなスレがまかり通っていいはずがない

>個人的に他の方式でリョナ遭っていることは全然モエしないから......
文の意味がわかりずらいのはおいといて、なんでおまえの趣向に合わせたSSを書かにゃならんのかと

しかも、よそからパクってきたSSを晒したりして意味わかんないし

30名無しさん@お腹いっぱい。 :05/05/22 19:17 ID:???
>>21って見れないんだけど…

31名無しさん@お腹いっぱい。 :05/05/22 20:25 ID:???
俺も人狼にベアハッグされたまま首筋に噛み付かれる女子中学生の小説スレたてていい?

32名無しさん@お腹いっぱい。 :05/05/22 20:42 ID:???
>>30

もう見えますか???

ttp://albumfile.paran.com/IMAGE_332643/PHOTO/200505/1116761094_1.jpg
ttp://albumfile.paran.com/IMAGE_332643/PHOTO/200505/1116761094_2.jpg
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>>29

私が他人の SS借りたのがそのように不満なのか? 分かった. これから自作SSを書く. 完成した後に記載するつもりだったが...
そして嫌いならばオジマルだと言った.
お前もうここへ来ないでね.
私ももうお前に返事しないはずだ.


33新しい SS :05/05/22 20:50 ID:???
今度SSの主人公は痛快GANGAN行進曲のキサラと ジョです.

ジョのキャラクター設定はゲームとはたくさん差があります.

そしてもう一度申し上げるが私が日本語書くことに下手だから了解してください(^_^)

34キサラVSジョ(prologue) :05/05/22 21:35 ID:???
私立 G高等学校には男子学生たちの同慶と恐怖を一身に受ける女学生がいる.
彼女の名前はキサラ.
アイドルと比べても立ち後れない位可愛い外貌と勉強は勿論, 運動も万能. 聞こえるうわさによれば家も財閥級.
こんな彼女が男子学生たちの同慶を一身に受けるのは当然之事.
幼いごろから煮った唐手と天性の運動実力で彼女はけんかさえ最強だ.
しかし, こんな完璧な彼女にもただ一つ上手ではない事があったが.........
それはまさに'男に優しく対すること'
自分の気に入らない男には拳から先に進む彼女.
こんな彼女を G高等学校男子学生たちは皆憧れながらも恐ろしがった.
しかしこんな彼女にも ジョと付き合いながら変化が生ずる.
火のような性格の彼女に比べて沈着ながらも優しい彼にキサラは落ちこむようになるが..........
乾いた体躯に女と言っても信じるほどきれいな顔を持ったジョ.
けんかとは一度もして見た事がないことようにか弱く見える彼を見てキサラは思う.
'この男は私が守るつもりの...........'
しかし, こんな幸せな気持ちも少しの間........
同級生たちからジョが一日にも数十人ずつ女に会って通うという話を聞くようになるが........
到底信じられないキサラはジョを学校裏手で静かに呼び出す.


35 キサラVSジョ(1) :05/05/22 22:27 ID:???
キサラ : "ジョ, 君が私密かに他の女達に会って通うという話を聞いたの. 私はもちろん全然信じないが, デマだろう? そうだと言ってくれ ジョ."

質問するキサラの目に涙がくすぶる.
ジョを誰よりも愛するキサラにはこんな質問を問うというの自体がつらい事だ.

ジョ : "当たり前なの俺がこっそりと他の女に会って通うとは....... ありえない事だ. キサラ"

荒てる気配もなしに言い切るジョ.
予想できなかった反応に驚いたがたちところにあまりにも嬉しい顔でキサラはジョに抱かれる.

キサラ : "やはりそうだ. ジョ!!! 他の子供達がいくらジョを悪く言っても私は全然信じなかったの. ジョが私以外の他の女を他の女に会って通うとは...
私もありえない事だと思ったの."

しばらく変だという表情を作るジョ.
つながるジョの言葉はいっそうもっとキサラを驚くようにする.

ジョ : "いや.... キサラ何か勘違いしているようだが...... 俺は絶対密かに会うとかする卑怯な仕業はしない.
俺はいつも堂堂と多くの女達に会って通う"

あまりにも図図しい言葉をあまりにも堂々にさせるジョの行動にキサラは言うことを失う.

キサラ : "ハ.......アハハハ..... ジョ, 冗談言うな. 私は今真剣に問っているの."

ジョ : "キサラ, 男が色々女に会って通うのが何が悪いということよ? 男は女とは違う.
もちろん女が男に会って通うのは許してもらえない行為だ.
しかし男は一女だけ見て暮すことはできないの.
俺もキサラ君が好きだが君一人で満足することはできない.
君は俺を愛すると言いながらそんなの一つ理解することができないの?

キサラ : "な...... 何と?????? 私の前でよくもそんな話を!!!!!!!!!"

ジョの口に出たとは考えもしたくない言葉に怒りで全身をぶるぶる震えるキサラ.
しばらく恐ろしくジョを睨んだらいつもの習慣どおり手の平を飛ばす.
目に見えない位早い稲妻みたいな速度でジョに飛ぶキサラの怒り................

しかししばらく後...............

キサラ : "あ.... 痛い!!! い...... 今すぐこの手放すことができなくて????? 痛い!!!!!! 痛いんだから!!!!!!"

ジョの細い手から出たとは信じられない位強い力がキサラの手首を襲う.

ジョ : "暴力はいつどこでも許してもらえない行為だ. キサラ....君がこんなにむやみに暴力を使う女だったなんて.......
君にがっかりした. キサラ."

ジョがキサラの手首を取った手を力強く押しのける.
後に倒れるキサラ.
-------------------------------------------------------
以後優しい ジョだったと考えられない位徹底的に キサラはボコボコになります.

To be continue....

36名無しさん@お腹いっぱい。 :05/05/22 22:28 ID:???
nanikore?

37名無しさん@お腹いっぱい。 :05/05/22 23:51 ID:???
なんつうか、日本語が下手ってレベルじゃないな、コレ。
翻訳エンジン通してるんじゃないの?

38名無しさん@お腹いっぱい。 :05/05/23 00:42 ID:mdopJr4I
ジョ?
ジョーじゃないの?

39名無しさん@お腹いっぱい。 :05/05/23 00:44 ID:???
>>37

うん......... そうです.. 翻訳エンジンです.
しかし日本語もとても分からなくはないです....
もし文内容がとても分からないですか????? それなら書き物をするのを中止するが.
意味が分かりやすく何回も校正するから内容を把握するのに大きい差し支えはないと思います.
一応キサラVSジョは最後まで書きます.
書いておいたの途中に中止すれば惜しいから....
翻訳エンジン使うのが誇る事ではいやなので言わなかったが
もちろん嘘もしなかったです.
(日本語書くのが下手でずっと外国に住んだのは事実だから. 日本人だと言ったこともなくて...)

40名無しさん@お腹いっぱい。 :05/05/23 02:47 ID:???
リョナが国境を越えただけじゃねぇか
うpしてもらってるだけの立場の奴が文句いうなよ

俺は>>39を応援する
そしてGJ!!

41名無しさん@お腹いっぱい。 :05/05/23 06:23 ID:???
>>1
些細な挑発や叩きなどのレスはいちいち反応せずに無視した方がいいですよ。

42名無しさん@お腹いっぱい。 :05/05/23 08:42 ID:???
あぁなるほど、日本人じゃないのね。
「ずっと外国に住んでいた」って言われると普通、
日本人がなんらかの事情で海外に移住していたって風に解釈しちゃうもんな。

>>1氏がどこの国の人か存じぬが、
貴方の国でもこういった性癖って一般的に認知されてるもんなんですかね。(日本でも一般的に認知されているって程でもないだろうがw)
洋物サイトでは腹攻撃系や急所攻撃系のサイトは散見されるけど、
ここで語られているのはそういうのともちょっと趣が違うと思うんですが。


43キサラVSジョ(2) :05/05/23 12:40 ID:???
信じられないという表情でキサラはジョを眺める
しかし驚きも少しの間, 生まれてただ一度も男にこんな屈辱を受けたことがなかったキサラは怒りに身を震わせる.

キサラ : "ゆ.........ゆるさない ジョ, 私は君を信じていたが...... 私にこんなことをするなんて.
徹底的に叩いた後二度となんぱできなくするつもりの."

ジョの頭に向けてハイキックを発するキサラ. 彼女はこの前の暴悪だった彼女に帰っていた.
普段のジョに対する感情はもう消えた後だったし, ジョに向けた怒り, そしてジョをすっかり自分の物で作るという
執着がキサラの攻撃を普段の倍以上鋭くする.
常人は見られない位早い一撃.
しかし..... ジョは常人ではなかった.

ジョ : "暴力は悪いと言ったのに.......... やめるほうが良い. キサラ"

余裕のあるように言いながらキサラの攻撃を紙一枚差で避ける.
相次いで続くキサラの怒涛のような攻撃. しかしそれやっぱりジョは余裕のあるようにノーガード姿勢に避ける.
そして飛んで来るキサラの攻撃を受けて後に流すジョ.キサラ優雅な曲線を描きながらもう一度前を向けて倒れる

ジョ : "仕方ないね.....暴力はあまり好きではないが.... 俺はずっと攻撃を受けてからもじっといるほど好人ではないよ.
そしてあらかじめ言っておくのに俺の辞書に'適当に'と単語はない. やめたければ今が最後のチャンスだ.

もう実力の差は如実に証明されたがキサラの怒りは彼女の判断力を濁ごすようにした.
問答舞踊でジョに政権を飛ばすキサラ.
'シュ―ッ'
風を切る音が聞こえる.
しかし...........
うなりを流したのはジョではないキサラだった.

キサラ : "あ..........っ.........ああ........げふっ..."

何の事が起こったのか悟る前にキサラは苦しい表情でお腹を押しながら咳をする.
たとえキサラを攻撃したりしたが元々ジョは暴力を嫌やがる優しい人だ.
そんな ジョが キサラを心より攻撃するわけない.ジョがまともにキサラのお腹を攻撃したらキサラはもう気を失ったはず..............
しかしキサラが船を押して苦しがる表情, 聞きよい彼女の微かなうなり, 口で糸のように流れ出る真白なよだれ,
生まれて初めて殴って見た女性の柔らかい腹部の感触がジョの気持ちを変にさせる.

ジョ : (何なの???? この気持ちは????? 変に興奮になる. こういう気持ちは女とセックスをした時も全然感じて見た事がなかったが........)

自分の拳を見ながらますます表情が上気するジョ.
しかしキサラにこういうジョは自分を嘲弄することように感じられる.

キサラ : "何だ...... その表情は??????? 今私を冷やかすか?"

44名無しさん@お腹いっぱい。 :05/05/23 12:50 ID:???
>>40-42

みんな本当にありがとうございます!!!!!!!!!!!
それでもこのスレをずっと応援する方々がいらっしゃいましたよね.
' 'を途中にやめるかも思ったが皆さんお陰に続きます.
もう小説執筆は完了した状況だが翻訳にもっと多い時間がかかりますね (T.T);;

そしてもちろん我が国に 'リョナ'という概念は全くないです.
そのようなもの存在したら言葉もよく通じない日本で小説を連載するアンゲッジョ;;;


45キサラVSジョ(3) :05/05/23 14:50 ID:???
再び ジョに向けて攻撃を始めるキサラ.
しかし完全な状態でもジョを一発も殴ることができなかった彼女がダメージを口は状態でジョの相手になるわけなかった.
自分の拳を我を忘れて眺めて奇襲攻撃を受けたジョは反射的にキサラを攻撃する.
キサラの顔面を向けて無意識的に蹴ることを入れるジョ.
今度攻撃は無意識の内に行われたことだったから力調節をするひまもなかった.

キサラ : "キャア~~~~~~~~ッ"

破れそうな悲鳴を上げて 10M 以上後に飛ぶキサラ.
'カアン'
壁と衝突してから彼女の身は辛うじて停止する.
顔と背から来る衝撃に苦しがるキサラ

キサラ : "あ...............あうっ.............げふっ.......げふっ............."

彼女の小さくて可愛い口で血が流れ出始めた.
口の内に流れる血の味に苦痛と怒りを感じてすすり泣くキサラ.

キサラ : "しくしく............私の..........私の顔に.......よくもこんな仕業を........ もう絶対に許すことができない.
ジョ...... 君を必ず..............必ず伏せて泣きながら泣いて頼むようにするつもりの."

ジョを凄い目付きでにらみながらゆっくり立ち上がるキサラ.
しかしジョのキックを当たった彼女にはもうまともに立っているほどの気力もなかった.
足がぶるぶる震いして呼吸はますます激烈になる.
ジョの姿はもう視野で薄暗くなってまともに確認することさえなかった.
壁を抑制して息苦しい息を吐き出して辛うじて立っているのがたかが.
こんなキサラの姿を見たら, ジョのほとばしる黒い欲望も少しの間でも薄くなった.
キサラが心配になって彼女に近付くジョ.

キサラ : "はあ............はあっ.........ふう..........うぅぅぅ"

ジョ : "キサラ, 大丈夫かい????? だから俺が言わなかったかい? 俺の辞書に適当にと単語はないと.さあ, 俺が脇を抱えて助けてあげる."

キサラに手を突き出すジョ. しかしその時, キサラの膝蹴ることがジョの股に向けて飛んで来る.

ジョ : "............................................"

膝をわいて苦しがるジョ. うなりさえ出ない痛みがジョを襲う.

キサラ : "はあ............ なんてざまだね. わずかその位で私の怒りが解けることみたい??"

残酷な顔で笑ってジョを見下ろすキサラ.
キサラはのめているジョを続いて踏む.
一抹の自卑心もなくて..........
怒りに身を任せて.........
以後に自分に何の事が起こるか想像もできないまま............

46名無しさん@お腹いっぱい。 :05/05/23 14:52 ID:rDa1BkAI
a

47名無しさん@お腹いっぱい。 :05/05/23 16:43 ID:???
>>30
上2つの漫画って何かわかる人いる?

48キサラVSジョ(4) :05/05/23 16:55 ID:???
元々ジョは優しい人だ. それに確かに多くの女に会ったがキサラもジョには大事な人だった.
キサラに股間を攻撃されたのは確かに頭に来る事だったがそれでキサラに怒りを感じなかった.
キサラがジョを続いて攻撃しても極限に鍛錬されたジョの身体に大きいダメージを与えることができない.
これもジョを腹立つようにするに値する理由ではなかった.
しかし続くキサラの攻撃が彼女に対する'心配になる心'を薄くした.
これがキサラには致命的な要素になる.
またジョの心に暗い欲望がほとばしる.
しかしこの時までもジョは自分にそんな欲望があるのか悟ることができない.

キサラ : "死んで!!!!!! 死んでしまって!!!!!!! お前みたいな奴は死んでしまって!!!!!!!!!!"

続くキサラの怒りの攻撃. まだ股間の激しい痛みが残っていたジョは続いて伏せたままリンチを受ける.
10発.... 20発........
どの位時間が経つと股間の痛みもしずまる.
股間の痛みが消えるとキサラの足を取って倒すジョ.

キサラ : "キャアッ!!!!!!!!!!!! な......... 何? そんなにたくさん踏んだが................"

荒てながら倒れているキサラの上をジョが乗りこんでマウントポジションになる.

キサラ : "な...... 何をする?????? 私は女の子なの....... 女の子に何をする仕業なの???"

しかしそんなキサラの言葉はもうジョの耳に入って来なかった.
問答舞踊で一手でキサラの両腕を押して彼女を見下ろすジョ.
両腕が頭の上で押されたからキサラの白くて滑っこい腹部がそのままジョに露出する.
残った片腕でキサラのか細い腹部を攻撃する.

キサラ : "あぅっ.......... かあぁっ .......ごほん.....ごほん"

キサラの口から出る透明な胃液................
続くジョの攻撃.............
'ドスン........ドスン........ドスン........'
ジョの拳に伝わるキサラの柔らかくて気持ち良い感触.
続くジョの攻撃にキサラは絶叫する.
すごい激痛に両足をじたばたしながら身悶えするがだめな事だった.
口から出る透明な液体はいつのまにか薄い赤色に変わっていた.
彼女の白くて柔らかいお腹には黒い斑點がますます増えていた.
ジョはキサラの口から出たピンク色液体を我を忘れたように眺める.

キサラ : "あぅぅっ......... ふっ........... ごふん... ごふん...."

ジョ : (美しい......... 本当に美しい色だ.................)

49キサラVSジョ(5) :05/05/23 17:57 ID:???
ジョが我を忘れてキサラの両手をを解くとキサラは待ったというようにお腹を引っつかむ.
苦痛で身を曲げるキサラ.
身を横で回したいがジョに覆わせた状態ではそれさえできなかった.

キサラ : "い............痛いよ.. ジョ. 痛いんだから.....しくしく....もう......やめ.....て...... 私が......私が悪かったの.. ゆる.....してくれ.."

キサラが傷傷しい表情で涙を流して辛うじて言葉を取り出す.
もう集中しなければ聞こえないほどに彼女の声は小くなっていた.
もちろんキサラの苦しい表情に我を忘れていたジョに彼女の微かな声が聞こえるわけなかった.
今度は続く顔面ポンチがキサラをいじめる.
'ぽかっと....ぽかっと....ぽかっと....'

キサラ : "あ.........あぁぁぁっ........ 痛い!!!!!!!! キャアアアァァァァァ."

死に物狂いで両腕で顔面を覆うキサラ.
しかし彼女の腕はジョの攻撃を阻むにはあまりにも細くてか弱かった.
彼女のか細い腕を突き通してジョの重い拳が入って来る.
ジョがキサラの顔面を攻撃する度に四方で飛ぶ血.
ジョの拳はもうキサラの血でじっとり濡れていた.
彼女の顔は徐徐に腫れ上がって, 目, 鼻, 口, 顔全体で血が流れ始める.
彼女の真白だった腕度もう半分ほどは黒い色になってしまった.
もう何時間の前の顔とはまったく他の形態がなってしまったキサラの顔.
しかしジョは格闘の達人だ.
どこが急所で, どの位の力でどこを攻撃すると致命傷を避けることができるのかは遺伝子レベルで身につけていた.
おかげさまでキサラは気を失うほど痛い苦痛を感じながらも意識は全然曇らなかった.
また, 適当な力で攻撃したから, 彼女の顔もみごとに適当に腫れていた.
彼女の顔面は何時間の前と比べて形態は変わっていたが相変らず可愛らしかった.

ジョ : "はあ..........はあ.............."

しかしそんなキサラよりむしろもっと激しく息を吐き出すジョ.
それは単純にキサラを殴るのが大変だったからだけではなかった.
生涯初めて味わう気持ち良い興奮のためだった.

キサラ : "あ...... ひ..........ひどいよ....... 女の子に ...... 顔だけは...... 是非.....顔だけは殴らないでくれ.............. おねがい.............."

キサラの傷傷しい叫びがジョの加虐心をもっとけしかける.

ジョ : (そう............ 俺の辞書に'適当に'という単語はない. それは今この瞬間にも同じ...........
今確かに暴力が悪いということをキサラに伝えなければならない.
適当にキサラを罰するようになればむしろ逆效果だけ起きる. キサラが俺の大事な人だから..........
そう!!!!!!!!!!!!! 俺はキサラをはっきりとボコボコ作らなければならない!!!!!!
これはキサラのための事なの!!!!!!!)

変な論理で自分の欲望を否定するジョ.

ジョ : "キサラ!!!!!! 私の辞書に '適当に'という単語はない!!!!!!!!!!. 過ちをしたら確かに罰を受けなければならない!!!!!!!!!!!!!".

50名無しさん@お腹いっぱい。 :05/05/23 18:02 ID:???
今日はここまで書きます.

もし SS 読んだ方々 感想みたいなのを書いてください.....

そして内容把握しにくいんですか??? 内容伝達にならなければ困るが..............

読む方々誰もいないのにひとり書いているか心配です.

51名無しさん@お腹いっぱい。 :05/05/24 21:17 ID:???
安心しろ、俺は読んだぜ

52名無しさん@お腹いっぱい。 :05/05/24 23:23 ID:???
おまいら優しいな

53名無しさん@お腹いっぱい。 :05/05/25 14:11 ID:Zhj3J8EU
dsf

54名無しさん@お腹いっぱい。 :05/05/25 22:21 ID:???
読んでます。続き期待してます。

55kaz :05/05/26 00:08 ID:???
>>51, 54

それでも読んでくださるお方がいらっしゃって幸いです ;;

まだ反以上残ったが保存しておいたテキストファイルが飛んでしまって

時間がかかるようです.

少しだけ待ってください.(^0^)

次の番はいっぺんに全部少ないです.

そしてここ来る方々に有難みの表示で良いヤフーグループするかお知らせいたします.

ttp://groups.yahoo.com/group/docevilssuperheroinesketchpad/

ヤフーグループです. 英語で出来ていてヤフー加入をしなければならないが, そんなに難しくはないです.

スーパーヒロインが大ピンチ, みごとにボコボコドなります.

良い絵がたくさんあるから加入すれば絶対後悔しないつもりです.

ただこの前にはフルサイズで見られたがこのごろには急にフルサイズにならないですね.. ヤフーグループ自体の問題のようです.


56蛮尼腐 :05/05/26 19:54 ID:???
ここに書き込むのは初めてだな。

>>55
GJ。これからの展開に期待してるぞ。

57KAZ :05/05/26 20:41 ID:???
starvirginサイトを編集しました.

ttp://uploaders.ddo.jp/upload/5mb/src/up0063.rar.html

58名無しさん@お腹いっぱい。 :05/05/26 20:45 ID:XecRhM0E
a

59名無しさん@お腹いっぱい。 :05/05/26 22:00 ID:???
>>55
kaz氏、どこの人?

it looks "ryona" isnt a peculiar culture only seen in Japanese web sites..


60名無しさん@お腹いっぱい。 :05/05/26 23:23 ID:???
>>59
( ´,_ゝ`)プッ

61名無しさん@お腹いっぱい。 :05/05/28 11:31 ID:???
>>59
地球人です.(^0^)
'リョナ'前に国境は無意味です.

62キサラVSジョー(1) :05/05/28 17:53 ID:???
1-5まで少し修正しました.

----------------------------------------------------------------------------------------

キサラ : ジョ―, あなたがこっそりと他の女達に会うという話を聞いたの. あたしはもちろん全然信じないのに, デマでしょ? そうだと言ってくれ. ジョ―.

質問するキサラの目に涙がくすぶる.
ジョ―を誰よりも愛するキサラにはこんな質問を問うというの自体がつらい事だ.

ジョ― : 当然だ.俺がこっそりと他の女に会うなんて.............. ありえない事だ. キサラ

荒てる気配もなしに言い切るジョ―.
予想できなかった反応に驚くが, しばらくしてあまりにも嬉しい顔でキサラはジョ―に抱かれる.

キサラ : やはりそうだね. ジョ―!!! 他の子達がいくらジョ―を悪く言っても, あたしは全然信じなかったの. ジョ―があたし以外の他の女に会うなんて..........
あたしもありえない事だと思ったの.

しばらく疑訝な表情をするジョ―.
つながるジョ―の言葉はもっとキサラを驚かす.

ジョ― : 違う.... キサラ. 何か勘違いしているようだが...... 俺は絶対に密かに会う卑怯な仕業はしない.
俺はいつも堂堂と多くの女達に会う.

あまりにも図図しい言葉をあまりにも堂堂と言うジョ―の行動にキサラは言うことを失う.

キサラ : ハ.......アハハハ..... ジョ―, 冗談ないで. あたしは今真剣に問っているの.

ジョ― : キサラ, 男が色々女に会うのが何が悪いか? 男は女とは違う.
もちろん女が多くの男に会うことは許してもらえない行為だ.
しかし男は一女だけ会いながら 生きることができない.
俺もキサラ, 君が好きだが 君一人では満足することができない.
君は俺を愛すると言いながら そんなこと一つ理解することができないか?

キサラ : な...... 何と?????? あたしの前でよくもそんな話を!!!!!!!!!

ジョ―の口から出たと思いたくない言葉に 怒りで全身をぶるぶる震わせるキサラ.
しばらく恐ろしくジョ―をにらんだ後, いつもの習慣どおり手の平を飛ばす.
目に見えない稲妻のように早い速度でジョ―に飛ぶキサラの怒り................
しかししばらくして................

キサラ : あ.... 痛いぃぃ!!! 直ちにこの手放して!!!!!! 痛いよ!!!!!! 痛いんだから!!!!!!

ジョ―の細い手から出たと信じられない強い力がキサラの手首を襲う.

ジョ― : 暴力はいつ,どこでも許してもらえない行為だ. キサラ....君がこんなに暴力をむやみに使う女だったなんて.......
君にはがっかりした. キサラ."

ジョ―がキサラの手首を力強く押しのける.
後に倒れるキサラ.

63 キサラVSジョー(2) :05/05/28 17:54 ID:???
信じられない表情でキサラはジョを眺める.
しかし驚きも少しの間, 生まれてただ一度も男にこんな屈辱を受けた事がなかったキサラは怒りに身を震わせる.

キサラ : ゆ.........ゆるさない ジョ―, あたしはあなたを信じたのに...... あたしにこんなことをするなんて.
二度とそんな仕業できないように あなたを完膚無きまで打ちのめすつもりの.
あなたをすっかりあたしの男に作るつもりの!!!!!"

ジョ―の頭に向けてハイキックを発するキサラ. キサラはこの前の暴悪だった彼女に帰っていた.
普段のジョ―に対する感情はもう消えた後だったし, ジョ―に向けた怒り,
そしてジョ―をすっかり自分の物で作るという執着がキサラの攻撃を普段の倍以上鋭くする.
常人には見えない早い一撃.
しかし..... ジョ―は常人ではなかった.

ジョ― : 暴力は悪いと言った........... やめるほうが君にためになる. キサラ

余裕のあるように言いながらキサラの攻撃を紙一枚差で避ける.
相次いで続くキサラの怒涛のような攻撃. しかしそれさえジョ―は余裕のあるようにノーガード姿勢に避ける.
そして飛んで来るキサラの攻撃を受けて後に流すジョ―.キサラは優雅な曲線を描きながらもう一度前を向けて倒れる.

ジョ― : 仕方ないね.....暴力はあまり好きではないが.... 俺はずっと攻撃あっても,じっといる好人ではない.

そして前もって言っておくが, 俺の辞書に'適当に'という単語はない. やめたければ今が最後のチャンスだ.

もう実力の差は如実に証明されたが, キサラの怒りは彼女の判断力を濁ごすようにした.
問答舞踊でジョ―に政権を飛ばすキサラ.
'シュ―ッ'
風を切る音が聞こえる.
しかし...........
うなりを流したのはジョ―ではないキサラだった.

キサラ : "あぁぁぁ........っ.........ああ........げふっ..."

何の事が起こったのか悟る前に,キサラは苦しい表情でお腹を押しながら咳をする.
たとえキサラを攻撃したが,元々ジョ―は暴力を嫌やがる優しい人だ.
そんな ジョ―がキサラを心より攻撃するわけない.ジョ―がまともにキサラのお腹を攻撃したらキサラはもう気を失ったはず..............
しかしキサラがお腹を押して苦しがる表情, 聞きよい彼女の微かなうなり, 口で糸のように流れ出る真っ白なよだれ,
生まれて初めて殴った女性の柔らかい腹部の感触がジョ―の気持ちを変にさせる.

ジョ― : (何なの???? この気持ちは????? 変に興奮になる. こういう気持ちは女とセックスをした時も全然感じた事がなかったが.........)

自分の拳を見ながらますます表情が上気するジョ―.
しかしキサラにこういうジョ―は自分を嘲弄することように感じられる.

キサラ : "何だ...... その表情は??????? 今あたしを冷やかすの?"

64キサラVSジョー(3) :05/05/28 17:54 ID:???
再び ジョ―を攻撃するキサラ.
しかし完全な状態でもジョ―を一発も殴ることができなかった彼女は
ダメージを被った状態でジョ―の相手にもならなかった.
自分の拳を我を忘れて眺める中, 奇襲攻撃を受けたジョ―は反射的にキサラを攻撃する.
キサラの顔面を向けて無意識的に蹴ることを入れるジョ―.
今度攻撃は無意識の中に行われたから力調節をする暇もなかった.

キサラ : キャア~~~~~~~~ッ

破れそうな悲鳴を上げて 10M 以上後に飛ぶキサラ.
'カアン'
壁と衝突してから彼女の身は辛うじて停止する.
顔と背から来る衝撃に苦しがるキサラ.

キサラ : あぁぁぁ...............あうぅっ.............げふっ.......げふっ.............

彼女の小さくて愛らしい口で血が流れ出る.
口の中に流れる血の味に苦痛と怒りを感じてすすり泣くキサラ.

キサラ : ふうっ............あたしの..........あたしの顔に.......よくもこんな仕業を........ もう絶対にあなたを許せない.
ジョ―...... あなたを必ず..............必ず伏せて謝るようにするつもりの.

ジョ―を凄い目つきでにらみながら, ゆっくり立ち上がるキサラ.
しかしジョ―のキックを打たれた彼女にはもうまともに立っているほどの気力もなかった.
足はぶるぶる搖れて, 呼吸はますます喘ぐようになる.
ジョ―の姿はもう視野で薄暗くなってまともに確認することさえ大変だった.
壁を抑制して荒い息を吐き出して辛うじて立っているのがたかが.
こんなキサラの姿を見たら, ジョ―のほとばしる黒い欲望も少し薄くなった.
キサラが心配になって彼女に近付くジョ―.

キサラ : はあ............はあっ.........ふう..........うぅぅぅ

ジョ― : キサラ, 大丈夫かい????? だから俺が言わなかったか? 俺の辞書に'適当に'という単語はないと.さあ, 俺が手伝ってくれる.

キサラに手を突き出すジョ. しかしその時, キサラの膝蹴ることがジョ―の股間に向けて飛んで来る.

ジョ : ............................................

膝をわいて苦しがるジョ. うなりさえ出ない痛みがジョを襲う.

キサラ : はあ............ なんてざまだね. わずかその位であたしの怒りが解けるみたい???

残酷な顔で笑ってジョ―を見下ろすキサラ.
キサラは倒れたジョ―を引き続き踏む.
一抹の自卑心もなく..........
怒りに身を任せて.........
以後に自分に何の事が起こるか想像もできないまま............

65キサラVSジョー(4) :05/05/28 18:27 ID:???
元々ジョは優しい人だ. それに確かに多くの女に会ったがキサラもジョ―には大事な人だった.
キサラに股間を攻撃されたのは確かに頭に来る事だったが, それだからキサラに怒りを感じなかった.
キサラがジョ―をつづけて攻撃しても極限に鍛錬されたジョ―の身体に大きいダメージを与えることができなかった.
しかし続くキサラの攻撃が彼女に対する'心配する心'を薄くした.
これがキサラには致命的な要素になる.
またジョ―の心に暗い欲望がほとばしる.
しかしこの時までもジョ―は自分にそんな欲望があるのか悟ることができなかった.

キサラ : 死んで!!!!!! 死んでしまって!!!!!!! あんたみたいな奴は死んでしまって!!!!!!!!!!

続くキサラの怒りの攻撃. まだ股間の激しい痛みが残っていたジョ―は続いて伏せたままリンチを受ける.
10発.... 20発........
どの位時間が経つと股間の痛みもしずまる.
股間の痛みが消えるとキサラの足を取って倒すジョ―.

キサラ : キャアッ!!!!!!!!!!!! な......... 何? そんなにたくさん蹴ったのに...............

荒てながら倒れているキサラの上をジョが乗りこんでマウントポジションになる.
ジョ―から抜けでるために必死のあがきを使って見るが, ジョ―の強い腕はキサラの軽い身を易しく圧する.

キサラ : な...... 何をするの?????? あたしは女の子よ....... 女の子に何をするつもりなの?????

恐ろしさを感じてジョ―に言うキサラ.
しかしそんなキサラの言葉はもうジョ―の耳に聞こえなかった.
問答舞踊で, 一手でキサラの両腕を押して彼女を見下ろすジョ―.
両腕が頭の上で押されたからキサラの白くて滑っこいお腹がそのままジョ―に露出する.
ジョ―は残った片腕でキサラのか細い腹部を攻撃する.

キサラ : い......いやぁぁ!!!!!!あぅっ.......... かあぁっ .......ごほん.....ごほん

キサラの口から出る透明な胃液................
続くジョ―の攻撃.............
'ドスン........ドスン........ドスン........'
ジョ―の拳に伝わるキサラの柔らかく気持ち良い感触.
続くジョ―の攻撃にキサラは絶叫する.
すごい激痛に両足をじたばたしながら身悶えするが, 徒労であった.
口から出る透明な液体はいつのまにか薄い赤色に変わっていた.
彼女の真っ白で柔らかいお腹には黒い斑點がますます増えていた.
ジョ―はキサラの口から出たピンク色液体を我を忘れたように眺める.

キサラ : あぅぅっ......... ふっ........... ごふん... ごふん....

ジョ : (美しい......... 本当に美しい色だ.................)

66キサラVSジョー(5) :05/05/28 18:28 ID:???
ジョ―が我を忘れてキサラの両手をを解くとキサラは待ったようにお腹を引っつかむ.
苦痛で身を曲げるキサラ.
身を横で回したいが,ジョ―に敷かれた状態ではそれさえできなかった.

キサラ : い............痛いよ.. ジョ―. 痛いんだから.....ふぅっ....もう......やめ.....て...... あたしが......あたしが悪かったの.. ゆる.....してくれ..ごほん.....ごほん

キサラが傷傷しい表情で涙を流して辛うじて言葉を取り出す.
もう集中しなければ聞こえないほどに彼女の声は小さかった.
もちろんキサラの苦しい表情に我を忘れていたジョ―に彼女の微かな声が聞こえるわけない.
今度は続く顔面ポンチがキサラをいじめる.
'ぽかっと....ぽかっと....ぽかっと....'

キサラ : イヤアアアア......... 痛いぃぃぃぃ!!!!!!!! キャアアアァァァァァ.

死に物狂いで両腕で顔面を覆うキサラ.
しかし彼女の腕はジョの攻撃を阻むにはあまりにも細くてか弱かった.
彼女のか細い腕を突き通してジョの重い拳が入って来る.
ジョがキサラの顔面を攻撃する度に四方で飛ぶ血.
キサラの小さくて可愛い顔がずっと左右で搖れる.
ジョ―の拳はもうキサラの血でじっとり濡れていた.
彼女の顔は徐徐に腫れて, 目, 鼻, 口, 顔全体で血が流れ始める.
彼女の真っ白な腕ももう半分は黒い色がなってしまった.
もう何時間の前の顔とはまったく他の形態がなってしまったキサラの顔.
しかしジョ―は格闘の達人だ.
どこが急所で, どの位の力でどこを攻撃すると致命傷を避けることができるのかはDNAレベルで身につけていた.
おかげでキサラは気を失うほど痛い苦痛を感じながらも意識は全然曇らなかった.
また, 適当な力で攻撃したから, 彼女の顔もきれいに腫れていた.
彼女の顔面は何時間の前と比べて形態は変わっていたが相変らず可愛らしかった.

ジョ― : はあ..........はあ..............

しかしそんなキサラよりもっと激しく息を吐き出すジョ―.
それは単純にキサラを殴るのが大変だったからだけではなかった.
生涯初めて味わう気持ち良い興奮のためだった.

キサラ : あうぅぅ...... ひ..........ひどいよ....... 女の子に ...... 顔だけは...... 是非.....顔だけは....殴らない....でくれ.............. お..ね...がい..............

キサラの傷傷しい呻吟がジョ―の加虐心をもっとけしかける.

ジョ― : (そうだ............ 俺の辞書に'適当に'という単語はない. それは今この瞬間にも同じ...........
今確かに暴力が悪いということをキサラに伝えなければならない.
適当にキサラを罰すればむしろ逆效果だけ起きる. キサラが俺の大事な人だから..........
そうだ.!!!!!!!!!!!!! 俺はキサラをはっきりとボコボコ作らなければならない!!!!!!
これはキサラのための事だ!!!!!!!)

変な論理で自分の欲望を否定するジョ―.

ジョ― : キサラ!!!!!! 俺の辞書に '適当に'という単語はない!!!!!!!!!!. 過ちをしたら確かに罰を受けなければならない!!!!!!!!!!!!!.

67キサラVSジョー(6) :05/05/28 18:29 ID:???
キサラ : ひ......ひいっ..........い....いや!!!!!!!!!!!! あたし.....あたし.......反省したから.............なにとぞ..........なにとぞ許してくれ.........
ジョ―............ふぅっ........... 痛い....... 痛いよ.......もう罰は充分に受けたから......"

ジョ―の一言にキサラは泣きながら哀願する.
しかし今のジョ―に当然キサラの声が聞こえるわけない.
生涯初めて味わう快楽に精神をまったく支配されたジョ―.
何らの抵抗も仕方なくジョ―の欲望が願い次第に動く玩具になってしまったキサラ.
ジョ―は自分の欲望が言うとおりにキサラの一方腕を取って持ち上げる.
支える力が残っていない彼女の身は糸が解けた人形のように下に垂れる.
いや, 今の彼女はジョ―の絡繰り人形そのものかも知れない.
残り一手で美しい人形のあごを取って上げるジョ―
二つの目では止めどもなく涙が落ちて , 真っ白に変わった口は恐怖でぶるぶる震えて歯がぶつかる音がする.
疲れごっちゃになってむくむく腫れた顔はいつよりも傷傷しくてきれいに見えた.
今のキサラはもうこの前のジョ―が分かった堂々たる彼女ではない.
いつも愛に陷った視線でジョ―を眺めたキサラが,
今は猫に食われる直前の鼠のように全身をひきつけしてジョ―を眺めている.
普段のジョ―ならこんなキサラをかわいそうだと思ったが今のジョ―は彼女の姿が可愛らしくてたまらなかった.

ジョ― : あ............. キサラ........君は.......... 君は本当に.................

相反した表情の二人.
初恋に抜けたように赤く上気したジョ―の表情と, 赤い血を顔に被って恐ろしがるキサラの表情.
キサラを眺めるジョ―の表情は生涯最高の作品を完成させた直後の芸術家を連想させる.
キサラを持ち上げて控え目に胸に抱くジョ―
ジョ―の胸の中にだらりと垂れた彼女の力無い身は普段とは比べることができない位柔らかかった.
キサラの温もりを全身で感じるジョ―.
ジョ―の胸にかすかに触れるキサラの小さくて可愛い胸,
風にさやさやと吹く髪の毛で伝わる甘ったるくて気持ち良い香り,
ジョ―の襟首をくすぐったい彼女のか弱くて熱い吐息
ジョ―は可愛らしいキサラの髪の毛を優しく撫でる.
ジョ―の優しい行動にキサラはしばらく驚いたら, たちところに
押えつけられた感情を噴き出す.

キサラ : "ふぅぁぁぁぁぁぁあん ジョ―!!!!!!!!!!!!!!!!!!! ごめん............. ごめんなさい..................
あたしが悪かったの.............. あたし....とても......... とても恐ろしかった.......... ジョ―が........... ジョ―がまるで他人のように見えて...........
うあぁぁぁんんん!!!!!!!!!"

子供のようにジョ―の胸の中で嗚咽するキサラ.
しかし彼女はまだ悟ることができなかった. ジョ―の表情が相変らず正常ではないというのを...............................

ジョ― : (キサラ!!!!!!!!!!! 君は....... 今の君は本当に可愛らしいね!!!!!!! 普段とは比較もできない位に!!!!!!
ボコボコで作るほど君の身は柔らかくて可愛らしく変わるのだった!!!! この事実を今になって悟った.
そうだ... 俺の辞書に '適当に'という単語は存在しないから........ 俺はキサラをもうちょっと叱らなければならない.....
しかしもう '適当に'の線は超えてしまったようだが........ しかし俺はキサラをもうちょっと壊してしまいたい!!!!!!!!!!!
あ....... どうする?????????? 俺はどうすれば良いのか?
あああっ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! 俺も分からない!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!)

ジョ― : キサラ!!!!!!!!!!! お前の過ちがこれくらいで容赦受けると思ったのではないでしょう!!!!!!!!!!!!!!
さあ!!!!!!!!!!!!! 覚悟して!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

68キサラVSジョー(7) :05/05/28 18:30 ID:???
理性を捨てて欲望に身を任せるジョ―,
両腕でキサラの首を抑制して, 彼女の柔らかい腹部に渾身の力を加えた膝を入れ込む.
'ドスン'

キサラ : い.......いやぁぁ.......かあぁぁっ.........げうっ.......げふぅぅっ

キサラのきゃしゃな腹部を一気に突き通してしまうようなジョ―の鋭い攻撃.
ハンマーのような衝撃がキサラの薄ら腹筋を貫く。
普段の2倍以上大きくて丸く変わるキサラの両眼で果てしなく涙が流れ出る.
体力がほとんど残らない状態のキサラに今の一撃はあまりにも苛酷だった.
度が外れた激痛に気絶さえできないキサラ.
ジョ―に抑制された身が後に飛ぶこともできなくてずっと先後に搖れる.

キサラ : (あ........... 息が.......... 息を.........することが.......できない.....)

呼吸をするために死に物狂いで口を開けるキサラ.
しかし空気を要求する彼女の意志とは反対に胃中で口に何かがしきりに流れ出る.

キサラ : げふっ................げふっ.............

苦しい表情で口と鼻で大量のげろを吐き出すキサラ.
彼女の可愛い顔から出たとは信じられない位汚い大量の黄色い液がジョ―の制服とキサラのきれいな顔を汚す.
さすがは, これには理性を失ったジョ―でも顔をしかめる.

ジョ― : (くそ......... キサラのきれいな身でこんなに汚いのが出るなんて........... それもこんなにも多く.........
本当に不愉快だ............................................ちっしょ............ 服だけ捨てた.........)

キサラ : あ.............. な....... どして............. どして........ こんな仕業を.... 死...... 死ぬようなの........ ジョ―... あたし....死んで

キサラが一言する度に四方で嘔吐が飛んで, 嘔吐が飛ぶ度にジョ―は顔をしかめる.

ジョ― : そうキサラ. 俺もこれ以上君の身がいたむのは見守ることができない. もうこんな仕業はやめよう.


嘔吐が埋めた制服を脱いで, 手ぬぐいを取り出してキサラの汚くなった顔をぬぐってくれるジョ―.
やめるというジョ―の言葉にキサラはしばらく安心する..
しかしキサラをいじめる地獄はまだ終わらなかった.

ジョ― : (くそ!!!!!!! 部屋金銭までのキサラは本当に完璧だったが!!!!!!!!!! 俺が無駄な仕業をしてキサラを汚したな.....
本当にすまないキサラ!!!! この汚い液は俺の貴い芸術作品に対する冒涜だ!!!!!!!!!!!!!!
この俺がこんなにまで軽軽しい仕業をするなんて... しかし心配するなキサラ, すぐ君の可愛らしさを取り戻してくれる..........)

キサラの身を地面に下ろして覆すジョ―.
まだ終わらない地獄を悟ってキサラは絶叫する.

キサラ : こん....... 今度は何を??? やめると......... やめると言ったんじゃないの!!!!!!!!!!!!!
ふっ........ どして???? どうしてあたしをこんなに苦しめるの!!!!!!! 死ぬことように痛いのに.........は..... 早く治療をしなければ....

何も言わなくキサラの背上に乗りこむジョ―.
両手で彼女の口と鼻を阻んで持ち上げる.

69キサラVSジョー(8) :05/05/28 18:31 ID:???
ジョ― : 君に打撃を与えればこれ以上身が堪えることができない. しかし關節係ならまだ大丈夫だ. 充分に堪えることができて.

キサラ : うーん........... ううん............... ううん.........................

'きいっと きいっと きしきし'
直角で折れるキサラのきゃしゃな腰.
両足をじたばたしながら抵抗するが徒労だった.
柔軟な彼女の腰も直角で折れる苦痛にはたまらなかった.
首と腰から伝わる激しい激痛に悲鳴を上げたいがジョ―に口を詰まった状態では情けないうなりだけ出るだけだった..
空気を要求して口を開けるがジョ―の手の平だけ唾液で汚くなる.
苦しがるキサラをものともしなくて, 彼女の甘ったるい髪の毛に顔を埋めるジョ―.
キサラを地獄の苦痛で拷問しながら彼女の柔らかい身の感触を全身で吟味する.

ジョ― : (あ......... キサラ....... なぜ君はこんなに柔らかいのか????????君の身がこんなにまで柔らかければ俺はこれ以上..........これ以上...........
あぁぁっ!!!!!! もうこれ以上堪える事ができない.!!!!!!!!!!!)

キサラのか弱い腰を引っぱるジョ―の力はだんだん強まる.
ジョ―の手をじっとり濡らした唾液はますます泡に変わって, 彼女のじたばたした抵抗も徐徐に弱くなる.
地面には血と胃液がまじたピンク色唾液が長く垂れて淀みを作っていた.
キサラが気を失う直前になっては辛うじて欲望を抑制して両手を放すジョ―.
泡をくわえて倒れている彼女の身は顧問が終わった後にもずっとけいれんしていた.
小さな身を震えて止めどもなく涙だけ流すキサラ.
ジョ―がキサラの顔をきれいに拭いてくれた甲斐もなしに彼女の顔は唾液と土でまた汚くなっていた.

ジョ― : (この程度ならキサラも自分の過ちを充分に反省したの...... キサラのこんな可哀相な姿を見たら俺まで心が痛くなる.)

ジョ― : つらかったんだろう? キサラ..... 俺がひどすぎたようだ.......もうすべて終わった...

精神を失う直前のキサラに聞こえた一言.
'もうすべて終わった......... 終わった????? 終り?????? 本当に終り????'
キサラに '終わった'以外の言葉は聞こえない.

キサラ : あ..... ありがと ジョ―.

今までジョ―が自分に何の仕業をしたのかも忘れたままむしろジョ―に感謝するキサラ.
今はただ地獄の苦痛が終わるという事実だけが彼女に重要だった.
キサラにはもうまともな判断力は残っていなかった.

ジョ― : はっ...... はっ......... あっ!!!!!!!!!!!だめだ!!! やっぱり......... やっぱりがまんできない!!!!!!!! キサラ!!!!!!!!! やはり俺は君の悲鳴音が聞きたい!!!!!!!!!!!!!!

これ以上がまんでずに自分の中にある欲望を認めてしまったジョ―.
しかしそれはこれ以上彼に重要ではなかった.
キサラと一緒に送る今この瞬間だけがジョ―には大事なだけだ.

70キサラVSジョー(9) :05/05/28 18:32 ID:???
ジョ― : (信じられない!!!!!!! 俺にこんな変態的な欲望が隠れていたなんて.............
この世すべての女達の偶像であるこの俺に.............もうきれいに認めるしかない... 俺は...... 俺は変態だ!!!!!
しかし他の女達にこんな感情を感じて見た事がなかったが........ やっぱり......... 俺はキサラではなければならない.
キサラこそ何とも変えることができない大事な存在だ!!!
キサラと一緒に送るこの瞬間こそ俺の人生最高の幸せな時間だ!!!
そうだ............. 今は俺の中の欲望が言うとおりに行動しよう.
今自分の欲望を隠したら俺は一生を後悔しながら暮すはずだ.......)

腹中に新しく決意を確かめるジョ―.
ジョ―もまともにできた判断力は残っていなかった.
今度はキサラの悲鳴を聞くために口代りに顎に手をつける.
空を向けるキサラの小さくてか細いあご.

キサラ : だ...... だめなのよ............ 腰が............. 腰が......折れて..........しまうよ......... これ....... 以上腰に..............無理を.............与えれば.............

言う力も残っていないキサラが全身の力を絞り出して辛うじてささやく音で言う.
さすが, 腰が折れるという話にしばらくためらうジョ―.

ジョ― : う―ん....... そうだね... 腰が折れればだめだよ......... 大変な事になるところだった.... キサラ!!!!!!!!! 本当にありがと!!!!!!!!
君ではなかったら俺は何とも変えることができない大事な宝石を失うところだった!!!!!!!!!!!

ジョ―はキサラの腰上でしばらく考え込んだら彼女を上に向けるように回しておく.
何らの抵抗もなしに身をジョ―に任せるキサラ.
言う機運も残らない彼女はただジョ―の欲望が早く満たされることのみを切に望むだけだった.
今のキサラはジョ―の意どおり動く麗しい人形に過ぎなかった.
キサラの人形のように白くて細い左腕を取って両足の間に挟むジョ―.
その状態でキサラに優しく声を掛ける.

ジョ― : 大丈夫......... 心配するな. キサラ.... きれいに折ってくれる.....君の左腕......
付けば折れる以前よりずっと丈夫になるようにきれいに..........
左腕位はしばらく使わなくても生活に何らの差し支えない....

キサラの苦痛に抜けた表情を楽しみながらゆっくり左腕を引っぱるジョ―.
キサラの表情と悲鳴音を最大限長く楽しむために力を調節する.
苦痛に拗くれるキサラの顔.
土と血と唾液でおおわれる彼女の顔で涙はもう乾いてしまってこれ以上出ない.

キサラ : ううん........... う―っ...........くぅっ..........

微かな呻吟を流すキサラ.
しかし苦しがる彼女の表情とは違いいくら腕を引っぱっても悲鳴は出ない.
もう悲鳴を上げるに値する気力も残っていない彼女にジョ―は怒って残酷に言う.

71キサラVSジョー(10) :05/05/28 18:51 ID:???
ジョ― : どうしたんだ? キサラ... 俺は............... 君の悲鳴音が聞きたい!!!!!!!!!! この位では悲鳴を上げるにも不足だか!!!!!!!!!!

ジョ―の一言に生命の脅威を感じるキサラ.

キサラ : (あ!!!!! どうするの???? あたし...... 死ぬつもりの!!!!!!!!! ジョ―は本当にあたしを殺すつもりなの!!!!!!!! やだ!!!!!!! 死ぬのはやだ!!!!!!!!!!!
早く!!!!!!!!!!!!!....... 早く悲鳴を上げなければ......... しかしもう悲鳴を上げる力は.................
だめなの!!!!!!!!!!!!! 早く悲鳴を!!!!!!!!!いや!!!!!!!!!!死ぬのはやだ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!)

生命の脅威を感じると潜在された力を皆集めたキサラ.
自分も信じられない位大きい音が学校全体に響く.

キサラ : イヤアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ジョ― : よし....... よくした...... キサラ........ 君は悲鳴音さえ.............. 本当に.............. 最高だ!!!!!!!!!!!

キサラの満足な悲鳴音とともにジョ―は彼女の左腕を一気に引く.
'ぶっつり'
軽快な音とともに軸木のように折れるキサラのか細い左腕.
今度は意図しなかったが堪えることができない激痛が彼女を大声を出すようにする.

キサラ : キヤアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

折れた左腕を押えつけて寝転ぶキサラ.
ジョ―はキサラの後から彼女の上半身を起こす.

ジョ― : よく堪えた... キサラ.......... もう楽に休むようにしてくれる....... 今度は君の気を失った姿が見たい..........

後からキサラのしなやかな首を下腕で徐徐に締めるジョ―.

キサラ : ううん.......... ぷぅっ.............あぁぁ........

口を金魚のようにぱくぱくしながら呻くキサラ.
キサラの脳に伝わる空気が徐徐に稀薄になる.
空気を要求する彼女の口で唾液と泡だけが果てしなく流れ出る.
ジョ―が下腕に力を込めるほどキサラの身はますます痙攣する.
徐徐に小くなるキサラの両眼.

キサラ : (あ...... もう.... これ以上.... これ以上.... 苦痛を経験しなくても......... うーん...... なぜか..... 気持ちが......... 気持ちが....... いい............)

遂に白眼をむいて失心するキサラ.
気絶と同時にパンティー下を大量の黄色い水が渓水のように流れる.
ジョ―の胸の中で楽な表情で垂れるキサラ.
ジョ―はそんな彼女の可愛らしい姿を慌惚な表情で鑑賞する.
口では唾液と血と泡が地面まで垂れていて,
ジョ―に抱かれた身はまだずっと震えている.
パンティー下にはいつのまにかアンモニアにおいの黄色い淀みが生じた.
白眼をむいたキサラの両眼をそっと閉めてくれるジョ―.
血と涙まぜこぜになったキサラの顔を優しく撫でながら言う.

ジョ― : キサラ..... 今君の姿は ..................... 本当に可愛らしいね.....


72キサラVSジョー(11) :05/05/28 18:52 ID:???
キサラ : ううん............... こ.......ここは?

ベッドの上で身を起こすとまだ残っている激痛が彼女を突く.

キサラ : い...............痛い..........

キサラは薄暗い目で周りを察する.
真っ青にあざができた裸あちこちに包帯が絡んでいる
セーラー服が脱がれたのを確認して, 荒てて布団で身を覆うキサラ.

キサラ : あ..... 服が.......

ジョ― : 目を開いたな. キサラ..

枕元で聞こえるジョ―の声にキサラは悪夢みたいだった記憶が浮かぶ
死に物狂いでジョ―から遠くなろうとするキサラ.
山鳴のように震える手で布団も下に落ちる.

キサラ : ち....... 近寄るないで......... この以上は........... いや!!!!!!!!!!!

ジョ― : 何の話か??? キサラ...... 俺が君に害をかけるわけがない.......

身をぶるぶる震えながらべそをかく音でジョ―に聞くキサラ.

キサラ : ふぅぅぅあん........ それでは.......どして........... どしてあたしにそんなひどい仕業をしたことなの????? ふっ..........
あたしはジョ―......あなたを.........あなたを.......... 誰よりも好きだったのに..........

キサラの顔で涙と鼻水が流れ出る.
彼女の顔を優しく磨いてくれながら話すジョ―.

ジョ― : ハハ....... キサラ............それは..... 全部君のためのことだった.

キサラ : あたしを......... ために??????

ジョ― : そうだ. 君がむやみに暴力を振るうから.... 暴力はいつどこでも容赦受けることができない行為だから.....
キサラ...君が俺に無意味な存在ならそのようにまでしなかったんだろう.....
君が俺を誰より好きそうに君も俺に一番大事な存在だから, これ以上暴力を振るわないように少し罰を与えたことだけだ.
キサラ........ 君はいい子だから.... もう二度とそんな悪いことはしないでしょう?????

子供をあやすようにキサラの頭をそっとたたくジョ―.
普段のジョ―に帰って来たという安堵感に
'それではどうしてジョ―はあたしに暴力を振るったの?'という疑問は生じなかった.
しばらく考え込んだらまたジョ―に聞くキサラ.

キサラ : ジョ―..... あたしが本当にあなたに一番大事な人なの????

ジョ― : もちろん..... この前にもそうだったが, 今回のことでその事実をもっと確かに悟った.

キサラ : ふぅっ........... それではどして他の女達に会うの?? あたしにはジョ―あなた一つしかないのに.....

辛うじて乾いたキサラの二つの目にまた涙がゆらゆらする.

ジョ― : ハハ!!!!!!! キサラ..... 心配するな...
俺に他の女達はただ肉体的欲望を満たすための存在に過ぎないから....
俺の心は他の女達に会う時もいつも君において. 彼女たちが消えても俺は何気ない.
直ちに他の女に変えることができるから........
しかしキサラ...... 誰も君の代わりをすることはできない.......
俺に本当に大事な存在は君一人だけだ....
うん........ そうだ...... 比喩すれば君は 'メーンディッシュ' , 他の女達は 'アピタイザー'と言おうか..........

キサラ : メーンディッシュ????????

ジョ― : そうだ!!!!! キサラ.... 他の女達は皆メーンディッシュである君を引き立つようにするためのアピタイザーに過ぎない!!!!!!!!
しかし君をより一層引き立つようにするために彼女たちもいなくてはならない存在だ.... 分かるかい?
しかし俺にメーンディッシュはキサラ君一人だけだ..........

ジョ―の図図しい言葉にむしろ感動するキサラ.
彼女はもうジョ―に洗脳されていた.
感動するキサラのあごを取って口の中を優しく踏みにじるジョ―.
まだ癒えない口の中の鐵の味が彼女の口をもっと甘ったるくする.

キサラ : あぁぁ....................ううん.......

口の中に残っている痛症にしばらく顔をしかめるが, すぐにキサラは甘ったるい吐息を流す.
あごを取っていたジョ―の手がキサラの身をやんわりと撫でる.
ベッド中で身を交ぜる二人.
身を突く苦痛と片付けることができない快感にキサラは呻きながら思う.

キサラ : (そうよ............ ジョ―のメーンディッシュはこの世の中であたし一つだけなの........ 今あたしはあまりにも幸せなの....)

キサラ : うぅぅぅぅん...........あぁぁぁぁぁぁん

静かな部屋の中でキサラのうなりだけが聞こえる.
(おわり)

73名無しさん@お腹いっぱい。 :05/05/29 00:11 ID:p3C9p/ow
GJ!!!

74名無しさん@お腹いっぱい。 :05/05/29 10:58 ID:0GDxJgn6
世界に同士がいるというのは、なんか嬉しいな。
ゲロや失禁等、リョナ盛りだくさんでGJ!!

75名無しさん@お腹いっぱい。 :05/06/03 01:52 ID:???
今度は不知火舞で書いて下さい

76名無しさん@お腹いっぱい。 :05/06/03 16:24 ID:???
レスだ!!!!!!!

誰が書いてください....
不知火舞.....

77名無しさん@お腹いっぱい。 :05/06/03 23:13 ID:awB1tvwM
俺も見たい!!!!!!!!
不知火舞.....

78名無しさん@お腹いっぱい。 :05/06/04 06:20 ID:???
不知火舞お願いします!浮羽中(ヘソが見える技)にカウンターでボディブロ喰らうシチュとか…

79らっきょう :05/06/04 07:57 ID:YQbrbZrY
不知火舞がぼこぼこにやられる小説・・・・鼻血が出そう・・・

80名無しさん@お腹いっぱい。 :05/06/04 15:13 ID:BfMaaifA
山崎の、KOした相手の頭をぐっと掴んで「もう一辺死んどくかぁ」って勝ちポーズあるでしょ
友達の家でカプエスやってたらリュウがあれやられてて
舞がやられるとこ想像したらムッハーだったんで
それだけで速攻買いますた
2にも引き継がれてて良かった
マキなんかは、山崎との試合直前に固定の掛け合い(何をじろじろ見てんのさ、だったかな)
があったけど、試合に負けて結局なす術もなく「じろじろ」見られるシチュに萌え萌えですたよ
「もう一辺死どくか」は全女性キャラでやってたなー
ナコとかアテナとか

81KAZ :05/06/04 15:58 ID:???
>>80
勝利ポーズは鉄拳が最高!!!
特にブライアン強力推薦!!!
マウントポジションで顔面ポンチを無慈悲に飛ばします.
女性キャラクターの美しい顔が真っ青に変形することを想像することだけで大モエ



大惡司 Vol. 3

超適当アップローダー --------> read7265.rar

私はこれを見て思いました.
惡司様!!!! あなたこそお腹ポンチ係の神さまです.

82名無しさん@お腹いっぱい。 :05/06/16 12:30 ID:Bg4t47Vk
誰も来ないのでさびしくて UP

http://uploaders.ddo.jp/upload/20mb/upload.html
up0617.avi [Key] DNA^2
up0616.avi [Key] vg
PASS:ryona


8382 :05/06/16 14:29 ID:Bg4t47Vk
要請レスがあればもっと upします.

84名無しさん@お腹いっぱい。 :05/06/16 16:54 ID:gt9iDbCs
>>82
GJ!
もっとチョウラィ!щ(゚▽゚щ)

85名無しさん@お腹いっぱい。 :05/06/16 17:30 ID:HTecfdzE
>>82
グッジョブ!ガンガレ!

86名無しさん@お腹いっぱい。 :05/06/16 22:19 ID:???
小説書ける人ですら少ないのに、そのうえリョナではなかなか厳しいか。

8782=1 :05/06/17 01:38 ID:QFVmG10g
レスがあったから嬉しい心で UP!!!!!!!
しかし底が見えれば誰も来ないから少しずつ少しずつUP!!!!!!

ttp://uploaders.ddo.jp/upload/10mb/upload.html
up0340.avi [Key] VGNEO 3-1
ttp://uploaders.ddo.jp/upload/20mb/upload.html
up0646.avi [Key] VGNEO 3-2
PASS:ryona

>>86
私が小説を書きたいが日本語が下手だからあきらめたんです.
描写に限界があまりにも多くて.....
底が見える前まで小説を代わりに書いてくれる人が現われたら良いが....

88名無しさん@お腹いっぱい。 :05/06/17 04:05 ID:???
>>82
GJ!いいね!
もっとお願いします!

8982 :05/06/17 23:38 ID:WACALX3o
ttp://uploaders.ddo.jp/upload/10mb/upload.html
KURUMI 12 part1-3, kurumi last
pass:ryona
先に KURUMI last 圧縮解除した後
他のファイルのファイル名を COMMENTに書いてい次第に変えてください.

90名無しさん@お腹いっぱい。 :05/06/18 01:25 ID:???
>>89
GJ!

kurimi lastの中のPart4-5の名前に「.rar」を入れる必要があるな。
……にしても作画がエラいことになってるな。リョナ的にはGoodな出来だから良いか。

9182 :05/06/18 18:49 ID:???
誰も来ないから dame
ttp://comic6.2ch.net/test/read.cgi/ymag/1111324137/l50

92SSスレの457 :06/04/23 11:45 ID:s.8KpWY2
SS総合スレが容量の限界になってしまったようです。
と、いうか限界なのに気が付かないままSS張ろうとしました。
誘導もせず埋めてしまってごめんなさい。

1年近く書き込みないし、このスレを再利用いたしませんか?


とりあえずSSスレに張りかけの奴はこっちでもスレ違いではないので
こちらに張り直しします


93名無しさん :06/04/23 11:52 ID:???
「弟さんに化けてマフィアの金を盗んだんですってね?弟さん大変なことになってるんじゃないの?」
軽く手首の関節をほぐしながらヴァネッサが話かけた。

「さて?何のことだか。」
男は平然と答えた。

「ま、いいわ。あなたにはそんなことよりももっと聞きたいことが山ほどあるんだしね。」
ヴァネッサがわきを閉めて、拳を持ち上げる。
典型的なボクシングスタイルだ。
「ところで、あなたの拳法、師匠を殺して奪った秘伝書で完成させたそうね。」
リズムよくステップを踏みながら1、2発シャドーでジャブを放つ。

「こんな廃墟のような倉庫でおしゃべりがしたかったのかね?」
男はそう言いながら自分もボクシングスタイルに構える。
「夜ももう遅い。さっさと用件を済まそうじゃないか。」
男がボクシングスタイルのままヴァネッサと向かい合うように間合いを詰めていった。

「あなた、ボクシングでアタシとやりあう気?」

「フン」
鼻を鳴らして男が電光石火でジャブを1発放つ。
そのパンチがヴァネッサの頬を掠めた。

「オーケイ・・・・・」
ヴァネッサの目にも本気が宿る。



お互いに間合いギリギリでステップを踏んで、最後の半歩を踏み出すタイミングを図る。
「ハッ」
まずはヴァネッサが仕掛けた。
相手のパンチの制空権に入る、ジャブを放つ、相手がかわした、反撃を受けないようにすぐさまバックステップで間合いから逃げる。


次もヴァネッサが打ち込んでいった。
ジャブを放つ。
相手がガードする。
今度は2発目をボディーめがけて打つ。
相手がガードしながら反撃のパンチを出してくる。
それをスウェーでかわして後ろに逃げる。

タッタッと軽快なステップを踏みながらヴァネッサがどんどん攻撃を繰り出していく。
打つ、逃げる、打つ、打つ、かわす、打つ、かわす、打つ、ジャブが1発当たった。
次のボディーも当たった。3発目のストレートはかわされたが、相手のカウンターは完全に見切ってかわした。

190センチ。120キロ。ヴァネッサは相手をそう見積もった。男は確かに体格こそヴァネッサを上回っているが、しかしテクニックもスピードもヴァネッサには遥かに及ばない。


「・・・・・・(パンチは鋭いけど、私には通用しない。警戒すべきは蹴りか、タックルからの寝技。相手が狙ってきた時が勝負。カウンターで沈める。)」
ヴァネッサはそう作戦を定めた。


踏み込む、打つ、打つ、かわす、相手のパンチにカウンターをあわせる、当たった、しかし、浅い。
打つ、かわす、打つ、ボディー、ボディー、ボディー、3発叩き込んだ。
相手がパンチを返してくる。
首を振ってそれをかわす。
かわしながらカウンターをまた当てる。


なるほど決して男がボクサーとして弱いわけではないが、ヴァネッサとでは比較にならない。
男が実力を隠しているようにも見えない。
拳法はともかく、ボクサーとしては本当にこの程度の腕前なのだろう。
相手がボクシングスタイルでくる限り、ウエイト差を考慮してもヴァネッサの勝ちは動かない。


打つ、打つ、打つ、打つ、打つ、打つ、打つ、打つ。
ヴァネッサがラッシュをかける。
ガードした上からでも平気で打ち込んでいく。
カウンターを狙う。
タックルを狙う。
蹴りを狙う。
どれも男が自分のペースを取り戻さない限りは成功しない。
ヴァネッサがプレッシャーを加えることで、相手はリズムを取り戻せない。
焦って半端なタイミングで仕掛けてくればいい。
それこそがこちらの思うつぼなのだから。


94名無しさん :06/04/23 11:53 ID:???
男のパンチはまだ1発もヴァネッサに当たっていない。ガードさえせず、全てステップとテクニックでかわしていた。

またヴァネッサのパンチが男の顔面に入る。
しかし、男は追撃を許さない。
次弾をガードし、パンチを打ち返してくる。
ヴァネッサがステップでかわす。

男は確かにタフだ。しかし、それにも限界があろう。何を考えているのか知らないが、ボクシングを続けるのなら、このまま一気に叩きのめす。
ヴァネッサがそう考えた時、男が急にラッシュをかけてきた。


ジャブ。
首を振ってかわす。

右ストレート。
首を逆に振ってかわす。

足を大きく踏み出して、男が大きなモーションで3発目を打ってくる。
来た。カウンターのチャンス。
下がってかわす。
そうしたら懐に飛び込んで一気に仕留める。


よし。
下がってかわす。
グッ。
下がれない。

下がれない?


男は踏み出した足でヴァネッサのつま先を踏みつけて下がれないようにしていた。


パンチが来た。
大振りなフックだ。

まだ間に合う。
スウェーでパンチをかわす。
鼻先をパンチが掠める。
危なかった。
しかし、なんとかかわした。


ゴッ!
衝撃。
あごに。
何故。
パンチはかわしたのになん・・・・・。


95名無しさん :06/04/23 11:54 ID:???
そこでヴァネッサの意識が外にはじき出された。
ほんの一瞬のことだ。
その一瞬の間に男は次のパンチを繰り出した。

ズドッ!
ボディーに男の拳がめり込んだ。
パンチの衝撃で両足が地面から浮き上がる。
体がくの字に折れ曲がる。


ボディーを打たれた苦しさで意識が引き戻される。
腹筋を突き破って内臓を揺さぶる衝撃。
パンチで肺の中の空気が全部押し出された。
横隔膜が痙攣する。
内臓が鉛になったかのように重く、腹に力が入らない。
腰から崩れ落ちてゆく。


苦しい。
立っていられない。

膝を地面に付くまでにそれだけのことを考えた。


込み上げてくるものがある。
胃液。
我慢した。
鉛のような感覚が腹からジンワリと広がってゆき、背中の方まで突き抜けてゆく。
また込み上げてくるものがある。
胃液。
我慢した。


苦しい。
いっそ意識を失ったままの方がどんなに幸せか。

腹を抱えてうずくまるまでにそれだけのことが浮かんだ。

苦しい。

我慢。

苦しい。

我慢。

苦しい。

また込み上げてきた。

胃液。

苦しい。

我慢。


ドンッ!

衝撃。

腹を蹴られた。

胃液が。

我慢。


ドンッ!

また衝撃。

今度はつま先だ。

胃液が。

我慢。

せり上がって来る。

我慢。


ヴァネッサが必死に歯を食いしばりながら男を見上げる。
男の脚はサッカーボールを蹴る時のように大きく弧を描いていた。


ドスン!!!!!

激しい衝撃。

胃液が。

みぞおちに食い込んだ。

せり上がる。

つま先だ。

お腹。

我慢。

が。

苦し・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


96名無しさん :06/04/23 11:54 ID:???
「・・・・・・・うう・・・・・・・・・うう・」
吐いても吐いても収まらなかった。
胃液すらも吐きつくしたが、まだ吐き続ける。
目には涙が浮かび、鼻も口も胃液とよだれと鼻水でベトベトだ。
胃の底がひっくり返るまで全部出した。

「フン、いい歳こいてゲロまみれとはみっともないな。」
男が上から見下ろして言った。

「・・き、ゲボッ・・・」
何か言おうとしたが、その前にまた吐いた。

肘だ。
あのフックの後、自分の意識を奪ったのは肘だ。
ボクシングなら反則。
だが、これはボクシングではないし、反則をとるレフリーもいない。
自分がペースを握っているつもりで、実は相手のペースに乗せられていた。
ボクシングというペースに。
いつの間にかボクシングの試合をしているような気になってしまったのだ。
自分はうかつにも相手の策にはまってしまったのだ。
そのツケはこの後たっぷりと払うことになるだろう。
そう思った瞬間、男のつま先が腹を蹴り上げた。

「うぐっ!」
力が入らない腹筋は衝撃をそのまま内臓に伝えた。


「さて・・・・そろそろお仕舞いにするかな。」
男がヴァネッサの髪の毛を掴んで無理やり引き起こす。

「はぁ・・・・・はぁ・・・・」
手を出せば当たる距離に男の顔面があるが、肩が上がらない。

「はぁ・・・・・はぐっ!?・・・・・・・・・・」
男がヴァネッサの喉に両手を持っていって首を絞めた。

「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
ヴァネッサの気道が封じられた。
男の力は生半可ではない。

「・・・・・・・・・・・・・・・・・」
首を絞めている手を何とか振りほどこうと男の手首を掴むが、締め上げる力は緩むどころかますます強くなる。

「・・・・・・・・・・・・」
男がヴァネッサの体を上に持ち上げる。
ヴァネッサの足が地面を離れた。
自分の体重が首を絞める力に加わった。

「・・・・・」
ヴァネッサが悶絶する。

「・・・・」
全身がピクン、ピクンと痙攣を起こしている。

「・・」

「・」


「」






ヴァネッサが完全に失神してから10数秒たってようやく男はヴァネッサの身体を床に投げ捨てた。



                             続く?

97名無しさん :06/04/23 11:59 ID:???
↑が最終ページでした。

ダメダメだな、俺。


SSスレの>>455
GJ!
ロールちゃんは短い間にお漏らしばかりしていますが、
もしこの後ちょっと何かあるたびに
お漏らししてしまうトラウマを抱えたりするのでは?
と勝手に妄想してます。


98名無しさん :06/04/23 12:30 ID:wPiaFcGo
乙カレー
おれウ゛ァネッサ大好きだからチムポビンビン立っちまった。w
あの細いウエストを蹴り回したい!
あわよくばまた続けて下さい。

99AGE :06/04/27 00:42 ID:???
AGE

100MONA :06/04/27 23:11 ID:coPQSF7E
100げと
近々DOAのレイファンか霞のエロ小説描くよ

101名無しさん :06/04/28 01:34 ID:j8re.2VY
>>100
OK、超期待してる。

102ムノー :06/04/28 02:36 ID:y7D5.bt6
アテナは高をくくっていた。普通の中学生が何人来ようと私は負けない。
「これより募集した中学生と超能力美少女アテナの対戦を行う。時間は30分
その間アテナがやられずにリングに立っていたら勝ちとする。」
始め

リングの上に中学生たちが上がってきた。まずは五人。だれもクリスに似た
美少年である
「絶対負けないわ」
しかし、その五人に囲まれてしまい、さらに三人上がってくる。
「くっ、まずい」
そうアテナが思った瞬間美少年たちは頭を突き出しアテナのつややかな髪
の頭を中心として一気に八方から押しつぶしにきた
「いやっ」
アテナは小さく叫んでガードを固めたが、意味を成さない。
「みんないくよ」
「せーの」
何も出来ないアテナのまわりからそのアテナの美少女な熱を持った頭を
めがけヘッドバットが炸裂する。
「あっあっあっあっあっ、んふっんふっ、あっあっあっ」
アテナの美しい髪は周り中からくる頭突きによってもみくちゃにされる。
「何か・・・あっあっ,,,抵抗、、くっんはああ、、しなきゃ、ああっあっ」
しかし抵抗できないほどの痛み、感じるあまずっぱい香りにより
なすすべがない
その瞬間攻撃がとまる
「はあ、はあ、いったい、、何?」
アテナのなまめかしく光るつむじに少年たちのつむじが向かった。
「もっと苦しめてあげるよ」




103ムノー :06/04/28 02:57 ID:y7D5.bt6
今度は少年たちの頭はアテナの油が滴るようなきれいな髪をすりつぶすような動きを
し始めた。モチロン、アテナのかわいい顔のまんまえの少年の頭は鼻を左右からゆさぶる
「ああああっ、ああああああつ、んふっんふっ」
「美少女アテナってぜんぜん弱いねえ」
「くっくっ、あああつ」
もうアテナは意識もほとんどなくただひめいをあげるのみ
意識が遠のいた瞬間
少年たちはいったんはなれ後ろから数人がアテナを羽交い絞めにする
「これじゃあ、、くっ、抵抗できない」
少年のうちの一人がアテナの整ったアゴをもって
苦痛にゆがんだアテナの顔を見た瞬間両手でその顔をヒャクレツビンタする
「あ、あ、あ、あ、あ、あ、あ、あ、あ、あ、あ、あ、あ」
一発ごとにアテナは長い髪を乱れさせながら悲鳴を上げる。
「もう意識はもどったかな」
そう言うとまたヘッドバッドの体制になる
「そんな、、これじゃあ、やられるだけ、、」

これが三クールぐらい続く

「はあはあ、、」
よれよれになったアテナをまた五人増えた十三人の少年が十センチぐらいの間隔で囲み、
ときたまアテナの華奢な体に体当たりをするものや前後ではさむ者がいる。
そのたびにアテナは
「くっふう」
「ああああっ」
「うっ」
声をあげる。

「もうそろそろ仕上げかな」
少年たちがそう言った。


104ムノー :06/04/28 03:12 ID:y7D5.bt6
少年たちは全裸になりそれぞれのいちもつを露わにした
「くっ、こんな、いや、はあはあ」
もう抵抗できないアテナを少年たちは寝かせ、体のあらゆるところを股にはさんだ。
細い腕に二人ずつ苦痛にゆがんだ美少女な顔に一人、美しい髪のつむじにこすり
つける者が一人、きゃしゃな胸に、くびれたウエストに一人ずづつ腰のしかるべき位置に
一人スパッツをはいた足に三人づつ。
「くっ、、絶対ゆるさないから、、女の子にこんなに、はあはあ、、大勢で
卑怯です、、はあはあ」
少年たちはそのままアテナの整った体を持ち上げおもいおもい股を締め付け、
アテナを苦しめる。
「くっ」
「ううううっ」
「あああああああっ」
締め付けられる苦しみと屈辱感でアテナはなすすべがない。

「とどめ、いくよ」



105名無しさん :06/04/28 03:19 ID:y7D5.bt6
「今度はなに?はあはあ」
つかれきったアテナを真ん中に少年たちは円陣を組んだ
「あんなところから、、」
「そう、最期は僕たちのヘッドバッドで死んでください」

「くっ、はあはあはあ」
「もうこれを喰らうしかないの」

少年たちはつむじをアテナの方へ向け、例によってアテナのつややかな髪の
中心へ向かって一気に距離を縮めて痛恨のヘッドバッドを叩き込んだ・・・・


106名無しさん :06/04/29 19:20 ID:???
なんか不思議なものを読んだ感じだw
こういうの好き

頭をガンガン叩くって結構単純な割りに、SSスレで誰も書いてないし、
なんとなくエロスを感じる

GJ!

107不知火舞VSアースクエーク1 :06/05/01 02:07 ID:???
不知火舞はあせっていた
鈍重な脂肪の塊だと思っていた対戦相手「アースクエーク」の
身のこなしが思いのほか軽かったからである。

アースクエークの素早く、かつ体重数百キロの巨体から繰り出される重い攻撃は
舞に反撃の暇を与えなかった。対戦前に「デブ」だの「くさい」だの挑発して
相手の激昂を誘い、隙を突くという戦術自体は正しかった・・・・
しかし、ったまでは良かったがこれでは完全に逆効果だ。

「よう、誰がデブだってー?ブヒブヒ」

アースクエークが嘲るように挑発してくる

「あんた以外の誰がデブだっていうのよ!!」

自らの動揺を気取られぬよう、虚勢を張ってはいるものの
舞の劣勢は誰の目で見てもあきらかだ。

108不知火舞VSアースクエーク2 :06/05/01 02:08 ID:???
アースクエークは得物の鎖鎌を振り回し、
舞に向かって分銅を投げつけるたが、舞は辛くも分銅をかわす。
しかし分銅は舞の背後に立つ大木をいとも簡単にへし折る。

舞が着る忍者服は激しい回避行動に耐え切れず、既に舞の豊満な乳房を隠しきれなくなり、、
ふんどしも股間の筋がわかるほど、食い込んでいたが、それにこだわる余裕はなかった。

「いいかっこうだなー、ねえちゃん。さんざん馬鹿にしてくれたお礼に
とっても気持ちいことしてやるぜー。まっ、そのままあの世行きだろうけどなー。
ぶひひひひひひぃ」

下品なセリフと下卑た笑いを投げかけていたが、目は全く笑ってない。
このアースクエークの表情に気づいた時、舞のあせりは恐怖に変わった。

109不知火舞VSアースクエーク3 :06/05/01 02:08 ID:???
周囲は人気のない荒野、相手は人を殺す事にまったく躊躇いを
持たない外道である。アースクエイク逮捕の任務に就いたICPOの女捜査官が、
凄惨な陵辱の後を残したまま、無残な遺体で発見されたというニュースが流れていた事をふと思い出す。

「・・・負けたら、さんざん犯られた後に・・・殺される?」

嫌な想像に心が埋め尽くされ、舞の背中から嫌な汗が流れ落ちる。

「良くわかってるじゃねえか、姉ちゃん。恐怖が顔に出てるぜ。ブヒヒ」

心を見透かされ、ほんの一瞬、舞がひるんだ隙をアースクエークは見逃さなかった。
次の刹那、舞の艶かしい腹には分銅がめり込んでいた。巨木をも粉砕する分銅を
腹でまともに受け止めたのである。無事ですむはずはない。

「がっ、くひぅ」

荒野に舞の悲鳴ともうめきともつかない声が響いた。

さらに分銅の衝撃は臓腑を刺激し、容赦ない嘔吐感を引き起こした。
舞は激痛と嘔吐感を懸命に耐えようとしたが、ただ腹を押さえ、
地面を転がりまわる事しかできなかった。


110不知火舞VSアースクエーク4 :06/05/01 02:10 ID:???
「まだまだこんなもんじゃ、馬鹿にしてくれたお礼はかえせねえぜ、ぶひー」
そういうとアースクエイクはダウンした舞の両手をつかんで、
ひきずりおこし腹に何発も蹴りを入れた。

蹴りはそれほど素早いものではなかったが、
何せ超人的な巨体から繰り出される重い蹴りである。
一発ごとに舞の体力・抵抗力を容赦なく奪う。

はじめこそ体術を用いて急所への一撃を回避しつつ、打撃の衝撃を軽減させていたが、
たとえ多少衝撃を軽減させていたとしても、
既に両腕の自由を相手に奪われている状況では、無駄な努力である。

しかし負けた後のおのれの運命を考えると、たとえ無駄であっても耐えざるを得ない。

「えぐっ、ぎっ、ぎっ、ぎひっ・・・」

舞は悲痛な悲鳴を上げつつも、本能的な動きで攻撃に耐え続けた・・・が、
やはり無駄な努力におわった。アースクエークの蹴りがとうとう舞の急所にヒットしたのだ

「ぎゅえッ・・・ぎひーーーーー」

情けない悲鳴をあげた刹那、舞の脳髄に猛烈な電流が走りそのまま意識を奪い去った。



そして白目を剥いて失禁し、ピクンピクンと痙攣しながらとめどなく胃液を吐き続ける雌豚とそれを捕食しようとする狼の二匹が荒野に残された。

111107-110 :06/05/01 02:19 ID:???
私生活でいろいろあったので、ムラムラとSS投下してみました。

一気に書いたのでツッコミ所は多々あるかもしれませんが、
煩悩の赴くままに書いたので勘弁してくださいw
あと世界観としてはSVCの世界という事でお願いしますwww

このあと舞ちゃんの「・・・負けたら、さんざん犯られた後に・・・殺される?」 という予測どおりの
展開が繰り広げられる予定なんですが、殺るはともかく犯るという描写は苦手なので
とりあえずはここまでです。

もし続きを書くとすれば魔法少女アイ風味かつスカ&猟奇なんで
好みが分かれると思われます

112名無しさん :06/05/01 03:09 ID:???
俺は続きを希望するぜ!
GJ!

113おまけ :06/05/01 03:09 ID:Fgo8tAz.
チラ裏なんだけど、おとといwinnyでいろいろエロ動画をあさってたらとんでもない目にあったよ

あるエロ動画を拾ったんだけど、タイトルは『女麻薬捜査官無残 ※汁撒き散らしてイキまくります。いままで見た中で最強の動画』
普通は婦警レイプモノだと思うじゃん。婦警&レイプマニアとしては落とすしかないじゃんって落としたのよ。

そんで早速再生してみたんだけど、
チャイナ服&黒ストッキング&ブーツってフェチなカッコした女の子が
要塞みたいな所侵入して、ショッカーの戦闘員みたいなやつと戦ってるとこから始まるの。
しかもわりと凝ってて、アングルや画質が監視カメラからとってるみたいなんだ。

で、しばらく戦闘シーンが流れた後、とうとう女捜査官が力尽きて捕まるんだけど
そこのシーンが半端じゃないわけ。とにかく殴る蹴る。ダウンした後も顔面踏みにじったりとか
どうみても本気でやってる。ヤベーとかいいながらもこういうシチュ大好きなんで
2回抜いた俺、ダメ人間確定w

最後は足腰立たなくなった女捜査官を宇宙人を捕まえたFBIよろしく両腕抱えて連行してフェードアウト。
「麻薬捜査官春麗捕獲」とか川口浩探検隊見たいな字幕出てんの。

んでその後。ショッカーみたいな戦闘員に散々陵辱されるんだけど、
半端じゃない。処女喪失、中だし輪姦(しかもボロボロのチャイナ着せたまんま)って
ストーリーにひたすら嗜虐心そそられて赤玉でるくらい抜きまくりました(笑)

まあここでやめときゃよかったんだけど、その後がいけなかった。

なんかギロチン台がおかれた地下室に場面が変わって
陵辱されつくして呆然としてる女捜査官が引き出されてくんの
そのあとシャドルーなんたらに逆らう愚かななんとかかんとか(英語だからよくわからず)って
ナレーションが流れたあと、女捜査官をギロチン台に固定するシーンが始まった。
ここまではよくある企画モノって考えていたので
ギロチンってちょっwwwおまwwwって感じだったんだが、
これ本物だったんだよ。

さっきまで「春麗ちゃんえろかわー」とか見てたのに
いきなり首切られて鮮血びしゃー
胴体ビクビクだもん。

確かに汁撒き散らしてイキまくってるけどそりゃねーべ。
おまけにアンチNYウィルスに感染して動画見た事&個人情報が全世界にばらまかれた
まじ勘弁してほしい。

あとで調べたらシャドルーって結構ヤバイ組織で
女を処刑したやつみんな動画で公開してんのね。
他にも女エージェントの車裂きとか、CIAくノ一
(CIAでくノ一ってありえねーとか思ったけど実在するらしい)の銃殺とか
ハンパない奴ばっかりらしい。

結構グロ動画サイトとかだと定番らしいけど、マジやめてほしい。


114107-110 :06/05/01 03:13 ID:???
ちょっと方向性を変えてドキュメントタッチwな奴を即興で書いてみました・・・って、よりによってageてるよorz

こんな感じな奴でもOK?
グロNGなら場所かえるけど



115名無しさん :06/05/01 03:23 ID:???
GJ!俺も不知火舞の続きキボンだけど
別に犯るやつじゃなくリョナとか拷問でOK

116名無しさん :06/05/01 06:20 ID:???
>>92
本スレの次スレが立っている。

ーーー リョナ板 SS総合スレ 第2巻 ーーー
http://bbs.2ch2.net/test/read.cgi?bbs=ryonani&key=1145776314&ls=50



ところで今はこのスレは機能しているけど >>1 の態度はなんなんだ。


117名無しさん :06/05/01 10:17 ID:8Yxihr8E
>>113
うっPもしくはハッシュ値キボンヌ!


118名無しさん :06/05/01 12:59 ID:???
ネタにマジレ(ry

119名無しさん :06/05/01 18:41 ID:oFpPwu/M
113
萌え

120名無しさん :06/05/01 20:23 ID:VfbjpQIc
>>113
SSでたのむ

121名無しさん :06/05/03 14:44 ID:s.8KpWY2
「ひぃぃぃ!この女化け物か!?」
「失礼ね!」
ゴッ!
最後の戦闘員の後頭部に蹴りを叩き込むと春麗はシャドルーの本部指令所へと続く通路を進んで行った。

すると先にある角の向こうから新たな足音が聞こえてきた。
1人分の足音から春麗は推測した。
自分の侵入を知っていて1人で来るということは相当の手練。
ここでてこずれば敵の増援がやってくる。
奇襲。

人影が角を曲がって現われた瞬間必殺の蹴りを叩き込む。

「おっと、危ねぇな、へへへ」
しかし、彼女の蹴りは現われた人影には命中しなかった。

「進入者ってのはお前か・・・へへへ・・・・イイ女だな・・・抵抗できなくしたら、たっぷり楽しんでやるぜ・・・へへへ・・」
角から現われた黒人は、歯の抜けた顔でニヤリと笑った。
両手のボクシンググローブを顔の前であわせて、ボスンとならすと、黒人が身構えた。

「ハッ!」
「さあ、来な!お嬢ちゃん!」

春麗が黒人めがけ連続で蹴りを放つ。
しかし、そのことごとくが空をきる。

「へへへ・・なんだそのハエの止まりそうな蹴りは?」
黒人はあからさまに春麗をバカにしたような表情を見せると、
蹴りの弾幕をかいくぐり、一瞬で春麗の懐へと飛び込んできた。

「なっ!?」
目の前に黒人の顔が来たと思った瞬間に、春麗のあごを男のアッパーが突き上げていた。
脳を激しく揺さぶられ、春麗の意識が一瞬消え去る。

気が付くと、自分が床にダウンしている。
目の前の景色がグニャグニャしている。
戦いはまだ終わっていない。
自分はまだ負けてはいない。
腕に力を込めて、上半身を起こし、立ち上がろうとする。
しかし、足は、自分のものではないかのように力が入らない。
あれ?
足が動かない?
と、グニャグニャに歪んだ光景に、黒人の足が加わった。
黒人は何か喋っているようだ。
どうも、一発でおねんねしたのか、というようなことを言っている。
自分に言っているのだろうか?
耳に入る言葉がひどく曖昧でよくわからない。

と、黒人の片足が浮き上がる。
次の瞬間、自分の腹に衝撃がやってきた。

「ぐえっ」
空気が肺から押し出されて、蛙のような声を出してしまう。
男の蹴りが次々と自分を襲う。
何十発も蹴られた。
蹴られた場所がジンジンと熱い。

いつの間にか、自分と男の周りをシャドルーの戦闘員が取り囲んでいた。
自分に蹴りを見舞う黒人に、戦闘員が歓声を上げている。
最初は口々に喚きたてていた戦闘員達の声が、やがて一つの統一されたものになってゆく。
「犯せ!犯せ!犯せ!犯せ!犯せ!犯せ!犯せ!」
「犯せ!犯せ!犯せ!犯せ!犯せ!犯せ!犯せ!」
「犯せ!犯せ!犯せ!犯せ!犯せ!犯せ!犯せ!」
狂気のボルテージがどんどん高まってゆく。

それに答えるかのように、グローブを外した黒人がニヤリと笑って周りを一瞥すると、
自分の胸元へと手を伸ばしてくるのがわかった。
ビリイッ!
服が破られた。
形のよい2つのふくらみがこぼれ落ちる。
「あっ?」
たわわな果実を手で隠すひまもないうちに、男の手が今度は下半身へと伸びる。
いや、嫌よ。いやいやいや。
そう思っているうちに、下半身をガシッと掴む感触。
「いやぁぁぁぁ!」
ようやく口を付いて出た悲鳴も、結局、黒人の動きを止めることはなかったのであった。



                                終わり


122名無しさん :06/05/03 14:47 ID:???
113ではないけれど、勝手にネタを拝借して書いてみました。
レイプはこの板ではダメっぽいのと、
ちょんぱが嫌いなので、後は脳内補完でヨロシク。

123名無しさん :06/05/05 01:40 ID:687G6ikw
「オラァ!小娘どもが騒ぐんじゃねぇ!!さっさと金を出せ!!」

「ひっ!? や、やめてぇ!私たちが何をしたっていうの!?」

「うるせぇ!!ガタガタ抜かすんじゃねえぞ!!」
強盗がいきなり蛮刀でマーニャの首を刎ねた。

「ね、姉さぁぁぁぁんんん!!」
ブシャァァァァ!!
血を噴水のように撒き散らしながら、首のないマーニャの体が崩れ落ちる。

「いやあああああ!!人殺しぃぃぃぃ!!!!!」

「騒ぐなといってるだろうがっ!!!!」

バキャ!
ミネアの顔面を盗賊のごつい拳が殴り飛ばす。

「ゲブッ!!ガッ!!グッ!!ウッ!!ブプッ!!」
派手に倒れたミネアにまたがって、盗賊はそのままミネアの顔が変形するまで拳を振るった。

「おら、もう騒ぐんじゃねぇぞ!!」
ようやく男が殴るのをやめ、立ち上がる。

「うっうっうっ・・・・ねぇさぁん・・・・・」
床にうずくまったまま、声を押し殺してミネアが嗚咽をもらす。

「へっへっへ、安心しな。」
そう言うと盗賊は床に転がっていたマーニャの生首を胴体にくっつけると、何やらブツブツとじゅもんを唱え始めた。

「ね、姉さんにな、なにを・・・」

盗賊がじゅもんを終えると同時に、マーニャの体を強い光が包む。

「あっ、あう、な、な、あ、い、な、あう」
死んだはずのマーニャが口を開いた。

「え、あ、ミ、ミネア?」

「姉さん!!」

「ぐへへへ、こう見えても俺は昔、神官だったんだ。こんな田舎の村じゃお眼にかかれねぇような死者蘇生の魔法だってお手のものよ。」


124名無しさん :06/05/05 01:41 ID:???
「ああ、姉さん・・・・」

「ミ、ミネアァァァァ・・・・」
2人は盗賊の言葉など耳に入らない様子で涙を流している。

「オラァ!!」

「ギャン!」

しかし、それが気に食わなかったのか、床に倒れたままのミネアの頭を盗賊が蹴り飛ばした。

「泣いてないでさっさと金の在りかを言うんだな!」

「う、うちにはお金なんて・・・・」

「馬鹿野郎!!」

「キャァ!!」
盗賊がまたミネアの頭を蹴り飛ばした。

「ミ、ミネア!?」

「お前もうるせぇんだよ!」

「ゴフッ!?」
盗賊の脚が、今度はマーニャの腹を蹴り飛ばした。

「お前らの親父の残した蓄えが3000ゴールドはあるってことはちゃんと知ってるんだぞ?」

「で、でもそれを持って行かれたら、明日から私達が・・・」

「やかましいっ!!」

ブシャッ!!

「ね、姉さんんん!!!!」

盗賊の蛮刀が再度マーニャの首を跳ね飛ばす。

「わからねぇガキだな!!騒ぐなと言ってるだろうが!?」

「アガァッ!!」

盗賊が踵でミネアの顔面を踏みつける。

「今蘇生してやるから騒ぐんじゃねぇよ。」
首を乱暴に引っつかむと、じゅもんを唱える盗賊。

「あああ、あう、あああ、ひっ、ひっ、ひっ、ひっ」

「姉さん・・・・・」

「ひあああ!!いやああああああ 「うるせぇ!!!!」」
蘇生すると同時に叫び声を上げたマーニャを、盗賊の蹴りが黙らせた。

「ひっ、ひああ、ああ、ひっ、あああ、ひっひっ・・・」
それでも眼を見開きながら、マーニャは声を漏らし続けた。

「ちっ、あんまり短い間隔での蘇生で少しおかしくなりやがったか。3回目は無理だな。」

「そ、そんな・・・・・姉さん・・・・」

「オラ、わかったらさっさと金の場所を言うんだ。でないと今度は生き返らないぞ!?
それともお前が姉さんの代わりに死んでみるか?」

「い、言います!言いますぅ!!そこの水瓶が二重底になっていて、その中です!!」

「うらぁ!!お、出てきやがったな。こいつは全部頂いていくぞ!!」
盗賊は瓶を割り、金をかき集めると、入ってきた窓から風のように去っていった。

「ひっ・・ひっ・・・あ・・・ひっ・・・ひっ・・・」

「ううっ・・・私よ・・・・ミネアよ・・・私がわかる・・・・姉さぁん・・・」

後に残されたミネアとマーニャ。
蘇生のショックで発狂した姉を抱きしめながら、ミネアは姉に呼びかけ続けた。


125名無しさん :06/05/05 02:16 ID:???
いきなり首ぶった切って脅すよりもスレタイ通り(主に格闘で)ボコボコにして欲しかった。

126名無しさん :06/05/05 17:06 ID:???
感想ありがとう!
次はそんな感じでやってみたいと思います!

127名無しさん :06/05/06 02:07 ID:???
「霞、とうとうあなたと決着をつける時が来たようね。」

「あなたでは私を倒せないわ。」
声の主はあやねに向かってそう言い放つ。

「はん?今更何を言い出すの?その言葉そのままそっくりあなたに返すわ。」

「私はハヤテ兄さんから風雲拳の奥義を会得したのよ。」

「風雲拳?」

「風雲拳―――― それは実戦空手道とブーメランを組み合わせたまったく新しい格闘技・・・」

「うおおおぉぉぉぉぉぉ!!!!」
突如として雄たけびを上げる霞。

よく見ればその背中には巨大な木製ブーメランが。
霞が勢いよく学生服を脱ぎ捨てる。
下から現われたのは、赤い剣道用の胴当てを身に付け、その下に空手着を着込んでいる風雲拳独特のいでたち。

「え・・・?一体・・・?」
当然のごとく戸惑うあやね。

「てああああ!!」
大声で叫びながらあやねに向かい、突進してくる霞。

「くっ!」
事態が飲み込めないが、とりあえず迎撃体勢をとるあやね。

「強烈斬!!!」

「きゃっ!」
霞の振り回すブーメランが目の前スレスレをかすめ、あやねは思わず声を上げる。

「どうかしら?これが風雲拳奥義 強烈斬よ!!」
ブーメランを振り回すだけの技だが、硬い樫の木を削って作った巨大ブーメランで殴られれば、仮にガードしてもガードした手足の骨が折れてしまうだろう。

「ふざけたことを!!」
自分を馬鹿にしているとしか思えない霞の言動に怒ったあやねは霞の懐へ飛び込もうとする。

「念動飛棍!!!」
霞の手からブーメランが離れ、踏み込もうとしていたあやねに襲い掛かる。

「っつ!」
しかし、あやねはそれを間一髪でかわす。
霞を見ると、武器を投げた体勢でガードががら空きだ。
チャンス。
飛び込もうとするあやねは、自分の背後から迫りくる気配を感じた。

ザッ!
振り返る前に思い切り身を伏せた。
今まであやねの後頭部があった場所を高速で通過する物体。
先ほど投げた霞のブーメランが戻ってきたのだ。

ハッと正面を見ると、戻ってきたブーメランをキャッチしながら霞が自分に向かって突っ込んでくる。

「奥義!無双乱舞!!!」

「なめた真似を!!」
真正面から向かってくる霞に対して、カウンターの抜き手を放つ。
しかし、あやねの抜き手が霞の喉に突き刺さる前に、霞の体が深く沈みこんだ。

「え!?」
奥義と叫ぶ気合とは裏腹に、霞の攻撃はしゃがみながらのローキックであった。
不意を突かれ、あやねの体勢が崩れる。

「はっ!やあ!とお!せいっ!たあ!やあ!」
隙ができたと見るや、霞は一気に拳と蹴りの連打を打ち込んでくる。
何発かクリーンヒットを貰い、あやねの意識が一瞬飛ぶ。
その隙に霞が巨大ブーメランを背中から抜き取り、あやねの体へと叩き付けた。

「げほっ!!」
ブーメランがあやねの横っ腹をモロに直撃する。
アバラが数本叩き折られた。
あやねは耐え切れずそのまま床に倒れこむ。

「うおおおおおおおお!!!!これが風雲拳奥義!無双乱舞!!!」
ブーメランを上に掲げ、勝利の雄たけびを上げる霞


128名無しさん :06/05/06 02:08 ID:???
「くっ、何でこんな・・・・」
分けもわからぬままの敗北に悔し涙を流すあやね。
そのわき腹に霞が蹴りを放った。

「くあああ!」
先ほど折られた場所につま先が食い込むみ、あやねの神経に電流のように痛みが走る。

「はっ!せい!たあ!」
わき腹を押さえて転がるあやねに対し、霞はがら空きになっていた鳩尾や下腹部へ更なる蹴りを見舞った。

「ぐっ!」
鳩尾に深く蹴りが突き刺さり、あやねが呻いた。

「せいっ!」

「あああ!!」
思わずガードが緩んだ瞬間、霞のつま先がまたしてもわき腹を襲う。
何度も折れた場所を蹴られ、あやねの顔が苦悶に歪む。


「とどめよ!!風雲拳 奥義 強烈斬!!」
霞は背中に吊るしていたブーメランを抜き取ると、倒れているあやねへ振り下ろした。

「うあうっ!」
手をクロスさせてブーメランを受けるも、重い樫の木で叩かれた衝撃で、受けた腕の骨がきしみを上げる。

「強烈斬!!強烈斬!!」
霞が更にブーメランを叩きつけてくる。
交差させた腕で受けるたびに、骨まで衝撃が走り感覚が消えてゆく。

「やあ!!」
霞がまたしてもあやねの折れたわき腹を踏みつけるように蹴りを放つ。

「くぅぅぅ」

「隙あり!強烈斬!!!」
蹴りで悶えたあやねの下腹部に向けて霞が思い切りブーメランを振り下ろした。

「ご・・・は・・・・・あ・・・」
強烈な打撃が突き刺さり、あやねが腹を抱えこんで丸まる。

「えい!せい!たあ!やあ!とあ!てい!」
抵抗する力を完全に失ったあやねをさらに霞が蹴りまくる。

「これで最後!!強烈斬!!!!!」
トドメの一撃があやねのアバラを再度打ち砕いた。
たまらず泡を吹いて悶絶するあやね。



風雲拳により勝利した霞は、新たなる対戦者を求めいずこかヘと去っていったのである。


129名無しさん :06/05/06 11:28 ID:???
>>127-128
ハヤテ兄さんってそっちかよ!!雄叫びまであるしw
俺昔風雲黙示録持ってたからかなり懐かしい。
キャロルはイマイチリョナれんかったな・・・。

130名無しさん :06/05/06 17:20 ID:???
コレだけ優秀な作品なのに、出だしで噴いておっき出来なかったYO……il||li ○| ̄|_ il||l

131名無しさん :06/05/06 18:03 ID:wXDAmjqA
レイファンのエロ小説を書くか

132名無しさん :06/05/07 01:18 ID:???
獅子王マダー?

133名無しさん :06/05/07 16:37 ID:???
どうでもいいけどこのスレなんでこんなすぐに下がっちゃうの?
スレの上下の法則がイマイチわからん。

134名無しさん :06/05/19 00:01 ID:???
「ムチ子!?なんでお前がここに!?」

「大佐・・・・」


殺せ!殺せ!ブチ殺せ!殺せ!殺せ!ブチ殺せ!殺せ!殺せ!ブチ殺せ!
殺せ!殺せ!ブチ殺せ!殺せ!殺せ!ブチ殺せ!殺せ!殺せ!ブチ殺せ!
殺せ!殺せ!ブチ殺せ!殺せ!殺せ!ブチ殺せ!殺せ!殺せ!ブチ殺せ!
女はお前を騙す気だ!
袖からナイフが覗いてる!


「ごめんなさい!」

「うぉっ!何をしやがる!」

「何も言わずに私に殺されて下さい・・・大佐・・・おねがいです・・・」

「お前ふざけるのも大概に・・・目がマジだな・・やばいぜ・・」


殺せ!殺せ!ブチ殺せ!殺せ!殺せ!ブチ殺せ!殺せ!殺せ!ブチ殺せ!
殺せ!殺せ!ブチ殺せ!殺せ!殺せ!ブチ殺せ!殺せ!殺せ!ブチ殺せ!
殺せ!殺せ!ブチ殺せ!殺せ!殺せ!ブチ殺せ!殺せ!殺せ!ブチ殺せ!
考えるな!
生け捕りなどと!
女はお前を殺す気だった!
お前も殺せ、その女!


「死んで下さい!!!」

「くっ!おらぁ!」

「ぎゃん!」


殺せ!殺せ!ブチ殺せ!殺せ!殺せ!ブチ殺せ!殺せ!殺せ!ブチ殺せ!
殺せ!殺せ!ブチ殺せ!殺せ!殺せ!ブチ殺せ!殺せ!殺せ!ブチ殺せ!
殺せ!殺せ!ブチ殺せ!殺せ!殺せ!ブチ殺せ!殺せ!殺せ!ブチ殺せ!
何でどうして1発だけだ!
殴れ!殴れ!ブチ殺せ!
ナイフを奪って安心するな!
女は銃を持ってるぞ!


「一体何がどうなって!!!!!ズギャーン!!!!!


殺せ!殺せ!ブチ殺せ!殺せ!殺せ!ブチ殺せ!殺せ!殺せ!ブチ殺せ!
殺せ!殺せ!ブチ殺せ!殺せ!殺せ!ブチ殺せ!殺せ!殺せ!ブチ殺せ!
殺せ!殺せ!ブチ殺せ!殺せ!殺せ!ブチ殺せ!殺せ!殺せ!ブチ殺せ!
流石だラルフ!
よく避けた!
今だ!銃を奪うんだ!
おっと!待て待て!
そいつを使うな!
楽にしたんじゃ意味がない!
じわじわじわじわ嬲り殺しにしなくちゃ意味がない。


「てんめぇぇ!マジでやる気ならやってやろうじゃねぇかよ!おらっ!おらっ!おらっ!」

「うあっ・・あっ・・・ぐっ・・・ああっ・・・・きゃう・・」


殺せ!殺せ!ブチ殺せ!殺せ!殺せ!ブチ殺せ!殺せ!殺せ!ブチ殺せ!
殺せ!殺せ!ブチ殺せ!殺せ!殺せ!ブチ殺せ!殺せ!殺せ!ブチ殺せ!
殺せ!殺せ!ブチ殺せ!殺せ!殺せ!ブチ殺せ!殺せ!殺せ!ブチ殺せ!
そうだ!そうだ!殴るんだ!
馬乗りになって殴るんだ!
徹底的に殴るんだ!
血反吐を吐くまで殴るんだ!


1352/2 :06/05/19 00:02 ID:???
「どうしたぁ!?もうお仕舞かぁ!?」

「あ・・・・・・あ・・・・ああっ!?」

殺せ!殺せ!ブチ殺せ!殺せ!殺せ!ブチ殺せ!殺せ!殺せ!ブチ殺せ!
殺せ!殺せ!ブチ殺せ!殺せ!殺せ!ブチ殺せ!殺せ!殺せ!ブチ殺せ!
殺せ!殺せ!ブチ殺せ!殺せ!殺せ!ブチ殺せ!殺せ!殺せ!ブチ殺せ!
そうだ!そうだ!腕を折れ!
得意の鞭を封じてしまえ!
女の顔が歪んでいるぞ!
折れた所を踏んでやれ!


「こいつでどうだぁ!」

「うぐっ!」

殺せ!殺せ!ブチ殺せ!殺せ!殺せ!ブチ殺せ!殺せ!殺せ!ブチ殺せ!
殺せ!殺せ!ブチ殺せ!殺せ!殺せ!ブチ殺せ!殺せ!殺せ!ブチ殺せ!
殺せ!殺せ!ブチ殺せ!殺せ!殺せ!ブチ殺せ!殺せ!殺せ!ブチ殺せ!
女が腹を押さえたぞ!
今のパンチは効いている!
もっとボディーを責めてやれ!
徹底的に責めてやれ!
ゲロを吐くまで殴るんだ!


「もういっぱぁぁあつ!」

「は・・・う・・・」


殺せ!殺せ!ブチ殺せ!殺せ!殺せ!ブチ殺せ!殺せ!殺せ!ブチ殺せ!
殺せ!殺せ!ブチ殺せ!殺せ!殺せ!ブチ殺せ!殺せ!殺せ!ブチ殺せ!
殺せ!殺せ!ブチ殺せ!殺せ!殺せ!ブチ殺せ!殺せ!殺せ!ブチ殺せ!
女が目玉を剥いてるぞ!
今にもゲロを吐く顔だ!
ダメ押しトドメを刺してやれ!

「うらうらうらうらぁ〜〜」

「ぐっ・・はぐっ・・あうっ・・ぐう・・・・・・・う・・・うぇ・・・おぇ・・・う・・う・・げほっ・・・」


殺せ!殺せ!ブチ殺せ!殺せ!殺せ!ブチ殺せ!殺せ!殺せ!ブチ殺せ!
殺せ!殺せ!ブチ殺せ!殺せ!殺せ!ブチ殺せ!殺せ!殺せ!ブチ殺せ!
殺せ!殺せ!ブチ殺せ!殺せ!殺せ!ブチ殺せ!殺せ!殺せ!ブチ殺せ!
鳩尾めがけて拳の連打!
やっぱりお前は天才だ!
それが証拠にあの女!
腹を抱えてうずくまる!
ゲロにまみれてうずくまる!


「おらぁ!トドメだ!」

「う・・あ・・・・・・・・」


殺せ!殺せ!ブチ殺せ!殺せ!殺せ!ブチ殺せ!殺せ!殺せ!ブチ殺せ!
殺せ!殺せ!ブチ殺せ!殺せ!殺せ!ブチ殺せ!殺せ!殺せ!ブチ殺せ!
殺せ!殺せ!ブチ殺せ!殺せ!殺せ!ブチ殺せ!殺せ!殺せ!ブチ殺せ!
そうだ!そうだ!締め上げろ!
女の首を締め上げろ!
顔が真っ赤だ締め上げろ!
地獄の底まで送ってやるんだ!
きっちりトドメを刺してやれ!
もがく女を押さえつけ!


「どうだ!」
息の根止めろ!

「・・・・・・・・・・・・・・・・」

「死ね!」
体が痙攣しているぞ!
もう一押しだ!

「・・・・・・・・・・・・・・・・」

「死ね!」
白目を剥いたぞ!
 もっとだ!もっと!

「・・・・・・・・・・・・・・・・」

「死ね!」
小便も垂れ流したぞ!
泡も吹いたぞ!

「・・・・・・・・・・・・・・・・」

「これでトドメだ!」
これでトドメだ!

「                」





136名無しさん :06/05/19 16:27 ID:???
素敵に電波的ですね。

137名無しさん :06/05/28 23:45 ID:???
「ふふっ 霞!前回はあなたに不覚を取ったけれども、今度は負けないわ!」

「何度やっても同じことよ。あなたでは私に勝つことはできない・・・・」

「私が新しく習得した武器、棘殺怒流鞭(キョクサツドルベン)を見てもそんなことが言っていられるかしらね?はあっ!」
刺の付いた鞭が霞目掛けて放たれる。

「そんな児戯にも等しい技では私を倒すことなど不可能よ。」
霞が首を振って楽々と鞭の攻撃をかわす。

「くっ!」

「このままでは面白くないわね。ハンデを上げるわ。」
霞が足で自分の周りに2メートルほどの円を描く。

「この円から私が出たらあなたの勝ち。私は負けを認めて腹をかっさばくわ。」

「なっ!ふざけるんじゃないわよ!いいわ!私も同じ条件でやってあげる!!!」
怒り狂ったあやねが自らの周囲に円を描く。

「隙あり!幻影飛棍!!」
複数に分裂したブーメランがあやねに襲い掛かる。

「きゃあっ!」
異なる軌道で迫るブーメラン全てを狭い円の中ではかわしきれず、あやねがブーメランの直撃を受ける。

「ふふ 早速勝負あったようね。」
地面に倒れるあやね。

「な!?卑怯な!」

「あら 言い訳?」

「そ、そんなことはしないわ!」

「そう だったら」
霞が懐から大振りのナイフを取り出した。


・・・・・・・
・・・・・・
・・・・
・・




138名無しさん :06/05/28 23:46 ID:???
「ハア ハア ハア ハア ハア」

「いつまでそうやっている気?」

ナイフを目の前にして、滝のような汗を流しているあやねと、それを冷ややかな目で見つめる霞。
あやねは30分もこの体勢のまま固まっていた。

「はあ はあ はあ はあ はあ はあ」

「もう きりがないわね。」
霞がナイフを拾い上げると震えるあやねの手に握らせる。

「う・・・う・・・はぁ・・う・・はぁ・・う・・」

「さあ おててを上に上げましょうね。」
ナイフを持ったあやねの両手が高く掲げられる。

「・・・で・・・・・・・せ・・・ん」

「あら 何かしら、あやね?」

「ご・・・ごめんな・・・さい・・・わ・・わたし・・・できません・・」
あやねがついに涙を流して謝った。

「あら そんなにまで追い詰められていたの 可愛そうに。」

「ぐすっ・・も、もう許してください・・・・私の・・負けです・・」
あやねがナイフを地面に落とした。

「あらそう まあ 自分でできないんじゃ仕方ないわね。」

「ぐすっ・・・ヒック・・ぐすっ・・」

「私が手伝ってあげるわ。」

「ぐすっ・・え!?」
霞が人差し指であやねの額に触れる。


――――――――瑪 羅 門!!!!(バ ラ モ ン !!!!)

あやねの頭にどこからともなく声が聞こえた。

「あなたの意思とは関係なく、あなたの腕は動き出すわ。」

言葉通りあやねの意思とは無関係に、あやねの手が落ちていたナイフを拾い上げると
自分の頭上に高々と掲げた。

「い、いやぁ!」
そしてあやねの腕が振り下ろされ、ナイフの先端があやねの腹へと潜り込む。

「ああああああああ!!!!!」
泡を吹いて、座ったまま失禁、失神したあやね。

「ふふ 臆病ね。」
霞が地面に転がったナイフを拾い上げると、その先端に指を当てて押した。
ナイフの刃は柄の部分に潜り込む。

再度あやねを破った霞は更なる巨悪を求めて去っていったのだった。


139手術台の上へ…… :06/05/31 20:24 ID:???
「ムムー!!」
麻酔もかけられないまま猿轡をかまされ、手足をロープで縛られたソフィア。
彼女の周囲を白衣を着た男達が大勢で取り囲んでいる。

「ついにゴッドハンドの手術が見られるぞ!」

「ヤン先生直々の手術を受けられるとはこの女も幸せ者だな!」

ソフィアを囲む白衣の人間達は口々に1つの名を呟き、褒め称えていた。
どうやら皆が言っているのは先ほどから1人淡々と手術台のライトの調整などをこなしてゆく30ほどのこれまた白衣を着た男のことのようだ。
周囲がヤンと呼ぶ男。
この男がこれからソフィアの臓器摘出手術を行うようだ。

「ンンンン!!!!ムムム!!!!!」
敵に失神させられ、先ほど意識を取り戻したソフィアは状況を把握すると、動かせる限り体を動かして暴れまくった。
    
「先生!患者が暴れています!」

「麻酔が必要なようだな。」
ヤン医師が手術台の横に置いてある手術器具の中から金属製の何かを手に取った。

メリケンサック。

これをつけた人間の拳は途端に凶器へと変貌する。                    
手術用手袋の上から器用に鉄の拳を装着するヤン医師。

「ムムーー!!!・・・・ムグッ!!?」
もがいていたソフィアの腹に突如 凶器となった医師の拳が振り下ろされた。

「ム・・グ・・ウ・・・ウ・・・」
ヤン医師のパンチは想像以上に重く、ソフィアは手術台の上で身を屈めてうめき声を洩らした。

「おお、一発で!流石は先生!!」

ミラクル
「これが奇跡のヤンと呼ばれる先生の麻酔!!!」

「続いて胃の洗浄を行う。」
ヤン医師は周囲には目もくれずにそう呟いた。
とたんに周囲の医師たちが動いて縛られて1つになっているソフィアの手と足を押さえて、
ソフィアを仰向けに固定した。


140名無しさん :06/05/31 20:25 ID:???
「胃洗浄開始。」
ヤン医師がソフィアの鳩尾にメリケンサックをうずめた。

「ムグゥ!!!?・・グフッ・・グフッ・・グフッ・・」

「もう1発。」

「ムムゥ・・・ムゥ・・・ムグフッ!!!!? グ・・ウ・・ウ・・ウ・・」

「これで洗浄完了。」

「・・・・・・グムグゥ!!!?・・・・ウブブププ」
連続してのみぞおちへの重い衝撃に、ソフィアの胃から内容物がこみ上げてくる。
喉をせり上がって逆流してくる甘酸っぱい胃液。
だが、猿轡を咬まされているために上手く吐き出すことができない。

パチパチパチパチ
手術室内に拍手が巻き起こる。

「魔術師ヤンの噂は本当だったのか!!!」

「もはや完璧としか言い様がないではないか!!」

「よし、次に行くぞ。」

「はい、せんせ・・うわっ!?」

「むっ!?」

ヤン医師の体が手術用の器具を撒き散らしながら宙を舞った。

「患者が!?」

「腕を縛っていたロープがほどけているぞ!」

手首の関節を外しての縄抜け――――元KGBのソフィアなら可能なことだった。

関節を戻し、素早く足のロープと猿轡をほどくソフィア。

「うぇぇぇぇ・・・・」
猿轡を外した瞬間に、ソフィアの口から胃の内容物を吐き出した。
今までは出すに出せなかったのだ。

「・・・・・げほっ・・・ごほっ・・ハァ ハァ ハァ」
何とか口の中のものを吐き出したソフィア。

その様子を呆然と眺めていた白衣たちが我に帰った。

「その女を捕まえろ!!!」

「逃がすな!!」


141名無しさん :06/05/31 20:26 ID:???
ソフィアへ向けて、男達が群がった。

「うごあ!?」

「はべぶ!!!」

「ぐふっ!!」


しかし、その男達が一瞬にして地面を舐めた。

いかに素手であろうが、手傷を負っていようが、彼女にとって素人などものの数ではない。
一瞬にして数人を殴り倒し、投げ飛ばし、蹴りをくれてやった。

「ひぃぃぃぃ!!!助けてくれ!!!!」

「こ、殺される!!」

途端に手術室はパニックとなった。

ソフィアに向かって無謀に挑みかかっていくもの。
一目散に出口のドアへ向かうもの。
それらに押されて床に倒れるもの。

「ぎゃああ!!」

「うああぁ!!」

「どけどけーー!!」



10分後……

「・・・・クッ」
部屋に誰もいなくなったのを確認したと同時に、ソフィアはガクリと膝を着いた。
彼女は先ほどの賭け試合での戦いのダメージに加え、メリケンサックでのボディブローを何とか我慢して今まで立っていたのだ。
いかに彼女が強いとは言え、そこはやはり生身の女性であった。

今や部屋に残っているのはソフィアと気を失った何人かの白衣だけ。

「パニックに陥りそうな時ほど冷静に行動すべし。まだ彼らにはわかっていないようだね。」
いや、もう1人居た。
ヤン医師。
先ほどまでゴッドハンドと称されていた男だ。

「こりゃひどいな。倒れているのは全員仲間に踏まれた奴ばかりだ。前に出て戦う時よりも、敵に後ろを見せて逃げるときが最大の損害が発生するということすらしらんのかね。彼らは。よくあれで彼らは自らを医師などと名乗れたものだよ。」
あたりを見回すと、呑気に呟くヤン医師。

「・・・・・・」
ソフィアとヤン医師の視線がぶつかった。

しかし、ヤン医師はソフィアのいる場所には誰も存在しないかのごとく、ブツブツ言いながらすぐに視線を他に移した。

「ブランデー入りの紅茶があれば最高なんだが・・・ここじゃあ消毒用アルコールしか手に入らないな。」


142名無しさん :06/05/31 20:26 ID:???
更に呑気なことを言いながら、ヤン医師はアルコールの瓶を手に取ると蓋を開けて中身を
口に含んだ。

いつの間にかその手にはライターが握られている。

ブオッツ!!!

ヤン医師が口から吹き出した火炎がソフィア目掛けて迫り来る。

「なっ!?」
まさかヤン医師が自分に攻撃を仕掛けてくるとは想像もしておらず、
しかもその攻撃方法も突飛なものであったため不意を突かれたソフィア。

火炎の射程が短かったため、後ろに避けて火傷を負うことはなかったが、
失神して倒れていた男の体に足をとられて転倒した。

慌てて立ち上がろうとするソフィアの視界に何かが飛び込んできた。

「え!?・・・・・うぐっ!!!!?」

ヤン医師は助走もつけない1回の跳躍で軽々と2人の間の距離約6メートルを飛び、床に倒れていたソフィアの腹の上に全体重をかけて着地したのだ。

「うぁ・・ぐうう・・」
ソフィアの腹をグリグリと踵で踏みにじるヤン医師。

「虚を突くことさえできれば例えどんなに強大な相手であろうと、いともたやすく討つことは可能なのだよ。」

そう言うとヤン医師の手にはどこからか取り出した手術用のメスが握られていた。
その数10数本。
ソフィアの顔の真上に当たる位置でメスを握っていた手を離すヤン医師。

鋭いメスの切っ先がソフィアの顔目掛けて落下してくる。

「ちぃ!」
ソフィアが咄嗟に両腕で顔と喉をガードしつつブリッジでヤン医師を跳ね飛ばす。

「おっと! まあいいさ。まずは相手の手足を叩く。本体を叩くのはそれからでも遅くない。」

「さっきから何をふざけたことを!!」
だが、そう言って起き上がったソフィアの腕にはメスが大量に刺さっていた。
むしり取るようにして全てのメスを引っこ抜いた後も、その傷口からは真っ赤な血がドクドクと流れ出してソフィアの体力を奪っていく。

「お返しよ!!」
ソフィアがヤン医師目掛けてメスを投げ返す。
さらに投げずに持っていた1本を握ってヤン医師の懐へと飛び込んでいく。

「ふむ。」
戦いの最中には似つかわしくないような声を出すと、ヤン医師はただ呆然と飛んでくるメスとソフィアの攻撃を体で受け止めた。

ドス ドス ドス ブッシャーーー!!

ヤン医師の目に、喉に、肩にメスが突き刺さり、ソフィアの一閃が頚動脈を掻き切った。

「ふ、ぶぷぶ」

「一体何を・・・・」
先ほどあれだけの動きをした相手が何の抵抗もせずに攻撃を受けたこと。
そして攻撃を受けたにも関らず笑っていることにソフィアは底知れぬ不気味さを感じた。

「ぶぶ、こ、これは・・ひどい傷だな・・ぷぶ・・治療しなくては・・」
血を噴出しながら喋る医師。
その手が目に突き刺さっていたメスを引き抜いた。
ヤン医師の手が素早く動いた。
ソフィアのメスによって傷ついた部分を正確に、より深く、自らのメスでえぐり取ったのだ。
するとどうしたことだろうか、ヤン医師の出血はたちまちにして止まり、傷口が閉じていくではないか。

「ば、馬鹿な!!こんなこと・・・」
         ミラクル  
「覚えて置き給え。奇跡のヤンの切開は縫わずとも自然に閉じるということを。」

「あ、ありえないことよ・・・」
とても常識では考えられないことを言うヤン医師にソフィアがかぶりを振った。


143名無しさん :06/05/31 20:27 ID:???
「やれやれ、どうして人は常識という名の縄で自らを縛りたがるのかね。おっと。」
そう言ってソフィアへ足を踏み出したヤン医師の足元がグラついた。

「やれやれいかんな。傷が直ったのはいいが失血しすぎているらしい。」

どうやら傷口は塞げても、失った血までもが元に戻るわけではないようだ。
ソフィアが失いかけていた自信を取り戻す。
(そうよ!見せ掛けだけ!私の攻撃はあいつにちゃんと効いている。最終的には相手の血がなくなるまで切り刻んでやればいいのよ!)

「どうやら輸血が必要だな。」

ソフィアが再度ヤン医師に飛び掛ろうとした時に、ヤン医師はそう呟いた。

ブシュウーーー!!


「ああああ!!!」
途端に先ほどのメスでできたソフィアの腕の傷口から大量の血が噴出した。
その血が一筋の流れとなってヤン医師の方へと流れてゆく。

ごくっ ごくっ ごくり ごくん

ヤン医師が喉を鳴らしてソフィアの血を嚥下する。

(腕の感覚が!!!このままではいけない!!!)
血を流し続ければ腕の感覚はなくなり動かなくなる。
そして更にはミイラのように失血死する恐れすらある。
血を止めるにはまず相手を倒す必要がある。

ソフィアはそう判断を下すと、血を貪ることに一心不乱のヤン医師へと駆け寄った。

「いい加減にするのね!!!」

ゴッ!!

ソフィアの爪先がヤン医師のこめかみを直撃した。
しかし、ヤン医師は倒れずに持ちこたえた。

「もう一発よ!!」

今度はヤン医師のボディーへ膝蹴りを決めた。

「ぼぐぉ!!」

口の中に残っていた血を吹いたヤン医師。

「これでとどめよ!!!」

膝蹴りを喰らって身を屈めたせいで頭部の位置が低くなっている
ヤン医師の首にソフィアの足が絡みつき、締め上げる。
そのまま床に倒れこむ2人。
変則型の三角締めだ。


144名無しさん :06/05/31 20:27 ID:???
「・・・・・・・・・・・・・・・」
顔面を真っ赤にして口をパクパクさせるヤン医師。

「ふふふ・・・このまま逝ってしまうといいわ!!」
(これで倒れてくれなくちゃもう・・・)

賭け試合でのダメージに加えヤンの手術と称したボディーブロー、
そして先ほどの大量出血に流石のソフィアももう限界であった。
この三角締めを外されれば、戦うことはおろか立つことさえできるかどうかも怪しい。
だからこそ、ソフィアは残された力を振り絞って太ももでヤン医師の首を締め上げた。

「・・・・・・・・・」
ヤン医師の顔色が赤いのを経て、どす黒い紫色へと変わる。

(もう少しで・・・)

ブンッッツ

だが、その時ヤン医師の腕が動いた。
その手に握られているのは手術用のメス。

(例え斬られてもこの足は外さない!!!)
ソフィアは足を失ってでもという覚悟を決めて足に一層の力を込めた。

しかし、ヤン医師のメスが向かったのは締め上げているソフィアの足ではなく、
締められている自らの首であった。


ブッシャァァァァァァ!!!

小さなメスのたった一振りでヤン医師の頭が胴体を離れて宙を舞う。
切り口からは血が噴水のようにあふれだす。

スポッ

血で濡れた上に引っかかる場所のないソフィアの足がヤン医師の首から外れた。
首から上を失った胴体がばたりと床に倒れる。

「え・・・・!?」
(自殺?一体何を!?)


宙を舞っていたヤン医師の首がボトリと床に落ちて転がる。


145名無しさん :06/05/31 20:27 ID:???
はぁ・・はぁ・・・はぁ・・       はっ!?      はぁ・・はぁ・・はぁ」
(いけない!ここで意識を失うわけには!)
失血のせいでソフィアは自分の意識が急速に遠のいていくのを感じた。
今は考え事をしている場合ではない。

「し、止血を・・・」
半ば朦朧としながらもゆっくりと立ち上がる。
そして手術室の中を見渡して手当てに使えそうなものを目で探す。
その目の動きが床に転がっているヤン医師の首の上で止まった。
平坦な床の上で動き続けるヤンの首。
その先には胴体が。
首はゴロゴロと転がり続ける。

まさか。
ソフィアの直感が危険を告げたが、体は壁にもたれたきりで動かない。
ソフィアの目だけが首と胴体の切断面同士がピタリくっつく様を追っていた。

「ぶぷ・・・み、ミラクル・ヤン・・の・・ぶぷっ・・切開は・・縫わずとも・・・ぷぶぶ・・」
血まみれのヤン医師が起き上がってくるのは最早悪夢としか言い様のない光景であった。


「ぶぷ・・・今のは・・危なかった・・の、脳細胞が死滅して・・・しまえば・・流石の私も手がだせないから・・・ね。そ、それにしても血を・・・失い・・過ぎたな・・・もう1回・・・やられたら・・・・立てそうにないな・・・」

「ハァ・・ハァ・・・ハァ・・ハァ・・」
だがすでにソフィアにもう1回ヤンを攻撃するだけの力は残っていなかった。
大量出血の結果腕はとっくに感覚がなく、体からは力と体温が奪われていた。

今ソフィアの体を支えているのは驚くほど強靭な精神力であった。

「ど、どうやら・・・君のカルテができあがった・・・ようだぞ・・・」
ヤン医師が指差したのは床の上。
ヤンとソフィアの血溜まりだ。
2人の交じり合った血は何かの文字を形成していた。

「ハァ・・ハァ・・・ハァ・・ハァ・・」
ソフィアがヤンの指差す血文字を読んでみようとするが、目が霞んで読むことはできなかった。


「患者の臓器摘出手術は失敗・・・か・・・これは・・残念・・・」
そんなソフィアのためなのかどうなのか、ヤンは声を出して血文字を読み上げた。


146名無しさん :06/05/31 20:28 ID:???
「ハァ・・ハァ・・・ハァ・・ハァ・・」

「残念・・・だが・・・奇跡のヤンのカルテは絶対だ・・・100%・・・あたる・・・」

「ハァ・・ハァ・・・ハァ・・ハァ・・」

「理由・・・・・内臓破裂のために・・・・臓器が使い物に・・・ならなくなったため。なるほど・・・そういうことか・・・」

血まみれのヤン医師が凄惨な笑みを浮かべる様はもはや幽鬼と表現するより他はなかった。

「ハァ・・ハァ・・・ハァ・・ハァ・・ハッ!?」

ぼんやりとしていたソフィアの顔の前にヤン医師の顔があった。
彼の腕が素早く振られる。
拳がソフィアの腹にめりこむ。

比喩ではない。
彼の手首から先がすっぽりとソフィアの腹の中に埋もれていたのだ。

ソフィアには痛みも出血もない。
ただ、手が腹の中にめり込んでいた。

「摘出予定部位は・・・腎臓!!」

ぐしゃっ!!

何かが握りつぶされる音。
それは間違いなくソフィアの体の中から聞こえた音であった。

「次に肝臓!!その次は脾臓!!胃!!小腸!!大腸!!!子宮!!!」

ぐしゃっ!! ぐちゃっ!! ぐちゅっ!!! ばちゅっ!!


「ぐぼっ!?ぐぼぶぶっぶっぶぶぶうぷ・・・・・」

ヤン医師の腕がソフィアの体の中で激しく動き回る。
白目を剥いたソフィアの口からは大量の鮮血があふれ出た。

「ぶぷぷぶぶぶ・・・・・・・」

「以上、術式完了!!!」

ヤン医師が手を引き抜くと同時にソフィアが床に崩れ落ちた。

ソフィアの腹には手はおろか、何かが入るような穴など1つも開いていない。

しかし、ヤン医師の手は明らかに彼のものではない血によってヌラヌラと濡れていた。


「さて、次の術式にとりかかる・・」
ソフィアが倒れ、もはや誰も聞いていないにもかかわらず、ヤン医師はそう宣言した。
そうして、床の上のソフィアを抱え上げ、手術台の上へと寝かせる。

「手術開始・・・・・」

「せ、先生・・・?」
その時、気を失っていた白衣の1人が意識を取り戻してヤン医師へと声をかけた。

「大丈夫だ。この手術は成功する。」

「あの・・・・」

「ミラクル・ヤンのカルテは絶対だ。患者のカルテは内臓破裂とあったが、死ぬとは書いていなかったからな・・・ふふふ・・・・」


147名無しさん :06/06/06 19:57 ID:???
敵地に単独潜入したジル。(コスは雷電みたいなピチピチスーツを着ている)
だが敵に捕まってしまうジル。

雷電のようにスッポンポン&大の字の恥ずかしい格好で貼り付けにされるジル。
電気拷問をうけるジル。
「きゃああああああ。」
最初のうちは強がっていたもののついに耐え切れず失禁・失神。

なんとか貼り付け状態から脱したジル。
ジルは手のひらで股間を、二の腕で乳首を隠しながら脱出を試みる。
ただしお尻は隠しきれないので可愛いお尻プリプリさせながら走り回るジル 。

そこでバイオハザード発生。
丸腰どころか丸裸のままゾンビやリッカー・タイラントと戦うハメになったジル。

無論、全裸では手も足もでず必死に逃げ回るジル。
            
だがついに敵に追い詰められ・・・


148名無しさん :06/06/06 19:58 ID:???
ドン! ドン! ドン! ドン!

「クリス……バリー……」                ポケット
ジル・バレンタインは一人一人仲間達の名前を呟きながら胸の谷間から取り出した手帳に書き留めていった。

「レベッカ……ケネス……エンリコ……」
みな死んでしまった。
今、この館で人間と呼べるのは自分だけだろう。

ドン! ドン! ドン! ドギャ! メキメキ!!
「アヴー アヴー エヴー ヴァー ウウー ウアー」

そしてもうすぐ自分も……
これ以上は手が震えて書くことができなかった。      
ジルは手帳とペンを胸の谷間にしまうと代わりに右手でベレッタをホルスタインから引き抜いた。

メキャ! バリン! メキャメキャ! バキバキ!
「アヴー エヴー ウウー ヴァー ヴァー オウー」

ドクン!

ジルが手を震わせながらベレッタの銃口を自分のこめかみへと持ってゆく。

ドクン! ドクン! 

「はあ…はあ…はあ…はあ…」
ベレッタを持つ手がこれ以上ないほどに震えている。
震えを無理にでも鎮めようとジルはベレッタを持つ自分の手首を左手でガシッと掴んだ。

ドクン! ドクン! ドクン! ドクン! ドクン! ドクン! ドクン!

心臓が喉から飛び出るほど激しく脈打っていた。
自分の心臓の鼓動が嫌というほど聞こえる。


「……っつ」
最期にとっておいた1発の銃弾。
引き金にかかったジルの指に力がこもる。


ドクン! ドクン! ドクン! ドクン! ドクン! ドクン! ドクン!


カキン!


「……え!?」

カキン! カキン! カキン!
銃声は響かずに、ただ撃鉄が乾いた音を立てるだけであった。

カキン! カキン! カキン!カキン! カキン! カキン!
「なんで!? どうして!?」
パニックに陥るジル。

メキメキメキ! バアンッ!!
「ヴアー エヴー ウウー ヴァー」
その時ついにジルが隠れていた小部屋のドアをゾンビたちが叩き壊して、部屋の中へと進入してきた。

「ひっ! いやあああああ!」

思わず腰を浮かせたジルに1体のゾンビが襲い掛かる。

ドサッ!

「あうっ!」
ゾンビに押し倒されたジルが床に背中から倒れる。

「ヴ…ヴヴ……」
ジルにのしかかったゾンビが彼女の首筋へ顔を埋めようとするが、ジルの大きな胸と激しい抵抗によって押しのけられてしまう。

しかし、ジルが1体のゾンビと揉み合っているうちに、残りのゾンビがジルへと群がってきた。

「はあ…はあ…きゃあ!」
鋭い痛みがジルの足を襲った。

「ヴヴ…じゅる…ヴゥ」
1体のゾンビがジルの太ももに歯を立てていた。

「くうっ!」
足に齧り付いているゾンビを蹴飛ばそうとするジル。
しかし、その足を新たなゾンビが掴んで、取り押さえる。

「いやっ!離して!」
気が付けば自分の四肢にゾンビの手が。

「いや!嫌!いやああああ!!!」
身動きの取れなくなったジルにゾンビが一斉に齧り付いた。

「あああああ!!!」
手といわず足といわずジルの全身を痛みが襲う。

「やめてええええええ!!!」
ゾンビが歯を立てている場所が焼けるように熱かった。

「ヴヴ…」
と、先ほど押しのけたゾンビが再びジルの首筋へ顔を押し付けてきた。

「ひいっ……あ、あ、」
ゾンビの牙がジルの首の血管、頚動脈の上の肌に触れる。

「あ……あ……あぁぁぁぁあああああ!!!!!」






YOU DEAD



149名無しさん :06/07/08 12:59 ID:???
間違いなのか、それともホントに胸の谷間から取り出したのか気になるところだ

150名無しさん :06/07/08 12:59 ID:???
間違いなのか、それともホントに胸の谷間から取り出したのか気になるところだ

151名無しさん :06/07/18 23:40 ID:???
「…確かに確認した」
「ごくろうさん」
…バタン

今日はある会社が主催する裏格闘大会の決勝戦。ここはその大会の参加者の控え室だ。そして俺はその大会の参加者だ。「んー…」
大きく伸びをする。その傍らには破格の金額が書かれた小切手がある。
「…さて、依頼も済んだ事だし…」
大会参加者となり主催者の眼をごまかし、会社に潜入、調査を行う…というありがちな仕事。
俺はそれをたった今終わらせた。
「決勝、頑張るかね」
気楽に独り言を言う俺。
実際、大会も依頼も大したものではなかった。参加者はみな弱く、会社もセキュリティが甘かった。これで大金がもらえるのだ。今回の仕事は当たりだったらしい。
しかも、優勝すれば優勝賞金までもらえる。こんなにありがたいのもそうそうない。
観客の盛り上がった雰囲気もいい。いくら特別な力があろうと15のガキが屈強な参加者を倒すのは信じられないらしく、一度静寂してからわっと盛り上がるのだ。初めての時などははしゃぎかけたほどだ。さすがに恥ずかしいからやめたが。
コン、コン
控え室に乾いたノックの音が響く。
「どうぞー」
「失礼します」
スーツに身を包んだ真面目そうな青年が頭を下げる。
「まもなく決勝

152名無しさん :06/07/19 00:18 ID:???
「ケェェェェェェェイ……エェェェェッス!」
俺の名前が呼ばれる。それと共に会場に入りリングまで歩いていく
「KS」
俺のイニシャルだが裏社会ではこの名で通っている。…まさか裏社会で本名を使うわけにはいくまい。
観客の歓声と共にリングに入る。そして軽くポーズをとり、観客に自分をアピールする。
「…続いて青コーナー」
次は対戦相手の入場だ。「超」有名人だがどれだけ強い事やら。
「アァァァァテナ!アサミヤァァァ!」対面から少女が入場してくる。衣装はなんとセーラー服。ファンサービスのつもりだろうか。

麻宮アテナ
世界的に有名な大会KOFの常連の格闘家。サイコパワーとかいう超能力を操り遠近、攻守を問わないスタイルが特徴らしい。さらにアイドルとしての人気も高いらしい。…アニメとスポーツしか見ない俺は良くわからないが。
ちなみに俺はこの女が嫌いだ。現実的ではなく夢のような事しか言わないところがムカつく。

その「ムカつく」女がリングに入場してくる。
「麻宮アテナです。お互いに悔いの無い、いい試合にしましょう」
「…どうも」
握手を求めてきたのでその手を握り返す。いくら嫌いなやつだとはいえ、好意を無駄にするのは俺のルールに反する。

試合のルールは30分の一本勝負。ギブアップは無し、相手を殺しても可…なのだが俺は人を殺さないと決めているのでまったく関係ない。レフリーはいない。巻き添えをくらうのを防ぐためだ

カーン

試合開始のゴングがなる。
「さーてと、いっちょいきますか」

153名無しさん :06/07/19 00:47 ID:???
「サイコボール!」
飛んできたピンクの気弾を軽く軸をずらし避ける。
先制してきたのはアテナの方だった。遠近を問わないというスタイルは伊達ではないらしい。
「テレポート!」
アテナが高速で接近してくる。一瞬で間合いの中に入ってくる。
「はっ!やっ!たあっ!」
そのまま猛ラッシュを仕掛けてきた。左右のパンチにロー、ミドル、そしてフェイントを交えながら一気に攻めたててくる。それを最小限の動きで避ける俺。すこしでも隙をみせれば、一気に叩き込まれるだろう。しかしさすがに避けきれず右のフックを左手でガードする。
…軽い?
しかし次の攻撃が素早くきたのでそれを避ける。
そのまま避け続けたところで相手が左のミドルを打ってきた。

…見えた!

相手のミドルを両手でとらえる。やはり軽い。

「調子にのるなぁ!」
「きゃあ!」
そのままドラゴンスクリューにもっていく。そして倒れた相手の足を4の字にして持ち、逆エビの要領で固める。
「テキサスクローバーホールド!」
「くっ、ああぁぁぁぁ!」
悲鳴が場内に響く。
いくらか固めたところで解放する。そして倒れたアテナから間合いを広げる。


154名無しさん :06/07/19 01:09 ID:???
この程度ではまだ平気らしく立ち上がってくるアテナ。
さて、あいつは俺の狙いに気付いているのか…
…両手に気を溜めている。どうやら気付いていないようで。
「サイコボール!」
またピンクの気弾を打ってくる。俺はその瞬間に姿勢を低くして相手に突っ込む!
そのまま気弾をすり抜け相手の隙だらけの懐に入りこむ。そして姿勢を高くすると同時に…
「ぎゃん!?」
アッパーをぶち込む!そしてまだ天を仰いでいる相手の服を掴み…
「あぁっ!」
巴投げで相手を高く浮かせ、自身も高く飛び上がる。見せましょう!俺の力を!
「48の殺人技…」
浮いた相手の足を掴み肩車をするように自分の前に引っ張る。そしてそのまま急落下!
「キン肉バスター!」
「あああぁぁぁっ!」
落下の衝撃が固められた相手に加わる。…殺人技とは言うが手は抜いてあるので死にはしないだろう。それでも相手には相当なダメージだろう。
頭にイメージできれば、どんな動きでも動くことができる。そしてどんなものでも幻影で作ることができる。それが俺の能力だ。例え漫画であろうとも

155名無しさん :06/07/19 01:41 ID:???
まだ倒れているアテナを無理やり立たせる。そしてそのままコーナーにぶつける。
「あっ!」
左のジャブを打つ。当たる。まだ、意識は戻ってないらしい。今が好機とばかりにラッシュを仕掛ける。右、左右のロー、また右で顔にぶち込む。
「きゃっ!あっ、あっ!うああ!」
そして渾身の掌底ストレート!
「ああっつ!」
ロープに両手を掛けコーナーに体を預ける格好になる。それを見て俺は2、3歩下がる。そして片手を軽く上げ、観客の注目を引く。
そして一気に相手に向かって駆け出す。そして相手の体の上を駆ける。
「ハート…」
相手の頭で踏み切る「ぶっ!」
相手を地面に沈ませつつ高く跳ぶ。そして落下する時に両足を広げロープの反発力を利用してさらに高く跳ぶ!
「アタック…」
そのままニードロップのような形で相手の左胸に向かって落下する!
「スティンガー!」「………っ!」
心臓に衝撃がくるため、声も出せず苦しむアテナ。

…おそらくこのまま終わるだろう。結局大した相手がいないまま終わりそうだな。まあ、その分早く帰ってちび達と遊べるか。そう思いながら対面のコーナーまで歩き体を預ける。
しかし、俺の予想は良いような悪いような形で裏切られる。


156名無しさん :06/07/19 02:10 ID:???
「うぅ……」
なんと立ち上がってきたのだ!正直これは予想外だった。さすがはKOFの常連といったところか、根性はあるようだ。
意志のこもった眼を向け両手をゆっくり広げ、そして徐々に力を解放させる。その力は鳳凰を形作っていく…。
「スーパーフェニックス…」
そのまま鳳凰は飛び上がり、こちらに向かって突撃する!
「インフィニティー!」

ドォォォォォォン!
爆発のような衝撃がリングを包む。観客は皆、アテナの逆転勝利だと思っているだろう。
煙が開け、そして観客は違和感に気付く。対戦者の一人…つまり俺がいないという事に。
そして客の一人が、アテナが気付いた。俺が上空にいる事に。肩にアーマー、背にブースターの実体化させた幻影を纏う。右手には剣のようなものを持つ俺に。
(これで終わらせる…!)
剣の形を変形させ、その上に飛び乗る。そしてサーフィンをするように剣を操りアテナに向かって突っ込む!
「MARZ戦闘教義指導要綱13番 「一撃必殺」!」
「きゃあぁぁぁぁぁぁっ!」
当然避けられるわけもなく、直撃する。吹っ飛びうつ伏せに倒れる。

……立ち上がらない。完全に決着がついたみたいだ。
剣を元の形に戻し地面に立てる。そして敬礼のようなポーズをとる。

「指導、終了!」

歓声と共にセリフを口にする。

勝利の余韻に浸りながら…

157名無しさん :06/07/19 02:45 ID:???
「ただいまー」
…と言っても何も返ってこない。誰もいないから当たり前だが。
孤児院を離れていくらかたつが未だに一人はなれない。…近くだからってのもあるだろうけど。
仕事も片付いたし、土産も買ってきてやったから、明日はちび達と遊んでやろう。
寄付もしっかりしてきたし、しばらく依頼が無くても暮らしてける金もあるしな。
うん、そうしよう。
(そのためにも今日は早く寝るか…)
そう思いながら扉を開けると…
「おかえりー!」「おかえり…」
「うわあ!?」
ちび達が飛びついてきた。まさか暗くして隠れてるとは…
「あはは、かず兄ちゃん本気で驚いてるー」
「さくせんせいこう!やったなー、ゆい」
「…うん」
「お前らなぁ…」
文句を言おうと思ったが、やめる。相手は子供だし本気でいい返すわけにもいかないだろう。
「ははっ、兄さん驚いた?」「というか、よくそれで潜入とかできるわよね」
奥から少年と少女が声をかけてくる。
「うるせえ。仕事終わりで疲れてんだよ」
「言い訳になってないと思うけど?疲れてたってやんなくちゃいけない事でしょ?」
うっ…
「それに相手は子供なんだから。素人よ?それもわからないでどうすんだか」
一気に押しこんでくる。い、言い返せない…
「はい、そこまで。早紀、兄さんだって疲れてるんだからあんまりいじめたら駄目だろ?」
「わかってる。どっちにしろ本気じゃないって」
本気だったらどれくらいなんだよ…
「何か?」「いーや、何でも。それより飯は?腹減ってしょうがねえんだよ」

「もうできてるよー」「はやくたべようよー」「……(こくん)」「という事。食べようか?」「そうする」
その後ちび達と夜遅くまで遊んでから寝た。疲れはとれなかったけどいい夜だった。こいつらのためにも頑張らないとな!




158名無しさん :06/07/19 02:50 ID:???
以上です。初投稿な上に初小説なので読みにくい&文的におかしいところだらけでしょうが読んでいただけると幸いです。また、リョナ以外のところが長くなってしまったり単純に以上に長くなってしまったので次からは修正するつもりです。他にも直すところだらけだと思うのでご指摘お願いします

159名無しさん :06/07/20 23:07 ID:???
GJ!ごちそうさまでした。
長さは別にこんなものじゃないでしょうか?
読みやすかったので長いとか感じませんでしたよ。

160名無しさん :06/07/21 00:38 ID:???
良SSが揃ってるねえ
でもリョナでSS系はどこも荒れちゃうね
こっちもできれば死艶じゃなかった支援よろ
tp://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1150474532/

161名無しさん :06/07/21 14:27 ID:???
この板のSSスレはどれも至って平穏だとおもうけど、
本スレ?はそんなに荒れてるのかい?

162名無しさん :06/08/07 00:30 ID:???
「えーっと…12chの…7日の…AM1:00〜2:00…っと」
新聞を見ながらリモコンと格闘する。
「んで、送信っと」
ビデオデッキに時間が表示される。
「よし、これで完了!」
ビデオ予約を終わらせた俺はそのままテレビのチャンネルを回す。
「…何も面白いのねぇな」
仕方ないのでニュースを見ることにする。暇な時はこれが一番だ。
「…何だこれ?」
映っているのは東京湾の港。いろんな船が並ぶ中に時代遅れの木製の船がある。
「18世紀や19世紀じゃねえんだぞ…」
ニュースで言うには世界的に「いろんな」意味で有名な義賊集団「リーリンなんとか」が東京湾の港を占拠し、食料等の物資の補給を強要しているらしい。
「どんだけ時代錯誤してるんだよ…」
ついでに嫌な予感もする。俺はのんびりと「ARIA」を見たいんだが…

Trrrrrrr…
俺の思惑など露知らず。仕事用の携帯が無情にも鳴り響く。
「…やれやれだぜ」
冗談のようで冗談じゃない言葉をつぶやきながら俺は放置してある携帯をとった。

163名無しさん :06/08/07 01:26 ID:???
港に着くとマスコミが殺到していた。
(…どこから入ればいいんだろうな?)
そう思いながらぼけーっと突っ立っていると…
「おーい!和也ぁ!」
中年の男性が手を上げて俺を呼んできた。他の連中が注目される前にそそくさと近づく。
「おっさん、声がでかい。それに今は仕事中なんだから本名で呼ぶなよ」
「おお、そうだな。悪い、悪い」
まったく悪く思ってないような言い方であやまってくる。このおっさんはいつもこうだから別にどうでもいいけど。
「まあ、どうでもいいや。とっとと中に案内してよ。すぐに終わらせたいから」
「ああ、そんな事も言ってたな。まぁたよくわからんアニメか?」
「…まあね」
「よくわからん」ってところに噛みつこうかと思ったけど今はそんな事に時間を使ってる暇はない。とっとと行って、説き伏せるなり実力で従わせるなりして、とっとと連中をここから追い出そう。
おっさんの案内に従って中に入る。そして船の前まで歩く。
(まさか「過去からやってきました」ってオチじゃないよな…?)
今でも信じられないような気分だ。…それでも仕事はしないとな。
「やり方は?好きにやっちゃっていいの?」
「こちらも手のだしようがなかったからな…構わん」
「了解」
こういう風に籠城している相手にやること…ねえ。
「おっさん、拡声器貸してくんない」
「…?ああ、構わないが…」
おっさんから拡声器を受け取ると顔の前まで持っていき左手を腰にあて大きく息を吸う。
「くぉるぁぁぁ!でてこぉぉぉぉい!代表者ぁぁぁぁあ!」
きぃぃぃぃぃぃぃん!
怒鳴りつける声と共にハウリングがおきる。
おっさんをはじめその他警察官の方々は耳を塞いでいる。
「…っ!お前ってやつはぁっ!何を考えてんだぁっ!」
おっさんが先ほどの俺の声に負けるとも劣らない声で俺に怒鳴りつけてくる。
「大体今まででてこなかったやつらが、こんなんで出てくるとでも…」
「なぁによぉ〜、うっさいわねぇ…」
………
「…出てきたぞ」
「…出てきたな」
俺も適当にやっただけなんだがな…。っていうかこいつが代表者?
「あんたが…代表者?」
「そうだけど…何か用?」
「とっととここから出てってほしいんだけど?」
面倒なので直球勝負
「いやぁよぉ、まだこっちのよ…」
「じゃあ実力行使」
あちらの言葉を強引に遮って話を進める。こっちは一刻を争うんだよ。
「…いいわよぉん♪」
…ふぅん、自信満々って訳か
「「…勝負!」」

164名無しさん :06/08/07 01:31 ID:5jRszrDY
…なんか前より導入部が長くなってしまいました。今回はVSB.ジェニーで作ったのですが…対戦部分の技がまったくでてきません!
なので皆様からリクエストを募集しようと思います。リクの中から「いいなあ」と思ったものを使わせていただきます。
ご協力お願いします

165名無しさん :06/08/08 16:41 ID:???
「バレットは右、ティファは左、俺は真ん中の道を行って探す」

クラウドが指示を出す
3人はマテリアを盗んだユフィを森で探している最中であった

「どこに行ったのかしらあの子。大切なマテリアなのに…」

ティファは呟きながら森を歩いていく

「!」

殺気を感じたティファが身構える
森でモンスターに遭遇することは珍しいことではないがこの殺気には妙に生々しさが含まれていた

ガサガサッ

気付かれたことを悟ったのか、茂みからモンスターが1体姿を現わしてティファの前に立ちはだかる
ティファはこのモンスターに2つ奇妙な点を感じていた
一つは殺気をあらわにしてこちらを睨んでいるにも関わらず襲い掛かってこないこと、
もう一つは人型であることだった。
赤く鈍く光る目はつり上がり、全身浅黒い筋肉に覆われており、身長は180cmといったところか
しかし人間ではないことは明らかであった

(この森で人型のモンスターなんて初めて見たわ…)

166名無しさん :06/08/08 16:43 ID:???
ザッ

未知の相手の前にどう対処するか彼女がとまどった瞬間、モンスターが突っ込んできた

シュッ

身の毛のよだつようなモンスターの左ストレートを紙一重で避け、右手でカウンターを叩き込む

ガツンッ

「っ!…硬い顔ね」

反撃を全く意に返さずに振ってくる右フックをバックステップでかわし距離をとるティファ
この一瞬の攻防で彼女はこの相手が強敵であることを悟った

(完全に入ったのに!スピード以外は全部負けてるかもしれない)

この状況では彼女は短期決着を目指すしかなかった
スピードは戦闘時間が経過するにつれて落ち、動きも読まれてくるからである
そして捕まっては勝ち目が無い

再度モンスターが突っ込んでくる

ブンッ

大振りの右を絶妙なスウェーでかわし、のけぞった躯をそのままバクテンの要領で後ろに倒しながら同時に足を相手の顎に突き上げる

ズガッ!

思わぬアクロバットな攻撃を受けてよろめく相手を一瞬確認した彼女は瞬時に体制を整え、渾身の右ハイキックを首に見舞う

バキャッッ!

パンチの3倍の威力を持つ蹴りが完全に決まった
フォロースルーを利かせた蹴りは相手の首にめり込んでいる
倒すのに十分な感触を得たティファは勝利を確信して自らの足を戻そうとする
しかし…

167名無しさん :06/08/08 16:46 ID:???
「えッッ?!!」

モンスターの左手が彼女の足首をガッチリと掴んでいる
フィニッシュとして放った攻撃を耐えられるという事態に彼女は慌てる
そのくらいクリーンヒットした攻撃だったのだ

「ぐっ!痛っ…」

もの凄い握力で掴まれた彼女の足首はちぎれんばかりの痛みを感じていた
しかし何故かモンスターに次の動きは無い
ティファは片足を上げさせられたままの不自然な状態を強いられている

「な、何なの…?」

不可解に思いながら掴まれた足の痛みのために動けないティファ
そしてハッと気付く。
モンスターの視線が彼女の両足の間に向けられていることに。

そう、彼女は黒のミニスカートを穿いており、足を上げたこの状態では純白のパンツが丸見えであった
視線はなお彼女の聖なる部分へ向けられている

「何、見てるのよ!!」

ズバッ!

カッとなった彼女は次の瞬間右足の痛みに耐え、ジャンプするように左足で相手の側頭部を打ち抜いた
しかし、またも相手にダメージは無いようだ
それどころかこの攻撃を予測していたかのように素早く攻撃を終えた左足を右手で掴んだのである

「しまっ…」

声を上げる間もなく彼女の体は宙に舞い、次の瞬間地面にパワーボムのように叩きつけられていた

べしゃっ!!

「っ!!」

鈍い音と共に背中と後頭部に鈍痛が走り、彼女の意識は一瞬朦朧としていた
おそらくアスファルトの上でこれを受けていたら死んでいたであろう
森での戦いが彼女を助けた、いや、苦しむ時間を長引かせただけか

168名無しさん :06/08/08 16:55 ID:???
のそり…

痛みで全身が硬直している彼女にモンスターが悠々とのしかかる
ティファはこれ以上無い恐怖で血の気が引いていくのを感じていた
怪物が太い腕を振り上げる
なんとか両腕を動かし顔面をカバーするティファ
しかし次の瞬間怪物の両手は彼女の成熟した乳房をがっしりと掴んでいた

ビリビリビリッ

「きゃああ!!??」

白のタンクトップが破かれ彼女の100cmはあろうかという成熟した乳房がタプンとあらわになる

ズゴッッ!!

驚きで一瞬ガードを解いてしまったティファの顔面に右ストレートが叩き込まれる

「ぶっっ!!」

無様な悲鳴を上げて顔面を押さえたのもつかの間
大きな左手で彼女の両腕を掴み上げるとまたも右ストレートを彼女のすっと通った美しい鼻へぶち込む

ビギぐちゃぁっっ!!!!!! 

大量の鼻血を噴き出すティファ。どうやら完全に鼻が折れ潰されてしまったらしい
目には大粒の涙が浮かんでいる

「ふがっ!んんあああぁあはぁあぁっんあっ」

仰向けに寝かされた状態の上に大量の鼻血のせいでどうやらまともに呼吸ができていないらしい
そのことを確認すると彼女のむき出しになったへその辺りに鋼鉄のような拳ををめり込ませていく

169名無しさん :06/08/08 17:00 ID:???
ドスッドスッ

「はぐううッッ!!・・・ふひゅうッ!・・・うぅッ・・・・・・」

彼女の血まみれとなった顔面が徐々に紫色へと変わっていき、呼吸はさらに苦しそうになっていく

(・・・や・・めて・・・も・・・う・・・ゆる・・・し・・・・て・・おね・・・が・・・・い・・・・・・)

そんな彼女の願いが通じるわけもなく止めとばかりに
この悪魔は一瞬にして自己の体を数メートルも浮かせ、次の瞬間に彼女のボディに100キロを超えるであろう全体重を乗せた膝を突き刺した

ズボオオオッッッッ!!!!!!!!!!!!!

鍛えられた腹筋の上にうっすら脂肪がのるというまさに理想的なボディを悪魔の膝が圧殺し、内臓が破裂する

「おぶうううううぅぅッッッッ!!!!!!」

ピクピクピクッ

衝撃から一瞬遅れて体が一瞬の痙攣を起こした後、彼女の唇から大きな血の塊がこぼれ落ちる
今の一撃で完全な酸欠状態に陥った彼女の顔はありえないくらい変色し、
限界まで見開いた両目は涙を浮うかべた状態で完全に白目を剥いてしまっており、もはや人間の顔とは思えないほどであった
大きく広げられた両足の間から卑猥に覗く純白のパンティーからは液体が染み出ていた

「ケケ・・・格闘美少女がなんて様だ」

そう呟やき失神した彼女に馬乗りになると再びその鋼鉄の拳で再び顔面をメチャメチャに殴りつける
もはや抵抗は何も無いが、殴られるたびに彼女の手足はビクンビクンと痙攣を繰り返していた

数時間後・・・

「あれー、この前の巨乳お姉ちゃんじゃん。なんでトップレス状態で倒れてるの・・・。・・・!!?」

ユフィは変形したティファの顔を見て後ずさりした
すでに呼吸は無く、どうやら息を引きとった後らしい

「あー・・・これはアイツにやられちゃったね・・・。ま、ご愁傷様!」

終わり

170名無しさん :06/08/08 17:08 ID:???
初SSです
途中でエロリョナからハードリョナへ路線変更があったためにまとまりがありません
個人的には素手の女格闘家といえばティファなので書いてみました
他の方もよかったらティファで何かお願いします

>>164
KOFやらんので技のリクは出来ませんがジェニー嬢期待してます

171名無しさん :06/08/09 03:08 ID:???
よい。

172名無しさん :06/08/09 14:50 ID:???
GJ!!!

173164 :06/09/01 00:32 ID:k57RglQc
両者共に頭から突っ込み合う。
まずは挨拶代わりに…
「一発!!」
ブン!
外した!?
避けたジェニーは小さく笑みを浮かべ
「…甘いんじゃなぁい♪?」
シュッ!
右のハイキックを繰り出してきた。
「…つぁ」
あぶねぇ…
なんとか間一髪でかわす。
「それっ!それ、それ〜♪」
まだキックは終わらず、ただかわすだけの俺。ふざけた言動の割にはよくやる…!
いきなり動きに隙ができる。
よし、反撃かい…
「うおっ!」
またも素早く蹴りがとんでくる。
またもや間一髪…
そしていきなりバックステップを繰り返して距離をとり…
「それ〜ぃ♪」
両手で真空波を出す。
…って、何だそりゃあ!?
…待てよ、あれを使えば…
ゆったりと進む真空波の後ろをジェニーが走っている。こっちの動きにあわせるのだろう。
真空波が近づいてくる。もう少し…引きつけて…
…今だ!
「順逆自在の術…」
「!?」
二人の位置が入れ替わる。となると、当然ジェニーの前には真空波が…
「やあぁぁぁん!」
真空波がジェニーを斬り裂く。この隙…逃すか!
「疾風三連撃!」
左、右の拳。後に跳び回し蹴りを放つ。
「あっ!くっ!やぁん!」
いい感じに当たり、吹き飛ぶ。
「…っと」
ジェニーは片手をつき、受け身をとり構える。
…っつってもまあ、多少は動揺してるかな?
じゃあ、もうちょい驚いてもらいましょうか。
姿勢を少し落とし両手を構え…
「そ…りゃあっ!」
先ほどジェニーがやった様に真空波を出し、すかさずそれを追う。
「退路無き恐怖、あなたにも味わってもらう…なんてな」
軽く冗談を言いながら距離を詰める。…相手にとっては冗談になってないみたいだが。
さすがにもう一回は喰らいたくないらしく、軸をずらしかわす。
…が、動揺が出たのか動きが隙だらけだ。…もちろん逃すつもりはない。
軽く跳躍して相手が避けた側の左に対応する右足を出し…
「レッグラリアートォ!」
「…あがぁっ!」
クリーンヒット。…崩れ始めたらあっさりといくな。実践不足か?
「…くぅっ」
立とうとしているが、立てない。…勝負ありかな?
「ここまでだな。わかったらとっとと…」
…ズン
…?
今、明らかにおかしい足音がしたような…
…ズン
…まただ。しかも船の中から…?
そして「そいつ」は姿を表した。


174164 :06/09/01 01:16 ID:k57RglQc
「艦長!この前引き上げた荷物が…」
上から船員と思われる男が叫ぶ。
ええ、きてますねえ。なんか凄まじいのが船の中から。
…ズン。
体長は3メートルくらい。体はどうみても石でできている…
ゴーレム

「だからあ、何かおかしくねえぇぇぇ!?」
俺は思わず叫びだす
夢じゃないんだよな!?本当に!
ゴーレムはこちら側に歩いてくる。…どう見ても俺に敵意をとばしながら。
「…ちょうどいいわ…。やっちゃいなさい」
…ジェニーは俺の近くで冗談にならない言葉を吐いてくださりやがる。というか制御できてるのかよ。
そして動揺する俺の前まで歩み寄り…止まる。
「…?」
どうなっているのかわからずぼけっとしていると…
「…ぃゃっ!」
後ろから植物の茎と思われるものが伸びジェニーを捕らえる。よく見るとゴーレムの背に植物でできたタコみたいなのが付いている。…何て言うか…肩すかし。
「ちょっ…!あんた!助けなさいよ!」
そんなこと言われても制御できなかった自分が悪いんじゃねえ?
…と思ったのだがとりあえずのみこむ。まあ、こんなのを放っておくわけにはいかないし、見捨てるのもしゃくにさわるから助けるか。
幸い動きはとろいから攻撃はし放題だし。一気に助走をつけ拳を…
「叩き込む!!」
ガン!
ゴーレムは少しよろける。まあ、自分の体が少し砕けたんだから当然だろう。
そしてもう一発繰り出そうとした時…

しゅうぅぅ…
…再生した!?
動揺している俺に余った触手とゴーレムの拳が襲いかかる。
避けながら対策を考える。
「あっ…くっ…ひゃ…ああっ!」
…何かエロイ声が聞こえるような?まあ、いいや。どうせタコが雄で触手プレイをしてるだけだろ。
再生するんだったらあれ自体を消滅させなきゃならないし…と言っても単体だとあいつを巻き込むし、幻影を組み替えるとまた捕らえられる可能性があるから…。
…あれか?
うまくいくかはわからないけど、やるしかない、か…。
…自分に幻影を付ける。両肩から光弾を出し緩く曲げながらとばす。そしてすぐさま拳を合わせる。
「…ギャア!?」
光弾がタコに当たりジェニーを放す。
「日輪光烈…」
拳の前にでかい光弾ができる。後は後始末のみ!
「大・激・破ぁぁぁぁ!!」
とばした光弾がゴーレムにあたる。
「砕け散れぇぇぇぇ!!」
ゴーレムに拳を叩きつける。ゴーレムは光になり消えていく…。
「…一件落着ってか」

175164 :06/09/01 01:30 ID:k57RglQc
「…はあ、疲れた。結局間に合わなかったし…」
あの後ジェニーは意識を失っていたので船員の連中を脅して出て行かせたので時間があると思ったら…
待っていたのはおっさんの説教タイムだった。もっとスマートにやれだのなんだの言っていたが大半は聞き流した。が、これが時間をくったらしく間に合わなかった。今の時間はAM2:03…
「おっさん、わかっててやりやがったな…」
頭の中に「ケケケ」と笑ってる悪魔のおっさんが浮かぶ。…考えすぎかもしれないがやっぱむかつく。
仕事面での恩人だから何も言えないから余計にむかつくんだろうな。母さんとおっさん、それと早紀には永遠に勝てない気がする…。特に早紀には。
…なんか考えが暗くなってきたな…。疲れてるせいだな、多分。
もう寝よう。今日は厄日だったんだ。そう思おう。そう思え、俺。
そう思い横になったが結局寝るまでに2時間はかかったのだった…



176164 :06/09/01 01:33 ID:k57RglQc
約1ヶ月かけてこの程度か…_| ̄|〇

177名無しさん :06/09/05 03:14 ID:nB7Ysq82
乙ですー。ジェニーのキャラがしっかりしてて良いね。
っていうか折角書いたのにageないの?

178名無しさん :06/09/07 17:50 ID:HomrVgXo
っていうかリク募集してたの知らなかった・・・
何か書けばよかったよorz

179名無しさん :06/09/14 20:51 ID:???
テスト

180名無しさん :06/09/15 17:45 ID:???
↑それはこれからSSを投稿する為のテストだと理解してもいいのかね?

181名無しさん :06/09/15 19:05 ID:ZRVh.O/o
あー、違うけどまあいいや。
何か書くよ。

182名無しさん :06/09/16 04:19 ID:5LsdyDgo
期待してます。

183名無しさん :06/09/17 16:01 ID:???
やはり版権キャラのほうがいいんでしょうか。
今書いているのはオリジナルキャラのSSなのですが・・・

184名無しさん :06/09/17 16:48 ID:kF.Rlxxk
イケてるならOKだ。
とりあえず投下しよう。
二次ものはその次でOKだ。

185名無しさん :06/09/17 17:59 ID:f5nrKnYc
>>183
全然OK。
そのまま投下して欲しい。

186名無しさん :06/09/17 19:26 ID:???
では投下します。
オリジナルキャラな上、おもしろくないかもしれませんが、ご容赦ください。

187名無しさん :06/09/17 19:28 ID:???
 漆黒のカーテンが、街を包んでいた。その場に居合わせた岩崎知世は、それが暗黒球といって、ターゲットを外界から切り離す装置だということを知っていた。近頃暗躍している闇の組織が、ターゲットを破壊する際に使用する未来の装置。最近、日本各地で闇の組織によるテロが勃発していた。知世の住む街では、これで四度目だ。
 知世は人気のない裏路地に隠れると、小さく叫んだ。
「トランスフォーメーション!」
 その瞬間、光の幕が彼女を覆い、着ていた服を分解した。制服からインナーまで、すべてを光の粒子が絡めとっていく。光のベールが、彼女の裸体を隠していた。
 まだ成熟していないその身体は、くびれがなく子供っぽいラインを残していたが、胸の膨らみが少女から大人への変化を顕著にしていた。乳房は小ぶりだが、芯のある果実のように張りがあった。その中央には、肌よりもややピンクがかった乳首が花を開いている。
 なだらかな腹の膨らみを辿って視線を下へ移すと、漆黒の渦巻く茂みに到達する。まるで激しく燃え盛る炎を象ったかのような、シャープな紋様が艶やかに形作られている。
 岩崎知世の身体は、高校一年生にしては早熟だった。もちろん、まだボディは完成されておらず、少女の域を脱していない。しかし、十五歳という年齢を考えれば、彼女の身体は同年代が羨むほど神秘的な輝きがあった。
漆黒の髪がさらさらと揺れる。まだあどけなさの残る、それでいてどこか凛々しいその顔には、すべてを包みこむような優しさと、触れれば雲散霧消してしまうかのような儚さが備わっていた。
 今度は、薄くて伸縮性のある純白の皮膜がボディを覆っていく。半円形の金属のカップがふたつ、胸にぴったりとはまった。身体のラインに合ったアーマー・パーツが形成されていく。金属のブーツと白い手袋が手足に、正体を隠すためのアイマスクが顔に装着された。光の幕が取り払われると、変身は完了した。
 変身後の彼女は、強力な治癒力を持っている。身体の機能が向上し、新陳代謝が驚くほど早くなる。かすり傷程度ならば、瞬時に傷が塞がるほどの回復力だ。今の彼女ならば、この闇のベールを通過することができる。
 知世は闇に向かって歩き出した。すぐに視界が拓け、闇の内側に入れたことを悟る。
暗黒球を使った敵が、どこかにいるはずだった。知世は悲鳴の聞こえるほうに走っていった。住宅街の中にひっそりとたたずむ幼稚園から、子供たちの泣き声が聞こえた。ターゲットは幼稚園にいることになる。彼女は軽々と塀を飛び越え、幼稚園の敷地内に入った。目前に広がるのは、滑り台やジャングルジムなどの遊具がある広場だった。奥に四階建ての建物が見える。広場の中央に、筋骨隆々の男が立っていた。組織の末端構成員であるゴーレムだろう。これまで、知世は何度もゴーレムを倒してきた。間違いない。
 知世はゴーレムの前に立ち塞がった。ゴーレムに追い詰められていた園児たちは、その隙に背後の木陰に隠れた。
「岩崎知世か」ゴーレムは振り向きざま言った。「貴様のことは聞いている。ずいぶん活躍しているようだな」
 ゴーレムは指を鳴らしながら、残虐な笑みを浮かべた。今までの敵とは格が違う。知世はファイティング・ポーズをとり、攻撃に供えた。
「あなたの思い通りにはさせない」
「なめられたものだ」
 突然、ゴーレムが知世めがけて突進した。鉤爪のついた巨大な足が地面を蹴るたびに、えぐれた土が宙高く舞う。大きく振りかぶった右の拳が、知世を狙って振り下ろされた。知世は機敏な動作でそれを避けた。次の瞬間、地面に直径一メートルほどの穴が空いた。地響きは、二十メートルも離れている園児のもとまで伝わるほどだった。
 その威力に戦々恐々としながらも、知世はゴーレムに立ち向かった。ゴーレムの両腕にはごついガントレットが装着されている。今の一撃を受けたら敗けてしまうだろう。知世は一度距離を置いた。


188名無しさん :06/09/17 19:31 ID:???
 知世は次の攻撃に備えた。が、ゴーレムは待っていましたとばかりに逆方向へと走り出した。ゴーレムが向かった先には怯えきっている園児たちがいる。ゴーレムの狙いに気づいた知世も走り出したが、遅かった。ゴーレムは園児を一人捕まえると、片手で軽々と持ち上げた。
「子供を放して!」知世は叫んだ。
「ククククク………いいだろう。ほら、受け取れ!」
 ゴーレムが園児を空高く放り投げた。次の瞬間には、知世は地面を蹴っていた。空中で半回転しながら、子供を胸で受け止める。そのまま、背中から着地するはずだった。
 落下地点に先回りしていたゴーレムが、全体重をかけて知世の下腹部へと足を振り下ろした。凄まじい勢いで知世は地面に叩きつけられる。
「うぐぅぅぅぅぅッ!!!!」
 白目を剥いて悶絶する純白の天使。踏みつけられたときの余波は地面へと飛散せず、知世の下腹部に吸収されていった。子宮にダイレクトで伝わる衝撃を、知世は唇を噛んで堪えるしかなかった。
「おねえちゃん…大丈夫?」
 目を開くと、今にも泣き出しそうな小さな顔がそこにあった。不安にさせまいと、知世は弱々しく笑う。
「うぅッ……これぐらい………平気よ…………」
 しかし、今の攻撃が知世に与えたダメージは深刻なものだった。自分を犠牲にしてまで子供を守ろうとする優しい心は、闘うヒロインにとって決定的な弱点だ。子供が人質に取られれば、途端に集中力は散漫になる。それに加え、子宮を傷つけられたことで、女としての恐怖心が芽生えてしまった。子供を守るためならば、他のどこを傷つけられても構わない。しかし、子宮への攻撃は知世を恐怖のどん底へと突き落とした。
 ――怖い。でも、わたしが守らなきゃ。子供たちはもっと怖いんだから。
 与えられた運命を受け入れる。今、知世にできるのはそれだけだ。抱えている子供の体温がコスチューム越しに伝わってくる。この小さな命を守りたい。今度は強く、はっきりと思った。
「もうお終いか?」
 ゴーレムの声が聞こえた。依然、知世の下腹部へ足を乗せたままだ。ふいに、子供が宙に浮いた。ゴーレムが子供を持ち上げたのだ。知世の手が届かない高さに、宙吊りにされている。泣き喚くその子供を、ゴーレムはゴミを捨てるかのように地面に投げ出した。ゴーレムの足によって地面に釘付けにされていた知世には、どうすることもできなかった。運命が、指の間からこぼれ落ちてしまうかのような無力さを知世は味わった。
 地面に落下した子供は、うつぶせのままピクリともしなかった。ゴーレムはようやく知世から足をどけると、狂喜に満ちた笑い声を上げた。隅でうずくまっている園児たちが、恐怖に耐え切れず泣き出してしまった。知世の胸の奥で、言い知れぬ怒りがふつふつと湧き上がる。
 ――絶対に許せない。
 立ち上がり、ファイティング・ポーズをとる。先の攻撃によるダメージで足元がふらついていたが、怒りに突き動かされている彼女の周りには、鋭い闘気が漂っていた。
 知世は深呼吸を繰り返した。力ではゴーレムが勝る。だが、スピードは知世のほうが上だ。知世が得意とする戦法で、相手のペースを引っ掻き回してやればいい。知世の視界から、余計なもの一切が消えた。目の前にあるのは、憎きゴーレムだけだった。
 凄まじい攻防が始まった。気を集中させた知世は、ゴーレムの攻撃を軽々と避けながら、打撃を重ねていった。狙うのはゴーレムの膝。関節を集中攻撃して、切り崩してしまおうという作戦だった。蝶のように舞う知世を、ゴーレムは捕まえることができない。
「くそおおおォォォォォ!!!!」
 ゴーレムの左の膝が崩れかけた。いける。
 そう確信したときだった。ゴーレムは転びながらも、左足を蹴るように突き出してきた。知世は後退し、それを避ける。しかし、ゴーレムの狙いはその先にあった。つま先で地面をえぐったことにより巻き上げられた土や砂が、知世の視界を塞いだ。ほんの一瞬の出来事だった。ゴーレムは両腕を軸に、体勢を整える。
 ゴーレムの回し蹴りが、知世の脇腹で弾けた。
「きゃふぅぅッッッ!!」
 吹き飛ばされた知世は、うつ伏せで倒れこんだ。


189名無しさん :06/09/17 19:32 ID:???
「よくも、俺をコケにしてくれたな」
 ゴーレムはそういうと、呼吸困難に陥っている知世の頭をつかみ、無理矢理引き起こした。
「あぅぅ………うあッ……」
 そのまま、空いているほうの手でボディ・ブローを叩きこむ。知世から短い悲鳴が上がった。無防備な腹に、何度も何度も拳が打ちこまれる。
「はぁうッ…うぐぅッッ…んはァッ!!」
 連続攻撃によって、知世の耐久力は著しく低下していった。しかも、ゴーレムは驚くべき精度で知世の下腹部の一点を狙っていた。偶然ではない。故意に子宮を狙っている。ゴーレムは、知世の女性としての機能を完全に破壊しようとしていた。あのとき知世の顔によぎった不安を、完全に理解していたのだ。
 ボディ・ブローに飽きたゴーレムは、知世の背中に手を回し、軽々と頭上に掲げた。苦しげにうめく知世を、思いきり地面に叩きつける。
「くうぅッ……!!!」
 背中を強打した知世は、身体を弓なりに曲げて悶え苦しんだ。ゴーレムが腕を振り下ろすことによって落下速度が加速していたため、その衝撃は計り知れないほどに増幅していた。苦しげに息をする知世を見て、ゴーレムは勝ち誇った笑みを浮かべた。
 そして再び、知世を持ち上げる。今度は手馴れたものだった。やはり背中から叩きつける。
「あぐうぅぅッ!!!」
 純白の天使は、身体をのけ反らせ激痛に耐えている。芋虫のように地面をのたまう知世を、ゴーレムは三度持ち上げた。そして、最大限の加速をつけて振り下ろす。
 しかし、今回知世を抱きとめたのは地面ではなかった。ゴーレムが膝を上に突き出すように持ち上げた。次の瞬間、ゴーレムの左足が、彼女を受け止めた。
「がはぁぁぁッッ!!!」
 唾液の塊が口から飛んだ。ゴーレムの膝が、落下していた知世を突き上げるようにして受け止めたのだ。もはや満身創痍の天使は、腹を上に突き出す格好で、ぐったりと肢体を投げ出していた。ダンプカーとの衝突を想起させるような一撃。全身の骨を粉砕するかのような勢いで、背中から膝蹴りをくらったようなものだった。
 ゴーレムが足を払うと、知世は地面に投げ出された。背中への集中攻撃は、彼女から確実に体力を奪っていった。全身を支える基幹ともいえる背骨に強烈な衝撃を受け、もはや敗者のように地面に横たわっている。純白のコスチュームは土埃で汚れてしまっていた。
 正義が必ずしも勝利するとは限らない。そんな場面を、園児たちは見せつけられていた。圧倒的な悪の前に、まだ戦闘経験が不足している知世は無力だった。回復力が高いということを除けば、知世は少し運動能力が高いだけの十五歳の少女に過ぎない。普通の少女ならばすでに失神しているだろう攻撃を受けて、なお意識があるのは、異常なまでの回復力によるところが大きかった。だが、知世の回復力を大きく上回る攻撃力を誇る敵が現れたとき、知世は地獄を見ることとなる。失神することもできず、永遠に苦しみに耐えなければならない。傷つけられた彼女は、蜘蛛の巣に引っかかった蝶のように、羽根をもがれた天使のように、これからいたぶられていくのだろう。彼女が敗けるときがあれば、それはすなわち死を意味するのだ。
 ゴーレムは知世を抱きかかえるようにして、そのまま腰に両手を回した。細いウェストを思いきり締め上げると、知世の足は地面から離れた。ベアハッグ。
「ふあああああぁぁぁぁッッッッッ!!!!!」
 まだ回復していない背骨が圧迫される。傷口をえぐられるような攻撃だった。肉体が悲鳴を上げている。知世の身体は、もはや機能停止寸前にまで追いまれていた。純白の天使は、まだ発展途上の身体を蹂躙され、それでも意識を失うことができない。


190名無しさん :06/09/17 19:33 ID:???
 知世から悲鳴を搾取する悦びに、ゴーレムは目覚めてしまった。すでに体力が底をついている知世は、ゴーレムの玩具でしかなかった。
「もっと泣き叫べ」
 ミシッ。
さらに力を加えた途端、骨の軋む音が聞こえた。
「ひぎぃぃぃぃぃぃぃぃィィィィィッッッ!!!!!!」
 およそヒロインらしからぬその悲鳴に、ゴーレムはそそられるものを感じた。知世の上げる悲鳴は、どんな音楽にも勝る。ここで殺してはもったいない。いや、もう少しだけ奏でようか。
 ゴーレムはすっかり勝利に酔っていた。それは誰の目にも明らかだった。園児たちの目の前で、純白の天使は敗北したのだ。
 ――もう…ダメ……わたし…壊されちゃう………。
 途切れないはずの意識が、急に遠くなるかのようだった。知世の最期は近かった。このままなら確実に殺される。ならば、最後に抗ってみるのも悪くない。何もやらなければ、死んでしまうのだから。
 変身を、解除する。
 変身を解くと、知世の周りには光の幕が現れる。その聖なる光が、ゴーレムを浄化することに賭けるしかない。ゴーレムと密着している今ならば、大きな打撃を与えられるかもしれない。しかし、変身が解ければ、知世は生身の少女に戻ってしまう。もし聖なる光にゴーレムが屈しなければ、ゴーレムのベアハッグを生身の身体で受けることになる。今はコスチュームのおかげでなんとか生きながらえている状態なのだ。
 やるしかない。こうしている今も、体力は減っている。知世は賭けに出た。
「……フォーム……」
「何か言ったか?」
 躊躇うことなく、知世は声を張り上げて言った。
「フォーム……リリース!!」
 その刹那、知世の身体が光の粒子で包まれた。各パーツが光へと還元されていく。金属のカップが、光に溶けこんだ。薄汚れた皮膜は、汚れを分解して拡散した。同じように、ブーツや手袋、アイマスクが消えていった。
 ゴーレムの悲鳴が聞こえたのは、その直後だった。ゴーレムの皮膚は焼け焦げていた。光の粒子が、ゴーレムの身体に突き刺さる。ベアハッグの手が緩んだ。全身から煙が立ち上っている。
 全裸の少女が、ゴーレムの前に横たわっている。スーパーヒロインではない、ただの少女が。肌の露出していた箇所だけ、肌の色が変色していた。下腹部にも酷い痣ができている。知世はまだ、生きていた。
「小娘がぁぁぁ!!!!」
 ゴーレムは身を焦がすような熱さを全身に宿しながら、咆哮を上げた。ゴーレムは死んでいなかった。前よりも凶悪に、そして醜く変わり果てた様子で、大地に横たわる知世の前に立っていた。知世の賭けは失敗だったのだ。
「おまえを殺した後、あの子供たちも全員殺してやるから、安心して逝け」
 そう言って、ゴーレムは拳を振り上げた。ガントレットが陽光を受けて鈍く光った。地面に大穴を開けたあの技を使う気だ。知世の瞳から涙が零れ落ちた。
 拳が振り下ろされた。知世の下腹部に、ゴーレムの拳が半分以上も埋まる。
「うあぁぁぁぁあああアアアアアアアッッッッッ!!!!!!」
 ボコォッ……!
 子宮が潰れ、ヴァギナから血が噴出した。生身の少女が受けるには、残酷すぎる攻撃。知世の下半身は激しく痙攣していた。白目を剥き、悶絶している。下腹部の一部が、陥没してしまっている。子宮は完全に破壊されていた。
 ビクンッ。ビクンッ。
 腰が跳ねるその動作だけが、知世が生きていることを証明している。ゴーレムは瀕死の少女を前にして、次はどんな苦しみを与えようかと考えていた。そのときだった。
 突然、ゴーレムは心臓を鷲?みにされるかのような灼熱の苦しみを覚えた。膝をつき、胸を苦しそうに押さえている。
「なんだ…………この痛みは!?」
 聖なる光が、ゴーレムの心臓に達したのだ。もはや、ゴーレムは光から逃れられない。光が、心臓を焼き尽くす。
「やめろぉぉぉぉぉぉ!!!!!」
 断末魔が響いた。次の瞬間、ゴーレムの身体は光に分解されてしまった。次の瞬間、暗黒球が解除され、街は正常に戻った。後に、警察関係者が死闘の行われた幼稚園内の広場に向かうと、肉の焼けたような瘴気と、少女の死体を発見したという。

END

191名無しさん :06/09/17 19:36 ID:???
かなり長ったらしいのと、個人的な嗜好が前面に出てしまいました。
ストーリーはとってつけたような感じに……orz

192名無しさん :06/09/17 21:02 ID:kF.Rlxxk
GJだ。

193164 :06/09/17 23:50 ID:Q3E3Npz2
GJ!お疲れ様でした。とってつけたようなストーリーって感じはあまりしなかったですよ?少なくとも俺のよりはよかったかと

194名無しさん :06/09/18 05:25 ID:74SgXM2s
もうキャラの描写シーンからしてエロい件について。
シチュも責めも良かった。お疲れさま&ごちそうさま。

195187 :06/09/18 19:36 ID:???
感想ありがとうございます。とても励みになります。
どうもゲームや漫画には疎くて、版権のキャラは書けないみたいです。
それと、プロレス技とかにも詳しくないので、
技の名前もぜんぜん書きませんでした。ベアハッグぐらいならわかるのですが・・・
オリキャラでよければ、また時間があったら書こうと思います。

196名無しさん :06/09/19 08:48 ID:xdLVMe2k
>>187
総合スレではオリキャラより版権の方が想像しやすいって書いたけど…
最初のキャラ描写が丁寧ですんなり入り込めたよ。
あと全然長ったらしくはないと思う。GJ!

197名無しさん :06/09/20 21:07 ID:UuTeyFxs
ギリギリぷりん VS 洗脳されたムタ

198名無しさん :06/09/20 21:08 ID:UuTeyFxs
タックルの様子を伺うぷりん。
両者ともに動かない・・・。


先に動いたのは、ぷりんだった。
ムタが一歩前に踏み出そうとした瞬間を狙って、
タックルに入った。
ぷりんはムタの腰を目掛けて突進する、
が、ムタは待ち構えていたように、
鋭い速さで右膝を持ち上げると、
下からすくいあげるように、自分に向かってくるぷりんの腹を蹴った。
タックルのスピードと蹴りのスピードが合わさり、つま先一点に凝縮される
狙い済ました一撃だった。
「ぐえええっ」
腹に刺さる重たい衝撃に思わず、ぷりんは両膝を付くも
そのまま前のめりに、自分を蹴ったムタの足を絡めとろうと
必死に両手を伸ばした。
ムタはそれを、ひらりとかわすと、数歩飛んで下がった。
両者の間にふたたび距離が出来る。

最大の攻撃チャンスにも関わらず、ムタはタックルの失敗した無防備の
ぷりんを襲ってくる気配が無い。
獲物に与えたダメージを、確認するように、静かな視線で
ぷりんの様子を伺っている。
「はぁ はぁ はぁ」
息を2・3度深く吸い、吐き出し、鈍い痛みに体を慣れさせる。
ダメージを確認するように、腹をさすりながら、ぷりんは膝立ちから立ち上がった。
これからは、不用意に真正面から飛び込むことは出来ない。
最大の武器を奪われて、ぷりんは戸惑いの表情を浮かべた。


199名無しさん :06/09/20 21:10 ID:UuTeyFxs
「おどろいた、今のカウンターをもらって、立ち上がってくるなんて・・・」
唇を開くと、ムタはフラフラのぷりんに、無機質に言い放った。
その表情は、特に驚いているという風ではない。
「ふうぅ・・・この位で参る程、やわな鍛え方はしていないわ」
ぷりんの様子を見れば、その台詞はやせ我慢であるということがわかる。
常人なら今の一発で悶絶しているか、悪ければ病院送りだ。
それを、立ち上がったのは、ぷりんの鍛え方というより、負けたくないという
強い気持ちからだった。
「こ・・これからよ」
腹をかばうように当てていた手を解くと、再び腰を落とし構えた。
だが、その顔には沸々と脂汗が浮かんでいた。

試合は一方的なものだった。
打撃の技術の乏しいぷりんは、ムタの華麗な足技に翻弄されるばかりだった。
ガードをあげれば、胴体を・足を
ガードを下げれば、即頭部を容赦なく、長い足が叩く。
その変化自在の攻撃は8本の手を持つ阿修羅をあいてにしているようようだった。
ボグ!
体重の乗ったミドルが、ぷりんの右わき腹を捕らえた。
上方に視線を向けながらの、中断の蹴り。
わき腹にめり込んだ、固い脛を支点に、ぷりんの体がくの字に折れ曲がる。
ぺきぺきと肉の中で肋骨が折れる音が、内部を通って、ムタの耳にまでとどいた。
「うぐうううう!!!!!」
ぷりんは歯を噛んでその痛みに耐えた。
倒れそうになる体を、震える足で支える。
だが、それに止まず雨のような連撃は、着実にぷりんをロープ際まで追い詰めていった。
「お前の力はその程度なのか?」
前蹴りで、ぷりんの体をロープに押し込みながら、ムタはぷりんを挑発した。


200名無しさん :06/09/20 21:11 ID:UuTeyFxs
「なめるなあ!!」
ぷりんは、ロープに振られた反動を
利用し、前に出て、子供のように目の前のムタにしがみついた。
それが罠だとも知らず・・・。
ぷりんはレスリングの教科書どおりに、両腕をムタの腰に回し、ロックした。
だが、その体勢が腹を無防備にさせていることにぷりんは気づいていない。
「挑発に乗るなんて、安いな。」
ムタは両手でぷりんの首を固定すると、
思い切り、鳩尾を、細く固い膝で突き上げた。
「ぐあああっ おげえええっ!」
足がマットから離れ宙に串刺しにされるぷりん。
瞳孔が開き、パックリと開かれたふくよかな唇の間から、ピンクの舌が突出される。
腰に力強く回していた手が2・3度ピクピクと痙攣すると
ダラリと垂れ下がり、人形のように静止した。
確かな感触を確認するムタ。
ズボリと腹に埋まった膝を抜くと、ぷりんは顔をムタの脚にこすり付けながら
マットに滑り落ちていった。


201名無しさん :06/09/21 13:16 ID:qfHvn6aU
age

202名無しさん :06/09/22 01:31 ID:fxHH5fGc
>>197
イイヨイイヨー
ていうか懐かしいネタだねw

203名無しさん :06/09/24 00:10 ID:ZaCwlApc
太陽の光が窓を通して部屋に注ぎこむ。
時刻は朝7時。珍しく朝早く起きた俺はこれまた珍しく朝食を早めに食べている。
パンを食べながらまったりする。…なんと心地良いことか。
(今日は土曜日だし、仕事もないからな。ちび達と遊ぶかな)
静かな部屋でそんな事を考える。
麻宮アテナ、そしてB.ジェニーという有名格闘家を倒した俺には最近無い時間だ。
最近仕事用の電話には果たし合いを求める内容ばかり入っている。俺は格闘家でもなんでもないし、金にならない事なんてまっぴらごめんだ。有名格闘家に勝った事で仕事が増えたのはいいことだが、こういう事態になるとは思わなかった。
(読みが甘かったかなぁ…)
そう思い、苦笑していると…

ピンポーン

「ん?」
呼び鈴がなる。誰だ?こんな朝早くに。外が誰かを確認するのもめんどくさいが、放っておくわけにもいかないよなぁ…。…あ〜、めんどくせぇ…。
「はいはい、誰ですかっと…」
明らかにふてくされた態度でドアを開ける。
「和也!結衣を見なかった!?」
いたのは早紀だった。
「見てないけど…なんで?」
「結衣がいないの!家のどこにも!」
……は?
「いないって…何でだよ!?」
「私にもわからないわよ!ただ…どうしていいのかわからなくて…」
珍しく早紀が慌てている。こういう時は現状を整理しないとな…。
「他のやつはどうしてる?なんともないのか?」
「うん。そこは大丈夫なの。光輝と勇斗には町の中を探させてる。啓介は家に残って指示を出してる」
…そんなもんか…。とてもじゃないけど楽とは言えないよな…。
「…状況はわかった。とりあえず俺達も探そう。手がかりがない以上、やみくもに探すしかないだろ」
「うん…わかった。…ねえ、和也?」
「うん?」
「結衣…無事、だよね…?」
早紀が不安そうな顔で俺を見つめる。
「大丈夫だよ…。俺がなんとかしてやる…!」
そう言って頭をなでる。
「和也…!」
顔を真っ赤にして、不服そうな顔をする。こうなるのはわかってるんだけど、治らねえんだよな、この癖。
「とりあえずいくぞ。どうなるかわからない以上時間は多いにこした事はない。」
「…うん」
せっかくの休日を潰すどころか、身内にも手を出しやがって…!絶対に見つけだして、とっちめてやるからな!

204名無しさん :06/09/24 00:36 ID:ZaCwlApc
「…ちっ、何がどうなってんだ…!」部屋の中で思わず呟く。
気合いを入れて出ていったものの成果は得られなかった。
町の中をくまなく探したが、見つけられなかった。こうなると町の外か建物の中にいることになる。…正直探しきれるとは思えない。
「くそ…!何か手がかりがあれば…!」
そう思いながら顔を上げると…
(着信がある…?)
仕事用の携帯に着信があった。出る前はなかったのに…。
結衣を探す時に啓介と連絡は取ったがその時は私用のを使っていた。
そもそも家族の中で仕事用の携帯番号を知ってるやつはいない。つまり、これに入る時点で家族からではない。 仕事の依頼と言えばそれまでかもしれないが、俺にはそうとは思えなかった。
仕事用の携帯をとって開いてみる。…知らない番号の着信と留守電がある。さっそく聞いてみる。
「Kさん、だったわね。あなたの妹は預かってるわ。返してほしくば私と勝負なさい!時間は問わないわ。勝負したい時に不知火の里まで来なさい。ま、逃げるなら構わないけどねぇ?」そこで留守電がきれた。
…へえ。まさか自分から死地に飛び込んできてくれるなんてね…。
名乗りはしなかったが、不知火の里ってところからして誰かは予測がつく。
…待ってろよ…!死を越える苦しみ、味わせてやる…!


不知火舞…!!

205名無しさん :06/09/24 06:50 ID:GOym0VKg
舞凹期待してます。あげ。

206名無しさん :06/09/25 17:41 ID:zcxzZT/Y
俺も期待してます。
にしてもこんな黒い舞は初めて見た気がするなw
KOFとかのイメージが強いが忍ってのはそういう事だよなぁ。

207名無しさん :06/09/27 01:03 ID:???
「ここが…不知火の里か!」
目の前には大きな山、生い茂る草木。現在の時刻はAM8時半。
あの留守電の後、即座に不知火の里の位置を調べあげた。
移動自体は大した事はなかった。音速を越える速度で動けるVR(バーチャロイド)の幻影を纏ったため、こうしてすぐに着く事ができた。
(…さすがに入り口にはいないか)
辺りを見回しながら思う。まあ、いたらいたで相当アホだが。
(…まあ、入ってみるか…)



(結構歩いた気がするんだがな…?)
そんな事を思う。何せ、どこにいるかもわからないのだからVRで移動するわけにはいかないし、似たような景色だから今自分がどこにいるのかも微妙にわからない。
(石兵八陣ってこんなんなのかな…?)
などとのんきな事を考えてると…
(……!)
…敵、か。右と左に4人ずつ、ってところか?
「…おい、でてこいよ。いるのはわかってんだからよ!」

…ガサガサ

「…よくぞ見破った。頭の命により…貴様を殺す…。」
察した通りきっちり八人のくの一がいた。
「頭の命により…ねぇ。そんなことされる覚えはないんだけど?」
「…問答無用!」
そう言うと同時に一斉にとびかかってくる。
「「覚悟!!」」
一斉にくれば避けられないとでも考えたのだろうか?…アホらし。
頭上からくの一が襲いかかる。俺は頭上に大量の札を投げた。
「…派手にいきますよ、っと!」

ドオォォォン!!
言葉と同時に札が爆発する。…避けきれないなら迎撃すりゃいいだけだろ。
もろにくらったものの生きているくの一達。さすがは炎を扱う不知火流の連中だけある。
「うぅ…」「くっ…」「うっ、あぁ…」
まあ、眼前は屍の山なんだが(死んでないけど)
さて、一番元気そうなのは…あいつか。
俺はそいつに歩みより、幻影にて剣を生成、首に突きつける。
「不知火舞の居場所を教えろ。教えれば命だけは助けてやる」
「…ふん、誰が」
「あ、そ」
ザシュッ!
「あ、があぁぁぁぁ!」
右肩を斬る。まあ、すぐに殺るのもどうかだしな。
「自分の身が大事なら、言った方が楽だけど?」
「だから、言わぬと…」
ザシュッ!
「ギャアアアア!」
次は左肩。
「これがラストチャンスだ。次は容赦しねえぞ。…言え!」
「くっ…ここを真っ直ぐだ…」
「ありがとさん」
善は急げ。一気に走り出す。
「…かかったな!」
どおぉぉぉん!
「あぁぁぁぁぁっ!」
後ろで何か聞こえたが気にしない。今は結衣の救出が先決だ!

208名無しさん :06/09/27 01:05 ID:???
…あれ、改行できてないところが、ある、よ…?orz

209164 :06/10/04 23:10 ID:???
スランプに陥りました…。
文がまったく浮かびません…。
期待している人(いるのか?)には悪いのですが今回は時間がかかりそうです…

210名無しさん :06/10/05 02:36 ID:???
期待してる人ならいますよ〜。
でも気にせず自分のペースで頑張ってください。
妄想している時に良い感じのが浮かぶ事もあると思いますしw

211名無しさん :06/10/06 05:39 ID:???
久々に来たら舞編が始まってるじゃないですか。
でもスランプなんですか・・・
私も期待してますので頑張って下さい。

212名無しさん :06/10/27 19:46 ID:???
駄文で申し訳ないんですがどぞー

ギリギリぷりん 対 校長が用意した柔道家先生
(全校生徒見守る中での1対1)

213名無しさん :06/10/27 19:49 ID:???
ずどーーーん!!
「ぐふううぅ!」
決まった〜〜一本背負い〜〜!(実況)
柔道家先生は勝利の笑みを浮かべながら優雅に歩み寄り、
破れたコスチュームからおっぱいをさらけ出し床の上に横たわるぷりんを見下す。
「随分と頑張っていたが、ここまでのようだな。
戦闘中に着ているものが破れたくらいで動きが散漫になったのが
お前の最大の敗因だ。お前には精神的な弱さがあるな。
技を磨く前に精神的な修行が必要なんじゃないか?」
ぷりんは、痛みと柔道家先生の言葉により、
自分の中でくすぶっていた闘争心が再び燃え上がり、
憎らしいほどの笑みを浮かべる司令を睨み返し、
「まだ負けないわ!」と目で叫んだ。
そして体を起こすべくうつぶせになり腕の力で体を起こそうとするが
まだ体に力が入らず手こずるぷりん。
そのぷりんの行動に、柔道家先生は益々嗜虐心を刺激され、
控え目に1回舌なめずりをすると、素早く、
倒れたままのぷりんの尻に覆い被さるように乗っかり、
両腕でぷりんの片方の太股を抱くように締め付け、
両足でもう一方の太股を絡め取る。そして、ぷりんの両太股を
締め付けたまま、柔道家先生は自分の体が下になるように
ぷりんの体を仰向けにひっくり返した柔道家先生の
あまりにもの滑らかな動きに、ぷりんは反応できす、
なすがままだった。柔道家先生はぷりんの太股を掴んだまま
自分の方に引きつけ、更に背中も反らし、ぷりんの股を裂くように
強引に広げる。
「アウァッ! あぁぁぁ!」
ぷりんの股は大きく広げられ淫裂も僅かに開いていた。
「どうだ?この技『恥ずかし固め』は。
恥ずかしがりのお前には、さぞ良く効くだろう?

214名無しさん :06/10/27 19:53 ID:???
こんなあられもない姿を全校生徒に見られるのはどんな気分なんだ?」
ぷりんは恥丘の向こうに 友人達の顔を見付ける。
女の子達は ぷりんのその痛々しい姿を直視できず、目を伏せるが、
男子生徒は恥ずかしい姿のぷりんを見て興奮し騒いでいる。
そんな中、ぷりんの親友の女の子が目をふせているのを見た教師の一人が
その子の髪を掴み強引に正面を向けさせ叫んだ。
「何をしている! しっかり見ろ!学校の風紀を乱す
根源の女がつぶれる瞬間だぞ!」
しかし、それでも、ぷりんの親友は瞼をきつく閉じていた。
そんな態度に苛ついた教師が、顔面を殴ろうと腕を振りかぶる。
「やめて! 待って。 アグゥ! 目をそらしちゃ駄目よ。
しっかり見てて。大丈夫よ。私がきっと学校を、みんなを、アァッ!
必ず悪い先生達の手から救うから。ハウァァ!
だ、だから、見るのよ! アウゥゥゥ!」
ぷりんは慌てて殴ろうとした教師に制止を願い、
友人に目を開くよう促した。
ぷりんの大きく広げられた股に、みんなの視線が突き刺さる。
『ああ、恥ずかしいわ。こんな格好を皆に見られて。
でも、恥ずかしがっている場合じゃない。何としてでもこれを
外さないと。学校の、みんなの未来がかかってるのよ。
負けるわけにはいかない!』
ぷりんの思いとは裏腹に、外そうと、もがけばもがくほど
技がきつく締まっていき、股は更に広がり、秘唇の割れ目をも露にし、
ますます恥ずかしい格好になっていった。

215名無しさん :06/10/27 19:57 ID:???
「あぐぅぅ、がはぁぁぁ…」
ぷりんの叫びはより悲痛なものとなり、さらに激しく上半身をのけぞって苦しむ。
柔道家先生は自分の上で恥ずかしさと痛みで苦しみもがくぷりんの姿に、
満足そうに笑みを浮かべ、止めとばかりに、
ぷりんの太股を力一杯一気に引き寄せ、更に股を大きく広げさせた、
ゴキッ!
関節の外れる鈍く嫌な音が響き渡る。
「アガッッ!」ぷりんはあまりの痛みに瞳孔を開かせ、
悲鳴を喉に詰まらせる。
顔は自ら吐き出したよだれでベトベトになっていた。
そして、突然、ぐったりとなっていたぷりんの体が、
ぶるりと大きく震えると、柔道家先生は、ぷりんの体に起こり始めている
異変を察知し、素早くぷりんの下から抜け出た。
ぷりんもその異変に気付き、慌ててそれを抑えようとするが、
その時にはもう手後れであった。
プシャーーー。
「出るぅ! いやぁー! 駄目! みんな見ないで!
お願い。見ないでぇー! お願い! 止まって! 止まってー!」
ぷりんの股間から一筋の水が噴き出し、
ぷりんの下に水溜まりを作っていく。
ぷりんは、すぐに股間を手で抑え、必死にその奔流を止めようと
股間に力を込めるが、痛みのため上手く力が入らず、
どんなに頑張っても、その流れを止めることが出来なかった。
「イヤ・・・イヤァァァァァァーー!!」
ぷりんは自分のはしたない姿を悲壮な面持ちで見ているしかなかったのだった。

216名無しさん :06/10/27 22:00 ID:???
公開処刑(*゚∀゚)イイ!


217名無しさん :06/10/28 16:01 ID:???
>>215超GJ

218名無しさん :06/10/28 18:30 ID:???
連載ギボン

219名無しさん :06/10/29 13:28 ID:???
じゃあ俺もきぼんする!

220名無しさん :06/10/30 17:38 ID:???
またまた駄文で申し訳ないですがどぞー

ギリギリぷりん 対 校長先生
(ぷりんに勝つため特訓 + とっておきの必殺技を編み出した校長)


221名無しさん :06/10/30 17:39 ID:???
いつものように変態教師を使って女子生徒に恥ずかしい思いをさせ、
それを見て喜ぶ校長。
「ふはははは、いいぞーもっとやれー」
愛する生徒達の恥ずかしい姿を見て喜びながらも、
今日の校長はあることに考えをめぐらせていた。
(ふっふっふ、こうしていればいつものようにぷりんが現れるだろう、
普段であればわしは教師連中とぷりんの戦いを見守るだけっだった。
が、今日は違うぞ、わし自らぷりんを倒すのじゃ!
いつまでも教師達にまかせておいてはらちがあかんからな。
教師とぷりんの戦いを見ながらいつも思っとった、
ああわしならこうしてこうしてこうやって・・・
わしでも頑張りようによっては倒せる可能性はあるはずなんじゃ。
必殺技も考えたし、あ〜はやくぷりんに試したい。
ぷりん、はやく現れんかの〜)



222名無しさん :06/10/30 17:40 ID:???

・・・
白い羽がバッと舞い落ちて来た。それだけでみんなは察知する。(来たっ!)
「ぷ・・・ぷりんちゃん」「ぷりんちゃんだわ!」「ぷりん!」

どこからともなく声が聞こえてくる
『なんの罪もない少女達を変態行為で辱め、あまつさえ暴力で屈服させようとする
やり方! 神様が許してもこの私が許すわけにはいかない!!』
(ふっふ、来たなぷりん!)
教壇の陰から上半身白・下半身緑と青の水着を着た美少女が現れる。
『純白のサブミッションエンジェル ホワイティスワン  推参!!』
(来たかぷりん)
『いつも生徒にエッチなことばっかりして、もう許さないわよ。覚悟!』
ぷりんが変態教師に向かって勢いよく飛びかかったその瞬間、
ボワワワワッ  
あたり一面がけむりにおおわれ、ぷりんの視界をさえぎる。
校長があらかじめ用意して持っていた煙幕を使ったのだ。
『くっ、、なに?』
・・・・・
煙がはれるとそこは特設のリング上になっており、
ぷりんの見つめる先には、プロレスのかっこうをした校長先生が現れた。
「ふっふ、驚いたかねぷりん。今日はわしが相手じゃ。」
『こ、校長!?(何か楽勝そう・・・。)』


223名無しさん :06/10/30 20:46 ID:???

『たぁ〜〜あ〜〜!』 と雄叫びを上げ、ぷりんがジャンピングニールキックをはなつ。
「うぉっ!?」
持ち前の運動神経でなんとかよけるものの校長はぷりんの素早い攻撃にたじたじである。
だがしかし、男女の体格差は見ていて感じるものがある。
160cmそこそこのぷりんは、170cmを超え実は運動神経のいい校長に
パワーで劣るはずだが、ゴム毬の様に リング内を縦横無尽に跳ね回り、
校長につけいる隙を与えない。そして、抜群の脚力を生かした
ジャンピングニールキックを連続ではなってくる。
「うおっうわっ、おっと、おわっ」
ついにはロープに追い詰められた校長の胸板を直撃し、豪快に吹っ飛ばす!
「ぐふううううう」
ばたりと倒れる校長。

『やったぁ〜〜楽勝!』
ぷりんは満面の笑顔で どうだ! とばかりに倒れている校長を見ると、
まだ呻いている校長に近寄り、 次の技を仕掛けるべく、
髪を掴んで引き起こす。しかし、その時…。


224名無しさん :06/10/30 21:07 ID:???
『はぅ…! うっ……!!』
顔をしかめ、ビクリ!と腰を引いたのはぷりんのほうだった。
一歩、二歩と後じさり、体を「く」の字に
折って、崩れるように尻もちをついた。
「う……うう……」
額から冷たい汗が流れる。彼女が必死に両手で押さえているのは、
ややハイレグ気味の水着が覆っている 股間だった。
ぷりんの、筋肉質だが女の子らしい若干ふくよかな脚は内股になり、
その太股は小刻みに震えている。
「フフン、手ごたえあり、だな」
ゆっくりと立ち上がったのは黒のレスラーパンツを着た校長だった。
手をグーの 形にしている。どうやら、引き起こされた時に、
これでぷりんの股間を殴ったらしい。
「ふふふ…。やっぱりきいておるわい。わしはいつも思っておった。
わしみたいな格闘経験のないものだろうと、相手の弱点を重点的に
狙えば勝つことができるんじゃないかと。そこでわしは考えた。
ぷりんの弱点である股間を思いっきり重点的に攻撃したら・・・
わしにも勝機があるんじゃないかとね。今までの変態教師たちは
自分達の技に酔いしれて相手の弱点を攻めようという貪欲さが
足りなかったんじゃ。
ところで、さっきまでの攻撃、痛かったぞい・・・」


225名無しさん :06/10/30 21:24 ID:???
『う…。うう……。いたいい…こんちくしょお…』
ぷりんはなんとか痛みをこらえ 立ち上がろうとする。
素人技とは言え、男に股間を殴られているのだから、
ダメージは結構あるはずだが、鍛え上げられた根性が違う。
校長のような男の風上に置けないやつには決して屈したりしない 。

「流石だな。じゃあ、今度は寝技で行くかな(考えてきた必殺技を試すチャーンス!)」
半ば感心しながらまったく自分に許しを請う気配の無いぷりんに
少々ムッとした校長は、 仰向けに倒れたぷりんの足を取って捻ろうとする。
(足4の字か、アキレス腱ホールドに持っていくつもりか? )
『さ、させない!』
慌ててぷりんは体を捩り、自由な足で校長を蹴って逃げようとする。
しかし、それこそが校長の罠であった。
ぷりんが蹴ってきた足を狙い済ましてホールドすると、両脇にそれぞれの
足を抱え込んだ。これは…、、、そう、電気アンマの体勢だ!


226名無しさん :06/10/30 22:20 ID:???
『えっ?……! だ、だめ〜〜!!』
校長の意図を察したぷりんは慌てて股間を両手で守ろうとする。
しかし…、 手よりも先に校長の足がぷりんの股間に接着する。
ぷりんは足をどかそうと手をかけるが、足の力に手の力はとうてい勝てない。
「ぷりんよ、この攻撃にどこまで耐えられるかな?」
ぷりんはこれから自分の身に起こることを想像し情けない顔になる。
『ううう……そ、そんなところを攻めるなんて卑怯だわ…』
校長はにやりと不敵な笑みを浮かべ答える。
「どうして? ちょうどいいハンデだと思わんかね? わしは素人なんだから。」
『そ、そんな……』不安そうな表情を見せるぷりん。
女子レスラーとしてめちゃくちゃ強いはずの彼女のそんな姿を見て校長は、
なにかこみ上げてくる衝動を押さえるのに懸命になった。


227名無しさん :06/10/30 22:46 ID:???
ぷりんは突然、体の中心からブルッ!と震えるものを感じた。
校長の電気あんまが始まったらしい。
『あ……ん……』
その声は悩ましく校長の淫猥な心を高ぶらせたが、冷静に振動をゆっくりと与えていく。グリグリ
グリ……と。すると……。
「クッ……クスクスッ……クククッ……キャハハハ!!」
いきなり笑い出して仰け反るぷりん。
「あはは…ヒ、……くすぐったい……だめ、アハハ……」
まるでくすぐり攻撃を受けたの様に体を捩り、笑いながら震えているぷりん。
(くすぐったい……?)(感じないのかな?)
とリングをとりかこむ変態教師達が疑問に思って校長を見ると校長は冷静だった。
快感技を仕掛けて いる時にくすぐったがられているのに…?
「な……なにこれ! で、電気あんまって……くすぐったいものなの? アハハ……キャハハ!」
涙を流さんばかりにくすぐったいリアクションのぷりん。
しかし、そのぷりんを見て何故かにやりと笑う校長。
その表情は何を意味するのか?


228名無しさん :06/10/30 23:00 ID:???
不思議そうにリング上の光景を見つめる変態教師達
・・・・・

リングではまだぷりんが電気アンマのくすぐったさに
懸命に耐えている。しかし、段々動きが鈍ってきてはいないか?

『ひゃはっ……ん……ひいい……』
(む、むず痒い、な、なんなのこの気持ち……)
リング上のぷりんの口数が段々減ってきた。涙を流して笑っていた顔から笑みが消え、
その代わり、 浮き出てきたのは切なげな、救いを求める表情……。
校長はそのぷりんの視線を微妙にずらし、 機械的に電気アンマを続けるだけだ。
ぷりんは辛そうに今度はリングの周りでおびえながら戦いを見守る
女子生徒達のほうを見た。か弱い女の子が助けを求めるような視線で。
女の子達はぷりんの気持ちは痛いほどわかったが、見ない振りをした。
ぷりんの瞳が更に不安そうに瞬いた。
校長は女の子が辛そうにしていたらやめてくれる優しい先生ではなかった。
むしろ、そこに付け込み、執拗に同じことを繰り返して意地悪するタイプなのだ。
多分、ぷりんはこのまま苦痛と快感の狭間を彷徨わせられるのだろう……。


229名無しさん :06/10/30 23:13 ID:???
と 誰もが思った瞬間、校長がぷりんを電気アンマから解放するのが見えた!
(なぜ……?)
変態教師・女子生徒たちはリング内の出来事を食い入るように見つめる。
「一回目はこんなものでいいかな。じゃあ、戦おうじゃないか。」
校長が立ち上がるが、ぷりんは立ち上がれない。
校長を非難がましい目で見上げている。
「どうした? さあ、立って。」
『あっ……!』
無理やり立たされて、よろめくぷりん。かろうじてロープにつかまって立ち上がる。
『どういうつもり?……』
ぷりんがキッと表情を引き締めなおし校長を見る。
変態教師の数人にはそれがどういう意味かわかった。
校長は、 ぷりんを登りつめさせながらイかせず、中途半端な状態に置いているのだ。
女の子達の何人かもその状況に気づいていた。
(女の子は一度登りつめると簡単に鎮められないのに……非道いわ)
自分がやられたのでもないのに校長に怒りを覚える。

「はうっ!!」
またしてもぷりんが股間を押さえて膝をつく。さっきと同じく急所攻撃を受けたのだ。
今度はオクトパスホールドに移行しようとして足を上げた時を狙われた。
いい感じできっちりとパンチが入っている。
ぷりんはリング中央で内股になって足を捩り、股間を押さえて左右にのたうって
いる。頬は上気し、荒い吐息が漏れる様子は自分で慰めている姿を連想させ、
扇情的な光景であった。


230名無しさん :06/10/30 23:20 ID:???
そんなぷりんを見て校長が提案をする(校長余裕!?)。
「こう一方的になってきても面白みがない、3分やろう。
その間に回復したまえ。わしも鬼ではないからな。」
『ふっふふっ、よ、余裕ね。けど甘く見たら痛い目見るわよ。』


231名無しさん :06/10/30 23:31 ID:???
・・・・
3分の休憩を終えてプロレスを始めた後は、ぷりんの一方的な展開だった。
普通男女の差があっても素人の校長と女子プロレスの若きスターでは
勝負にならないのは当たり前なのだ。
勿論技術はないに等しい校長が何かを仕掛けることなど不可能と言えた。
ロープに振ってラリアットを胸元に叩きつけ、組しだいてコブラツイストで腰を痛めつけ、
ドロップキックで跳ね飛ばす。校長の体はたちまち痣だらけになった。
もしかしたらぷりんには先ほど電気アンマを中途半端に放棄された恨みも
あったのかもしれない。

しかし、校長はじっと隙をうかがっていたのだ。
ドロップキックで倒された後、ぷりんは無防備に近寄ってきた。
女子生徒たちが「危ない」と思った時には校長のパンチがぷりんの股間にめり込んでいた。
女子プロレス最強クラスの美女レスラーがこの一撃でマットに再び尻もちをついた。
悲鳴も出せず、「うぐっ……」と息を漏らすように呻いただけである。
『はぁ……はぁ……ちょ、調子に乗って……』
校長も息絶え絶えの状態で立ち上がる。
一方的な攻撃で受けたダメージはやはり大きいようだ。
「わしは優しいからな。ダメージが残らないように手加減しておいてやったよ。」


232名無しさん :06/10/30 23:44 ID:???
起き上がろうとしたぷりんの両足を再び校長が掴んだ。
『うあっ』
「さっきの続きをやってやる。」
『な、やめ』ぷりんがそう言いかけた時にはもう、校長の足はぷりんの股間に
セットされていた。
何しろ股間攻撃を3回も受けた直後である。
同じところを責める電気アンマに移行されるのには 辛すぎることだ。
「ま……待って!今攻められたら……」
思わずそう言って、すぐに後悔した。そう言えば校長は待ってくれるか?
いや、きっとその逆の行動に出るだろう。
校長は女の子が一番やられたくない事を的確に見抜く才能があるのだ。
もしかしたら足をもたれたまま蹴られるかもしれない……
その恐怖に一瞬、体が硬くなる。
「まだ痛むのか? まあ、そうだろう。でも、心配するな。少しの間
優しくあんましてやる」
意外にも笑顔で答える校長。そう言うと、本当に優しくぷりんの股間に
右足を宛がった。そして、すぐに送られた振動も小刻みの優しい振動だった。
ぷりんの意表をついた行動である。
「あ……う…ん…」
ぷりんの形のいいおとがいが仰け反り、忽ち下から溢れて来る感覚に溺れる。
形のいい胸が反り返り、電気アンマの振動と同期して上下する。
(ぎ、ぎもぢいい……こんな感覚初めて……)
三度打たれてじんじんと熱く、そして敏感になった股間を優しくなぶられる。
それがこんなに気持ちがいいなんて……。ぷりんは校長にいいように
嬲られている事実に体が火照ってしまっていた。


233名無しさん :06/10/30 23:54 ID:???
「あ……ふん……」
ぷりんは思わず切なげに指を噛む。校長の電気アンマは優しく、
気持ちがいいのだが、抑揚がなくてなかなか絶頂に達せないのだ。
勿論、わざとそうされているのがぷりんにもわかっている。
なんともしがたいむず痒さ、どうしようもない気持ちの高なりに
ぷりんの頬が紅潮する。

校長は電気あんまで悶絶したぷりんを起こし、
急所攻撃でいじめると言う責めを 繰り返した。
髪を掴んで引き起こして、校長はぷりんを抱え上げ、トップロープに跨る様にぷりんを
落とす。ワイヤー入りのロープと自分の体重でギリギリ股間を責められたぷりんは悲鳴を
あげるが校長は許さず、両足を掴んで引っ張るなどして更に責め立てた。
しかし、ぷりんの表情は苦痛に苛まれているにしては艶っぽく上気し、
それほど辛くなさそうにも見えた。
そして、一定時間責められると、降ろされて再び電気アンマ。
切なげに指を加えて身悶えするぷりんを責める校長の踵は何かぐっしょりと濡れていた。
汗にしてはねっとりと絡みつきすぎている気がした。


234名無しさん :06/10/31 00:04 ID:???
その頃にはぷりんは通常技でも校長の優位に立つ事が出来なくなっていた。
二人で正面から両手をあわせて力比べに持ち込んでも、校長は急に力を抜き、
バランスを崩させる。意識が半ばファイトに集中できていないぷりんは
やすやすとフェイントに引っかかり、校長の方にたたらを踏む。
校長はぷりんが来るタイミングにあわせて膝を突き出した。
ちゃんと股間当たるように。
ズン!
と突き上げられる衝撃がぷりんを貫いたとき、校長の膝はぷりんの
股間に食い込んでいた。

しかし、その音はまるで水を一杯に含ませたスポンジが
床に叩きつけられるような音だった。
びしゃ…。事実、校長の膝に水しぶきが掛かった。
ぷりんは股間を押さえて後じさりしながら ロープに持たれ、
内股になって体を捩った。しかし、悲鳴はなかった。
あっ…と言う熱い吐息 を漏らしただけで、ぷりんは股間を揉む様に押さえて
虚ろな瞳をしている。

そして、随分と長く股間を押さえている……もしや?


235名無しさん :06/10/31 00:16 ID:???
ぶるっ とぷりんの体が震える。
『あ、ああ…い、や』
ジョアアアアッ
股間を押さえるぷりんの指のすきまから液体が流れ落ちる。
そしてぷりんは自分の出した液体の上にヘタヘタと座り込んで
しまった。
『あ…あ…』
ぷりんの表情にはもう戦闘をしようという気持ちのかけらもない。
校長の責め苦によってもう立ち上がれないほど気持ちが折れてしまった。
おびえ・悲しみ・辱め・恍惚を掛け合わせたようなだらしない表情のまま
ぷりんはぶるぶると震ていた。


「ふっ、ギリギリぷりんも今日で終わりだな。
これで学園にわしの天下がよみがえる。
ふは、ふはははははは!」








236名無しさん :06/10/31 00:17 ID:???
駄文ナ上長くなってしまいスマソ

237名無しさん :06/10/31 00:29 ID:hoB2rkj6
GJ

238名無しさん :06/10/31 00:50 ID:FpXsP72c
これはよいなつかしネタですね

239名無しさん :06/10/31 02:32 ID:???
ぐっじょぶ!

240名無しさん :06/10/31 20:38 ID:???
レスありがとー。
ギリギリぷりんの次はシャドウレディで何か
書いてみようかなと思ってます。
警察相手にいつも通り余裕のシャドウレディを
警察が開発したワナとかで倒してみようかなと。

241名無しさん :06/10/31 22:53 ID:???
シャドウレディ…元ネタより先にサイクロンの同人見た俺。

242名無しさん :06/11/05 03:37 ID:???
またなつかしネタですね
期待age

243名無しさん :06/11/07 15:13 ID:???
シャドウレディじゃないけど、今夜新しいのを
書き込ませていただきます。

今度のは
モリガン 対 デミトリ
(戦いに負け、命乞いのモリガン。命のかわりに
自分の体を好きにしていいからと取引を持ちかける。
渓魔のモリガンは男をイカせ、弱ったところを
倒してやろうと企んでいるが……)

244名無しさん :06/11/07 18:06 ID:frhPcD5Q
wktk

245名無しさん :06/11/07 21:17 ID:???
またまた駄文で申し訳ないですがどぞー

モリガン 対 デミトリ


246名無しさん :06/11/07 21:18 ID:???
デミトリの前に歯がたたずに倒される寸前まで追い込まれたモリガン。
だがモリガンにはあせった様子はない。何か秘策をもっているような、
自信さえうかがわせる表情でデミトリを見つめる。
「意外におとなしいな。観念したか?」
 降伏の意は示さずとも抵抗の様子を見せないモリガンに、
デミトリは少々驚いたような顔を見せた。
 デミトリの経験からすると、対戦相手はせっぱ詰まると自暴自棄に
なって自殺同然の攻撃を仕掛けてくるのが常だったからだ。
そういう無意味な行動に出ないのはアースランドの王という立場に
ある故か、 などと彼は考えた。その思考をモリガンの声が中断させる。
「取引はどうかしら?」
 モリガンは落ち着いた声で、そう言った。
「命惜しさに取引――か。腐りきった女だな。その腐った心の詰まった心臓、
俺が止めてやるよ」
 多少は殊勝だと感心していたのがばからしい。やはり外道は外道。
その思いを実行しようとするデミトリに、モリガンがたたみ掛ける。
「ええ、そうよ。命惜しさの取引。でも、私を殺すことで得られるものと、
私と取引することで得られるもの天秤に掛けるまでもないんじゃないかしら?」
 モリガンは不敵な笑みを浮かべる。
 「あんた、私の体を自由に犯していいわ。
魔界の王である私を好きに犯せるなんてすごいと思わない?
私の体って想像以上に気持ちいいのよ。」
モリガンは言いながらこう考えていた。
(私とセックスして堕ちなかった男はいない、
イキ狂わせて弱ったところを殺ってやる)


247名無しさん :06/11/07 21:24 ID:???
「貴様本気でいっているのか?」
 デミトリは思わず声に出した。 そして考えた。
 (この雌狐、渓魔として数々の男をおとし、そして倒してきたようだな。
ふふっ、この自信に満ちた顔をグチャグチャにしてやるのも、、悪くないか。)
 モリガンは余裕さえ感じさせる表情で追い打ちを掛ける。
「ふふ、怖いの? さては童貞なのかい? それじゃあ優しくやってあげるから。
(優しく殺ってあげるから、、ふふっ)」
 そう言って、モリガンは不敵に笑った。生き延びるという目的は
達成間近なのが手に取るように分かるのだろう。
 そしてそれは間違いではない。
「ふっ、いいだろう 取引にのってやる。」
  その答えをかわきりにモリガンの表情はスイッチを入れたように
渓乱な渓魔の表情にかわり、男をおとすモードになる。
冷たい目でそんなモリガンを見ているデミトリに、モリガンが近づく。
腰を振りながら、ゆっくりと。見事なカーブを描くボディラインに
ハイレッグの黒い衣装がぴったりと張り付き、その淫らで艶めかしい身体を
際だたせている。
そして、自らの魅力を知り尽くしているという彼女の自信が、
より一層その魅力を高めている。
「ねえデミトリ? 好きにしていいのよ。」
 するり、と右手の指先が頬に触れる。
「あんた強いところも素敵だけど、そのクールなところもすっごい素敵よ。」
 美しい指先が、頬から首筋へ、鎖骨のくぼみへと滑る。
デミトリの体を護る鎧のような筋肉の上を、白い指先が軌跡を描く。
鎖骨から胸板、腹筋、臍へ、そして‥。
その指先が股間へ到達すると、遂に彼女は左腕でデミトリに絡みついた。
「好きにして。殺すのも、犯すのも、あなたに任せるわ。」
 それはいつものモリガンにとっては勝利宣言のようなものだった。
こんなに魅力的な女に犯していいと言われたら、どんな男も誘いに
のってくる。そして渓魔の餌食となるのだ。


248名無しさん :06/11/07 21:27 ID:???
間髪入れず、モリガンの唇が重ねられる。濃いルージュに彩られた唇が、
戦闘の興奮と怒りで乾いたデミトリの唇に押しつけられる。
デミトリの唇を、モリガンの舌がぬるりとこじ開け、その心を攻め落とそうと
するかのように這い回る。鼻から抜ける吐息が悩ましい。
香しい銀髪が、柔らかい乳房が、男の本能をじりじりと苛む。
 モリガンは巧みにキスを続けた。甘く、淫らに。歯列をなぞり、
舌を絡め取り、そして唾液を流し込む。
その間、左手はデミトリの頭を柔らかく抱き、右手は股間を丁寧にさする。
ときおり身体をくねらせ、乳房を押しつけることも忘れない。
 彼女は人間界の若い男を弄ぶのが趣味だった。才能豊かな少年達を誘拐し
優秀な底なしの淫欲の相手としていた。
十代前半または半ばの少年達にとって、この極上の肉体は猛毒にも等しい
魅力を発していた。
多くはこの淫らなキスにさえ耐えることができずに射精させられるのが
常だった。
 だがその強烈なテクニックは、逡巡するデミトリに対してはあまり
意味をなしていなかった。
 (なんなのこの男、私の至高のテクニックに動じてない!?)


249名無しさん :06/11/07 21:30 ID:???
「ふふっ、こうやって男をおとしてきたんだな。だが俺はこんなもんじゃ
満足できんぞ。もっと頑張ってみろ。
どれ、俺がキスの手本を味合わせてやろう。」
 

 そう言い終わった瞬間、デミトリは躊躇なくモリガンの唇を貪った。
頭を強く抱き寄せ、呼吸ができないほどに強く唇を奪う。
自らの舌を弄んでいた柔らかい舌を乱暴なまでに強く絡め取り、
自分が受けたテクニックを存分に返す。
あまりの変わりようにひるむモリガンを、思いきり抱きしめる。
見事な量感を誇る乳房を胸板で押しつぶし、細い腰を折れんばかりに
抱き寄せる。
「――ぷはぁっ! はぁ、はぁ――んむぅぅっ!!」
 十分に息を継ぐのも許さない。激しいキスでモリガンをたっぷり蹂躙すると、
前触れもなくそのボディスーツを引き裂いた。
 黒地に羽をあしらったその挑発的なボディスーツは、特別に手の込んだ作りに
なっているはずだった。素材も構造も高い強度を誇っている。
それをデミトリは易々と引き裂く。
 ボディスーツを引き裂かれると同時に、大きく形の良い乳房が飛び出した。
スーツを着た上でも十分すぎるほどの存在感を誇っていたが、それでも
「押さえ込まれ」ていたらしい。
外からの強制力から解放され本来の形を取り戻すと、ますます大きく、
美しい。その先端には、そこそこの大きさの乳輪に、つんと立った乳首。
鷲づかみにすると、指の合間から柔らかくも張りのある乳肉が溢れる。
同時に、美しい唇からも甘い吐息が漏れる。
 その肉の双丘を揉みしだくのもそこそこに、デミトリは自らも肌を晒した。
そしてモリガンの肩を押さえ込んでしゃがませると、自分はその前に
仁王立ちになる。その股間には、肉の棒がそそり立つ。意図は明らかだ。


250名無しさん :06/11/07 21:33 ID:???
 モリガンはその根元に指を這わせると、改めてそれを眺めた。
大きい。
 太く逞しい茎、開いたカリ、そしてしっかりとした固さをもった亀頭。
彼女の豊富な性体験をしても、これは相当な上物に入る。本来身体を与えて
やるつもりはなかったが、こんなものを持っている相手なら
悪くはない――淫奔な彼女はそう感じた。
強化スーツを引き裂かれたという恐怖もさることながら、魅力的な
男と楽しめるという期待感はそれを覆い隠さんばかりにふくらむ。
 そそり立つ肉棒に顔を近づける。むせかえるような男の匂い。
触れるまでもなく、熱さが伝わってくる。
 鈴口に軽いキス。応えて、びくんと跳ね上がるペニス。
その先端に何度かキスを降らせると、
徐々に裏筋へとキスをずらしてゆく。そのたびに、デミトリのそれは
びくんびくんと跳ね上がる。
唇が陰嚢にまで達すると、今度は逆に鈴口に向かって舌を這わせる。
上目遣いに、見せつけるように。
「ふふ 素敵。もっと気持ちよくしてあげる」
 亀頭を半ば口に含み、舌の先で転がすように刺激する。
サオを上下にさするように、横から唇で愛撫する。巧みな口遣いに、
雄はますます固さと大きさを増してゆく。
 本格的なフェラチオをしようとして、モリガンは息を呑んだ。
大きい、などという生やさしいものではない。
巨大だった。


251名無しさん :06/11/07 21:34 ID:???
愛撫を始めた頃に十分大きいと思っていたそれは、あれで半勃ちだったらしい。
目の前には凄まじいまでの威圧感を誇るペニスが天を衝いていた。
張りつめた亀頭ははち切れんばかりになり、開ききったカリが亀頭の
大きさを際だたせている。茎は赤黒く張りつめ、表面には太い血管が
走っている。
そして見事なカーブを描いて反り返り、彼女を圧倒した。
「すご…い」
 思わず歎息する。同時に、女の芯が熱く高ぶるのを感じた。
 そしてそれをためらうことなく口に含む。巨大な亀頭に歯が
当たらないよう注意し、口内いっぱいにペニスを飲み込む。
それでも半分は残っている。
「喉も使え」
 デミトリはそう言うと、モリガンの頭をむりやりに押さえ込んだ。
「んむぅっ!! ぐほっ、んぐぉぉっ!」
 亀頭とサオが食道まで刺さり、ようやく男根がすべてモリガンの口に
飲み込まれた。苦しげに喘ぐモリガンを顧みず、そのまま頭を掴んで
前後させる。
「ぶはっ! げほっ、げほっ、…んぶぅっ!!」
 何度か前後させると、いったん口から引き出す。咽をえぐられモリガンが
咳き込むが、再びくわえさせ、咽を犯す。2、3度それを繰り返すと、
ようやくデミトリはモリガンの頭を解放した。
「はぁっ、はぁ……なんて…すごいの」
 荒々しいイラマチオで咽を犯されたにもかかわらず、
モリガンはいまだ余裕を見せる。
命をつなぐために身体を与えるはずだったのが、もはやそちらが目的に
すり替わっているようだ。
証拠に、彼女の肉壺は直接的な刺激を受けたわけでもないのに淫らな
液で既に溢れかえっている。
そして、デミトリの目標は既にそこへと移っていた。


252名無しさん :06/11/07 21:36 ID:???
 床にモリガンを押し倒し、荒々しく股を開かせる。
「んふふ……来て…。あなたの大きいので、私を串刺しにして。」
 ぬるぬるになった花弁を指で開き、ことさらに媚態を見せつけて
艶やかに笑う。
ピンク色のそこはてらてらとぬめり、止めどもなく蜜を溢れさせている。
(ああ…欲しい…。でも…ふふ、虜にしてあげるわ。私の身体に思う
存分溺れなさい…ふふふ)
 期待と勝算が彼女の美貌を一層淫らに彩る。デミトリはその誘いに
応じペニスをそこへあてがうと、腰と共に一気に彼女を貫いた。
「ひっ――ああああっ!!」
 一瞬息を詰まらせ、次の瞬間に叫ぶ。巨大なペニスに貫かれ、
モリガンは仰け反り、絶叫した。
 ろくな愛撫も受けていないのに、彼女は凄まじい快楽に突き落とされた。
百戦錬磨の彼女が反撃するのを、デミトリは全く許さなかった。
「かはっ! あひっ、くぁああ!! す…ご…いぃぃい!!
 こんな、こん…な…!!」
(こ…こんな…はずじゃ…、き、気持ちよすぎるううう)
 言葉を詰まらせ、声も上げられずに達する。挿入から1分も経っていない。
にもかかわらず、彼女は汗だくになって絶頂に達した。
男の巨大なペニスは彼女の成熟した性感を徹底的に犯す。
突きさす時には反り返ったサオが彼女を狂わせ、引き抜くときにはカリが
Gスポットを容赦なくえぐる。
発情しきった雌の肉襞が雄を巧みにくわえ込み、これ以上ないほど淫らに
絡みつくが、デミトリはその快感を難なく乗りこなし、貫く。
そのたびにモリガンは悦びに震え、絶叫する。


253名無しさん :06/11/07 21:37 ID:???
 デミトリは、モリガンの経験ではもはやどうにもならないほどの快楽を
叩き込んできた。
突き刺さるたびに子宮は限界まで押し上げられ、引き抜かれるたびに
凄まじい快楽に飲み込まれる。
先ほどまでの余裕などどこにもない。男を溺れさせ虜にするなどという
考えは一瞬で吹き飛んでしまった。
ただひたすらに絶叫するだけ。
「これは取引だろ……なら、俺を楽しませろ」
 激しいピストンとは裏腹な、冷静な声。
「っく! だめっ、もう、い、いぐぅう!!」
「ふん、何度目だ?」
「んああああぁぁああ!!」
 デミトリの声にも反応できず、モリガンは狂い続ける。
デミトリにしがみついて背中に爪を立てたかと思うと、
髪を振り乱して絶叫する。かと思うと、巨大な乳房を自ら揉み潰し、
あるいは男に揉ませ、そのまま金切り声を上げて痙攣する。
「な、んで、こ…んな…!! ゆ、ゆる…し…てぇ!ひあああああぁぁあ!!」
「死ぬ代わりにイけ。貴様の望んだことだろ、楽しめよ」
「あはぁっ! あぉっ、ぐぉああっ!! いっっぐぅぅぅううう!!!」
 一度のセックスで何度となくイくなど、彼女にとって初めての経験だった。
彼女は自らの魅力とテクニックで男を虜にするのは長けていたが、
強すぎる男を虜にする術は身につけていなかったのだ。


254名無しさん :06/11/07 21:38 ID:???
天敵に対して無防備に身体を晒した報いがこれだった。拷問にも近いセックス。
だが、彼女の罪に対してはあまりにも手ぬるい罰だ。声帯が潰れんばかりに
絶叫に絶叫を重ね、デミトリに絡み付き、しがみつき、髪を振り乱し、
よだれを垂れ流し、汗を飛び散らせて狂い続ける。
「ふふっ…イけ」
「――あおぉぉぁがあああ!!!」
 目の前で乱れる絶世の美女を前にしても、デミトリの心はほとんど
ぶれなかった。
この女のせいでどれだけの罪のない人間が堕ちたか。それを思えば、
この女に鉄槌を下すのが当然だと彼は思っている。
 
モリガンに取引を持ちかけられた時、彼はこう考えた。
(この挑発的な態度は、女としての魅力とセックスのテクニックに
よほどの自信がない限りとれない態度だ。ならば、この女が最も得意な
分野で、その腐ったプライドを粉砕してやる。 )
 …そのモリガンの自信を、実際に打ち砕いていくデミトリ。

「っぐ…あはぁっ…!…すご…すぎる!
この、この私が、モリガン様が、まる…で…かなわない…なんて…ぁああっ!!
あっぁぁあんっ!!」
 彼女は溺れた。凄まじい快楽に溺れ、よがり狂う。少しでも腰を動かすと、
太く巨大なペニスに嬲られて快楽神経が悲鳴を上げる。
「ああっ!! あはぁっ、はぁぁんっ!! だ、だめ、こんな!!」


255名無しさん :06/11/07 21:40 ID:???
……こんなはずじゃなかった。
 性交、これまでの経験上、必ず彼女が主導権を握ってきた分野。
それでも彼女は狂ってしまう。
この肉襞に、この腰づかいに堪えられる男などいなかったのに。
情けないよがり声を上げてイかされるのは、いつも男だったのに――勝てない。
勝てる気がしない。
この男と交わると、もうなすすべもなくイかされる。イくしかない。
イって、イって、狂い続けるしかない。
 主導権をとって、自慢の腰づかいで何度もイかせて、虜にして――。
男なら誰もがこの体に溺れる。そう、どんな男だろうと虜にしてきた。
なのに。

「イく、イぐぅううっ!!ぁあああっっ!!!!」
 肌を桜色に染め、叫びながら体を弓なりに反らせる。
見事な量感の乳房が弾んだかと思うと、そこにデミトリの指が食い込み、
柔らかくも弾性をもった肉が自在に形を変える。
そして、何度も高みに達した彼女にはそれさえが凶器だった。
「っひぃいいっ!! っくぅぅうううう‥‥っ!!!」
「――っ‥‥くぅっ!」
 ビクンビクンと身体を跳ね上げさせると、
ほぼ同時にデミトリの体が強く震えた。
その強烈な射精を子宮口で感じながら、モリガンは力尽きたように倒れ込む。
だがそれも一瞬のこと。
半開きになった唇の中にデミトリの舌が入り込み、そして浅くゆっくりと
腰を動かす。
剛直に萎える気配など全くないようだ。
「モリガン‥‥俺はお前が大嫌いだ。お前みたいに邪悪で高慢な女を
好きになれるわけがない。
だから容赦はしない。――狂え」
ズグンッ!!
 子宮を限界まで突き上げられ、白目を剥いて絶叫し、汗みどろになって悶え狂う。
腰の自由をデミトリに奪われ、その強制的な腰の動きによって
絶え間なく喘ぎ、よがり、悶え、イく。


256名無しさん :06/11/07 21:42 ID:???
何度もイき、ぐったりと倒れ込むたびに丁寧なキスが彼女を介抱する。
かと思えば、凶悪なピストンが彼女を究極の高みへと何度となく押しやる。
痙攣し、絞り上げ、締め付ける肉襞。彼女の意志など無関係に暴れ、男を貪る淫肉。
その獰猛な膣肉が精液を味わい、さらに渇きを訴えて淫らな蜜を垂れ流す。
彼女の淫部はますます男を愛し、男の肉槍は一層強く彼女を求める。

「あ、あぁぁああっ!! すごいい…、すご…いい…、止まらない、ああ‥‥っ!!!ぁっ!!」
 突き上げだけが彼女を狂わせているのではない。彼女自身も快楽に腰が止まらなくなり、
デミトリの主導を奪いかねないほどに暴れる。精液と愛液のカクテルがドロドロと溢れ、
床へぽたぽたと滴り落ちる。

「んっああぁあああああぁあぁぁん!!
――ひぎぃっ‥‥すご‥‥が、あがああっ、あはぁあっ!!」
 高らかに叫んだかと思うと、さらに狂う。二度目だというのに
射精圧はまったく衰えないらしい。
精の奔流が子宮を狂わせる。その感覚に震えるモリガンを、
またしても容赦なく突き上げる。
叫び、よがり、悶え、そしてペニスが折れんばかりに腰を振りたくる
モリガン。その肉襞の一枚一枚、淫肉の隅々までを狂暴な肉棒が犯す。
その凄まじい刺激にモリガンは狂乱の度合いを飛躍的に高め、
発狂せんばかりの快楽に飲み込まれる。淫楽の業火が彼女を焼き尽くし、
その炎は絶叫、痙攣、そして常人なら五秒と堪えられないほどの
膣肉の動きとなって現れる。
 その凄まじいエネルギーを味わうかのように、
デミトリはイき狂うモリガンの腰を突き上げ、乳房を揉みしだく。


257名無しさん :06/11/07 21:43 ID:???
だんだんと体力がなくなってきて動きが鈍くなるモリガン。
だがそんなもので許してくれるほど甘い相手ではない。
「そんな腰遣いじゃ感じないな。もっと激しく動かしてくれよ。
根元まで突っ込んで、こうやって!」
「――っひぃっ!! はぁぉっ、んぐぅおあああっ!!!」
 容赦なく腰を落とさせ、そのまま乱暴にモリガンの腰を自分に叩きつける。
子宮を突き破らんばかりのピストンに、舌を突きだして悶える。
 デミトリはもう一度正常位に戻すと、モリガンの乳房を鷲づかみに
したまま凄まじいピストンを繰り出す。
限界まで性感を高ぶらせたモリガンは、もはや半狂乱になって
絶叫し続けるだけ。
突き上げられてはイき、引き抜かれてはイき、失神し、次の突き上げでまたイく。
そのサイクルが何度も循環した頃、ようやくデミトリも
クライマックスに達しようとしていた。
「ああぅっ! ひぎぃっ、くはっ…あっはああああ…あっ!!」
「モリガンよ、そろそろとどめを刺してやる。これが鉄槌だと思え」
ビクンビクンと身体を跳ね上がらせる彼女に、
快楽による処刑を宣告する――と同時に、
その腰の動きが急激に激しさを増す。
「っふぎいいいい――!!!」
 女が絶頂に達した瞬間、凄まじいピストンが襲いかかる。
鋼鉄の筋肉が生み出す常人離れした乱打が 子宮口を猛烈なスピードで撃ち、
モリガンを絶頂の奈落へ突き落とす。
生身の女ならば、とっくに子宮が張り裂けて絶命しているだろう。
 ドスドスドスドスドスッッ!!!
「きひいぃぃぃぃいいいいっっ!! あ、あがぁぁぁあ あ あ あ゙あ゙あ゙あ゙ぁぁぁぁぁあああっっっ!!!」


258名無しさん :06/11/07 21:46 ID:???
絶頂に絶頂を、さらに絶頂を際限なく重ねられ、モリガンは凄まじい断末魔の嬌声を上げた。
その狂乱が最高潮に達したとき、ペニスの強烈な律動とともに膨大な精液が噴出し、
彼女の身体を征服する。
膣内に留まりきらない白濁液は繋がっている部分から勢いよく溢れ出す。
熱い膣内での射精もそこそこに巨根を引き抜くと、勢いを保ったままの射精が数秒間続いた。
極限まで乱れきったモリガンの美貌も、見事な乳房もドロドロに汚して、
ようやくペニスは精液をはき出すのを終えた。

「あが……あ…あ……あ!」
焦点も呼吸も定まらず放心状態のモリガンに、デミトリは構わず言葉を掛ける。
「ふぅっ。渓魔のくせにこんなもんなのか?俺はまだまだいけるぞ。」
そう言う彼のソレは出したばかりだというのにまたいきり立っている。
モリガンは朦朧とする頭をなんとか起こし、デミトリに相対する――と思うや、
そのままデミトリの胸板に倒れ込む。
「はああ……も……もう…許してええ……だ…め………。」
 精液まみれのまま、息も絶え絶えに声を絞り出す。その声は誘惑する調子などまるでなく、
本心がこぼれ出るかのようだ。
 アイシャドウで彩られた眼が、許しを乞う視線を投げかける。
もうプライドの高い自信に満ち溢れたモリガンはそこには存在しなかった。

「(堕ちたな)ふっ、今日からお前は俺の奴隷だ。よろしく頼むぜアースランドの王さんよ。」


(完)


259名無しさん :06/11/07 21:48 ID:???
以上です。長文で申し訳ないです。

男に負けて(精神的に)ボコボコにされるサキュバスでした。

260名無しさん :06/11/08 05:55 ID:NcliwXDo
GJ!よかったです。
モリガンとか舞みたいなエロ得意そうなキャラがエロでも敗北してしまうのはいいですね。
出来れば最初に格闘でもボコボコにやられるシーンがあればダブルリョナという感じでもっと良かった。

261名無しさん :06/11/08 07:32 ID:???
なんかすげぇ…イラマもプレイに入れてくれたのが嬉しい。
でも18禁の板じゃないのにこんな過激で大丈夫か?ともあれGJ。

262名無しさん :06/11/08 12:24 ID:???
せっかくの新作なのに何故か大きく下がってるんでageておきますね

263名無しさん :06/11/10 13:16 ID:???
デミトリの一人称って「私」じゃなかったっけ

264名無しさん :06/11/12 00:11 ID:???
正直少しリョナとは違う嗜好とも思った。
エロパロ板とかに落とした方がもっとGJ付くと思う。

265名無しさん :06/11/12 14:19 ID:???
どっかで見た文章だと思ったら…パクリ乙。
元ネタは↓だな。
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1080476860/632-638
人物と文章を多少いじっただけだろ。

266名無しさん :06/11/12 14:43 ID:???
あと同じスレの
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1080476860/681-682
…のあたりも部分的に混ぜてるだろ。

267261 :06/11/13 09:46 ID:???
騙された…こんちくしょう。

268名無しさん :06/11/13 20:01 ID:???
別に騙されてはいないだろ

269261 :06/11/15 10:33 ID:???
まあそうだが…。
でもなんか悔しいんでGJは取り消しだ取り消し!!

でもそんな違和感ないよな。リョナSSをどっかから拾ってきて
キャラ名を変えれば、案外自分好みのSSが作れるのかもしれないね。

270名無しさん :06/11/15 19:00 ID:???
リョナSSは少ないから違和感が無ければいいと思う。

271名無しさん :06/11/15 23:13 ID:???
でも、それを新作として投下するのはどうかと思う。

272名無しさん :06/11/16 03:59 ID:???
違和感もあったよ。
デミトリが通りすがりのチンピラみたい。
奴はキザぶってるしモリガンとはライバル関係のはずなのに。
モリガンも変にババア臭い。改変と言われて納得。

273名無しさん :06/11/23 11:17 ID:JfIlo4Po
すさんだ人間性、キャラの立ってない言動などで、違和感どころかイメージぶち壊し、
というモノについては、かなりキてるのを目にしたこともあるな。

自分がSSを書く場合、キャラの言動、特にピンチ時のリアクションなどは
キャラのイメージを大切にするよう心がけるが……。
脚本家やゲーム作家の人などが、物語の展開を考える際に言う
「キャラが勝手に動き出す」という状態に近づくのが理想かな。
原作やキャラへの「思い入れ」が無いと難しいかもしれないが。

274名無しさん :06/11/24 16:25 ID:???
まあ、板の説明にも苦痛萌えっぽい事は書かれてるし、
SSの責め役が荒んだ人間性になっちゃうのはある程度しかたないけどね。

でもキャラの立ってない言動は、違う意味での蹂躙になりかねないからな…。
俺も某所でSS投稿した事はあるけど、一番怖いのはそれだよ。
ほぼ同じシチュ、同じキャラで自分のより圧倒的に優れた作品見た時は恥ずかしくて消したくなった。
そういうのって主観的には分かりにくいんだよな…。練習スレとか欲しい。

275名無しさん :06/11/24 19:21 ID:???
SSスレ今人いなさそうだから使っちゃえば?

276名無しさん :06/11/24 20:59 ID:???
書かないと始まらないしね。

277名無しさん :06/11/25 14:28 ID:???
グロ・猟奇を含むのは板違い?
雑談スレではDOAスレのそれ程グロでもないSSが叩かれてたし
ゲサロの悲鳴スレでもそれを示唆するような事が書かれてたんだが。

278名無しさん :06/11/25 15:45 ID:???
おまいら3行くらいでもいいからガンガン書け
SS本スレも過疎っちまってる

277
心配ならグロ注意って書けばいい!

279名無しさん :06/11/25 16:14 ID:???
ついでにエロパロの鬼畜スレも最近投稿ないなぁ…。

280名無しさん :06/11/26 03:17 ID:P1XylcR.
>>277
程度はあるだろうけど
そもそもリョナとは猟奇オ(ry
な訳だから
DOAスレの見てみたけど個人的には別に問題なかったし
まず好きなように書いてみたらどうだろう

281名無しさん :06/11/26 04:21 ID:K4uGgX26
DOAスレって317さん?
むしろストライクゾーンにガッチリ来たけどなぁ。

282名無しさん :06/11/26 17:50 ID:???
俺もド真ん中だった。

283名無しさん :06/11/26 21:01 ID:TVWzccyc
(´-`).。oO(273で書いた上2行がまさにそれのことだ、とは言いづらいな……)

284名無しさん :06/11/27 10:45 ID:???
>>283
そういう事はチラシの裏が自分のブログにでも書いとこうぜ。
わざわざこの板で職人の士気を下げるような萎え糾弾をする事はないだろ。

285名無しさん :06/11/27 14:15 ID:E8FBv4Zw
>>284
に同意。素人同士で楽しむ二次創作なんだから、もっと気楽に書ける雰囲気を
作りましょうや

286名無しさん :06/11/27 21:36 ID:/no0YD4Q
>>277
 雑談スレはともかく、悲鳴スレにまでそんなのあったっけ。

287名無しさん :06/11/27 21:58 ID:???
例の蟲ゲーじゃね

288名無しさん :06/11/27 23:48 ID:???
>>286
DOA関連の話題が出た時の600番台のレス。
「とある理由により興味を失ってしまったが」みたいなやつ。
ま、俺の考え過ぎだろうけどね。

289名無しさん :06/11/27 23:58 ID:???
そんな事気にせず書きたければ書けば良いと思うよ
どんな作品でもwktkしながら待つ

290名無しさん :06/11/28 01:41 ID:???
俺も
グロだろうがエロだろうが練習だろうが何でもいい
口を開ける雛鳥の様に期待しながら投下を待ってるぜ

291名無しさん :06/11/28 23:53 ID:???
格闘じゃなくて得物持ってたらだめ?男に負けないとだめ?

292名無しさん :06/11/29 00:17 ID:oJa0vw7M
スレタイが気になるなら
SSスレに投下すれば良いよ

293名無しさん :06/11/29 11:08 ID:???
私は一向に構わんッ

294名無しさん :06/11/29 13:50 ID:7.N9Teoc
>>291
リョナ対象:女
が守られてるならとやかく言わんが。
ただ、発言から想像するにSS総合スレに投下した方が無難じゃないかとは思う。

295名無しさん :06/11/29 19:20 ID:KwJln1mI
わっかりましたやめときますー

296名無しさん :06/11/30 20:31 ID:v.Nugu0c
>>288
 なるほど。
とある事情=「汚らしい光景を目にし、メシが不味くなった」みたいな状態、
ということか?

297名無しさん :06/11/30 23:11 ID:???
>>295
なんでだよ!楽しみにしてたのにorz

298名無しさん :07/02/08 18:29 ID:???
 とある町の一角、ビルを囲むように人だかりができていた。先頭にはパトカーと警察官がいる。何者かがビルに強盗に入り、立てこもっているのだ。野次馬たちは次第に膨れ上がり、なんの進展もない状況に落胆していた。
 その中に神山真奈美の姿があった。彼女はかつて、アルカイック・ガールとして悪の組織と死闘をしてきたことがある。真美恵が勝ち、三ヶ月前に組織が壊滅してから、平和になった世の中を満喫していた。その矢先である。
 組織が壊滅し、行き場を失った末端構成員が単独で犯罪に手を染めるという話はよく聞く。彼らは最下層ランクの構成員なので私が出るまでもなかった。警察に任せておけば充分だ。それに、今の私には変身できない理由がある……。
 そのときだった。真奈美は信じられないものを目撃する。窓から顔を覗かせた犯人が、小さな子どもを人質にとっていたのだ。なんて姑息な真似を!! 真奈美は自然と拳を握りしめていた。
 犯人は泣き叫ぶ子どもを腕に抱え、警察官に向かって叫んでいる。逃走用の車を用意させるつもりなのだ。こんな悪質なケースに遭遇するのは初めてだというふうに、警察官たちはどうしていいかわからないようだった。
(あの子を助けたい。でも、今の私は……)
 だが悩んでいる暇はなかった。犯人は、三十分以内に警察が要求を呑まなければ子どもを屋上から落とすと言い出したのだ。野次馬の中ほどで、人質の子どもの母親と思われる女性が泣いている。その光景は、真奈美にとって他人事に思えなかった。
 真奈美は裏の路地に向かうと、誰も見ていないことを確認して言った。
「トランスフォーメイション!」
 それまで着ていた服の繊維が空中に飛散し、真奈美は光の粒子に包まれた。十九歳になったばかりの真奈美の身体は完璧なほど美しかった。少女と大人の境目にあるその肉体は、内に少女の好奇心と大人のしとやかさを秘めていた。潤いのある肌と、モデルを思わせる均整のとれたプロポーション。胸の二つの膨らみは、芯のある果実のように張りがあり形が良い。日頃運動しているためか女性特有の丸みはなく、スウェットスーツに身を包んでいるかのごとくスレンダーな体型と、曲線美があった。
 薄い皮膜が真奈美を覆っていく。胸には金属のカップがぴたりとはまり、顔にはアイマスクが装着される。あっという間にボディスーツが完成した。薄汚れた裏路地に、純白の天使が舞い降りる。


299名無しさん :07/02/08 18:30 ID:???
 建物の前に戻った真奈美を見て、野次馬たちは色めき立った。三ヶ月間姿を消していた正義のヒロインが再び現れたのだから当然といえば当然だった。それまでなす術もなく事の成り行きを見守るしかなかった人々の心に、一筋の希望が灯る。建物に入っていく真奈美の背中に、声援が投げかけられた。もはや真奈美にしか子どもを助けることはできないのだ。
(さっき犯人が顔を出していたのは三階の窓だったはず。時間がないわ。早く助けに行かないと!)
 三階には南北を通る通路があり、それぞれ左右に二部屋ずつ並んでいる。通りに面していたのは右側だから、右の二つの部屋のどちらかに犯人はいるはずだ。手前のドアに耳を当てて中の様子を窺ってみる。中から足音が聞こえた。ビンゴ。
 さて、どうしようか。ただ突入するだけでは子どもを人質にされてしまい手が出せない。犯人と子どもは窓側にいるはずだ。突然、名案が浮かんだ。ひとまず奥の部屋に入り、窓の外を伝って犯人のいる部屋に飛び込むのだ。これなら不意をつくことができる。
 奥の部屋に向かって真奈美が歩き始めたとき、突然反対側のドアが開き、フランケンシュタインを思わせるような屈強な男が現れた。真奈美は男の名前を知っていた。組織の用心棒、ゴーレムだ。組織が解散した後は行方をくらませていたはずだが、まさか今回の事件にゴーレムまで関わっていたとは……!
 ゴーレムは怒りを顕わに、真奈美に体当たりして壁を突き破った。そこは犯人と人質がいる部屋だった。壁に巨大な穴を開けながら、純白の天使とゴーレムは雪崩れ込んだ。
「ゴ、ゴーレムの旦那! これはいったい…?」
「どうやらネズミが忍びこんでいたようだぞ、J」
 Jと呼ばれた末端構成員は後ずさった。かつて組織の幹部たちを倒し、ボスまでも突破したあの純白の天使が目の前にいる!! いくら用心棒のゴーレムがいるからといって、今の状況はあまりにも不利ではないか。いや、だがこっちには人質がいる。もしかしたらなんとかなるかもしれない……。
 真奈美は立ち上がると、ボディスーツから埃を払った。先ほどの一撃などなんともないというように。
「痛い目に遭いたくなかったら人質を解放しなさい」
「フフフフ、それは断る。高飛びする足が確保されるまではな」
「ずいぶん強気なのね。ボスを守る役目を仰せつかっておきながら、敵前逃亡したわりには」
「くっ…!」
 三ヶ月前、幹部たちを倒し、いよいよボスとの最後の戦いに望むことになったとき、真奈美はゴーレムがボスの前から逃げ出すのを目撃していた。一度も闘ったことがないから戦闘力は不明だが、その行動からして底がわかるというものだ。ゴーレムは真奈美の敵ではない。
「旦那、どうします?」
 もはや戦意喪失したJはおろおろしながら言った。


300名無しさん :07/02/08 18:31 ID:???
「恐れるな、J。人質がこっちの手にあることを忘れるんじゃない。おまえはそこで、俺の戦いを見ていろ」
 そう言って、ゴーレムは構えた。強化スーツに身を包んでいても、中身は所詮ただの小娘。パワーで押さえ込んで勝利をもぎ取ってやる。雄たけびとともに、ゴーレムは真美恵の間合いに踏み込んだ。
 それを機に、激しい攻防戦が始まった。意外にも、ゴーレムはパワーだけでなくスピードも持ち合わせていた。二人は壁や天井、部屋にあるあらゆるものを利用して自由自在に動き回る。だが、なかなかお互いにダメージを与えることができなかった。
(おかしいぞ……噂に聞いていたほどアルカイック・ガールは強くない。戦闘力が低下しているのか……? とにかく、俺にも勝機があるってことだ!!)
 実際、戦闘は互角に見えた。「後ろ!」「ガードして!」というJのヒントが、ときどき有利に働くことがあった。驚いたことに、真奈美の呼吸が乱れ始めている。
 いったん壁際に引いた真奈美に向かって、椅子を投げつける。真奈美はそれを足で払ったが、次の瞬間にはゴーレムが目の前まできていた。陽動作戦だ。ゴーレムの拳が真奈美の腹部にめり込む。
「はぅぅぅッッ!!!」
 体をくの字に折り曲げ、悲鳴を上げる真奈美。初めて打撃らしい打撃をくらった彼女は、苦しげに表情を歪め、膝をついた。ゴーレムは立ち直る隙を与えず、続けざまに攻撃しようと拳を振り上げた。その瞬間、真奈美が両手を前に突き出しながら叫んだ。
「いやっ………やめて!!」
 ゴーレムの動きが一瞬止まる。何か思案するかのような表情を浮かべ、じっと真奈美を見つめている。壁に追い詰められた真奈美は、片膝をついたまま右手で腹を押さえている。
 おかしいぞ…。以前の真奈美なら、どんなに不利な状況でも敵に命乞いをすることなどありえなかった。ピンチになっても、持ち前の頭脳とスピードで盤面をひっくり返してきた。彼女は以前とはどこか違う。いったい何があった……? 何をそんなに恐れている?
 ゴーレムはJに小声で指示した。Jはうなずいて、その部屋を出て行った。
「……ぅうっ……」
 この隙に、真奈美は腹部を押さえながら立ち上がった。大丈夫、まだやれる。思った以上に負担は大きかった。身体的にも、精神的にも。だが後には引けない。Jと何を企んでいるのかは知らないけど、私は敗けるわけにはいかない。
 真奈美は次の攻撃に備え構える。だが、ゴーレムは襲い掛かってこなかった。どうやらJが戻ってくるのを待っているようだ。
 しばらくしてJは戻ってきた。手には真奈美の見覚えのあるものが握られている。そう、変身する前、裏路地に隠した真奈美のバッグだった。なぜゴーレムはそんなものを取りに行かせたのだろう。まさか……!!


301名無しさん :07/02/08 18:32 ID:???
 Jはバッグのなかから目当てのものを取り出し、それをゴーレムに渡した。――母子手帳を。
「ほほう、やはりそうだったか。貴様、妊娠していたんだな? ククククク、こりゃ傑作だ。組織が壊滅してからの三ヶ月間、ぷっつりと姿を消していたかと思いきや、正義のヒロイン、アルカイック・ガールが子作りに勤しんでいたとはなぁ!」
 真奈美の顔が見る見るうちに赤らんでいった。挑発に乗ってはいけない。だが、秘密を知られたことによるショックは大きかった。
「ふむ、この手帳によると妊娠六週目か。道理でまだ腹が大きくないと思ったぜ。だが、おまえの身体の中には確実にもうひとつの命が宿っている。そして、その負担は計り知れない」
 ゴーレムの言うとおりだった。本能的に胎児を守ろうとして、真奈美は自分の行動に抑制をかけてしまうため、全力が出せないでいるのだ。やはり、今変身してはいけなかったのだ。
「ごちゃごちゃ言ってないで、かかってきたらどう?」
「ほう……いつまで強気でいられるか楽しみだ」
 再び攻防戦が始まったが、勢いづいたためかゴーレムのほうが有利だった。真奈美の動きに所々綻びが生まれ始めている。一気に崩すチャンスだ。ゴーレムの攻撃が、徐々にだが真奈美にヒットしつつある。
(……このままじゃ……敗けちゃう……)
 焦った真奈美は、普段なら出さない最終奥義を使った。強化スーツをさらにパワーアップさせるものだ。だが、その状態では数分しかいられない。一定の時間を過ぎると、変身は解除してしまうのだ。
(敗けたら元も子もない。だから、私に力を!!)
「そうはさせない!」
「えっ!?」
 いつの間にか、Jが真奈美の背後に忍び寄っていたのだ。Jは背後から真奈美の動きを封じる。早くJの手を振りほどかなければ……。いや、今Jが後ろにいるということは、人質は解放されたはずだ。
 真奈美は部屋の隅のほうでうずくまっている子どもに向かって叫んだ。
「早く逃げて!」
「ほう、この状況で子どもを優先させるとは、さすがだな。しかし、おまえは人質の子どもと引き換えに、自分とその体に宿る命を捨てたのだ」
 ゴーレムが拳に力を集中している。鋭い闘気が拳に吸い寄せられていく。そして次の瞬間、ゴーレム渾身の一撃が真奈美の下腹部に決まった。
「ぐっ………ふぁああああああアアアアアアッッッッ!!!!!」
 ふくよかな唇から、唾液の塊が飛び出した。勝負は決したも同然だった。Jが手を離すと、白目を剥いた純白の天使は地面に伏し、ぴくぴくと身体を痙攣させた。
(ぅぅ……私の……赤ちゃんが………ぐはぁッ……)
 ゴーレムは真奈美の頭をつかみ、無理やり引き起こすと、その身体を壁に押し付けた。


302名無しさん :07/02/08 18:33 ID:???
「まだまだ眠ってもらっちゃ困るんだよ」
 そう言って、小さな命の宿る下腹部めがけて何度も膝蹴りを食らわせる。
「はぅあッ……ぐはぁッ!! うくぅぅッ!! はぁあンッッ!!」
 十九歳の少女の身体がびくんっびくんっと揺れる。豊満だった身体が、今では打ち身と痣だらけとなっている。純白のコスチュームも薄汚れ、埃まみれになっていた。
 ゴーレムは真奈美の胸元を掴み、地面に投げ落とす。背中から地面に激突した真奈美は、腹を突き出す格好で、弓なりになって悶絶している。なんとか立ち上がろうと四つんばいになるも、追い討ちをかけるかのように、太ももと太ももの間からゴーレムの蹴りが炸裂した。
「んくぅぅぅッッ!!!!」
 その刹那、稲妻のような衝撃が真奈美の身体を駆け巡った。強化スーツの股間部には両足の負担を軽減するためのギミックが施されているため、いわば強化スーツの穴となっているのだ。そこへゴーレムの一撃を受けたのだからたまらない。威力は軽減されず、そのまま真奈美の子宮へと吸収されていった。常人なら子宮が破裂し即死しているところだが、真奈美はかろうじて意識を保っていた。
(気が……吹っ飛んじゃいそうッ………)
 今の攻撃に味を占めたのか、ゴーレムは再び股間を狙って足を振り上げた。金属のブーツの切っ先が真奈美の股間を覆う白い皮膜にめり込み、真奈美の身体はびくんと浮き上がる。
「がはぁぁぁッッッ!!!」
 下腹部への集中攻撃。もはや真奈美の体内で、小さな命が生きている可能性は極めて低かった。涙眼になりながら、真奈美は哀願する。
「お……お願い………そこだけは……蹴らないで………」
 完膚なきまでに叩きのめされ満身創痍の真奈美に、以前の凛とした少女の面影はなかった。ゴーレムは真奈美を足蹴に、勝ち誇った笑みを浮かべる。
「組織を相手に勝ったおまえが、この俺に命乞いするとはなぁ。どれ、お望みどおりもう一発食らわせてやるぜ」
「お願い………もう………無理……きゃふううぅぅぅぅぅぅッッッッ!!!!」
 壁に穴を開けるほどの改心の一撃により、うつ伏せだった真奈美は一回転して背中から地面から落ちた。口からは泡を吹き、下腹部は黒ずんでいる。エネルギーが尽きたのか、変身は解除され、そこに横たわっているのは傷ついた全裸の少女だった。


303名無しさん :07/02/08 18:35 ID:???
 ゴーレムは失神した真奈美を楽々と持ち上げると、窓めがけて放り投げた。
 窓ガラスを突き破って、三階から落下した真奈美を避けるように、集まっていた野次馬たちは一歩後ずさった。人々は信じられないといった面持ちで、口々に噂をしている。まさかアルカイック・ガールが敗けるなんて……。
 なかには、惨めに横たわる全裸の少女を携帯電話で撮影している輩もいる。敗北したヒロインの末路とは、こんなにも陰惨なのか……。
 建物からゴーレムが出てきた。真奈美を倒した悪党にたてつこうという者など誰一人おらず、警察官までもが身動きできないでいた。ゴーレムは真奈美のところまでやってくると、平然とさっきの続きをするかのように、下腹部にストンピングを加えた。もはやサンドバッグと化した真奈美はそれに抵抗することもなかった。
 真奈美が目を開けると、そこには大勢の顔があった。捨てられた子犬を見るような目つきで、いや、車に轢かれた小動物を見るような目つきといったほうがいいだろう。そんな目つきで討ち捨てられた少女を見ている。
「助けて……誰か……お願い……助けて……」
(どうしてみんな助けてくれないの? 今まで私が守ってきた人たちなのに……どうしてみんなそんな目で見るの?)
 ゴーレムは真奈美の足を持ち、建物のなかに引きずっていく。真奈美は己の非力さを呪い、涙をぽろぽろと零した。
「お願い……」
 とうとう建物のなかに引きずりこまれ、その声は途絶えた。その後、真奈美がどうなったのかを知る者はいない。

end


304名無しさん :07/02/08 18:38 ID:???
以上、オリキャラで投下です。
特別な状況下ってシチュエーションが欲しかったので、作中の設定にしてしまいました。
なかなかアイデアが出てこないもので…

305名無しさん :07/02/08 19:30 ID:xxPXW5uc
GJだ!
正義のヒロインが惨敗する様は心が踊る。

306名無しさん :07/03/13 15:07 ID:???
グッショ!
脂腹の豊満な女とか最高だぜ!強烈な一発を喰らって涎やら胃液をブチまける姿を想像しちまった!これからも頼む

307名無しさん :07/03/14 18:27 ID:Dof0Lbsk
すばらしい
GJ!

308名無しさん :07/03/19 16:51 ID:NDedb/9U
最近ぜんぜん書き込みがないので続けて投稿したいと思います。
ちょっと長いかもしれませんが…

309名無しさん :07/03/19 16:53 ID:NDedb/9U
 一人の少女のすぐ隣を、数台のパトカーが慌しく通り過ぎていった。何が起こったのだろうかとケイティは思った。目を閉じ、パトカーに集中する。すると、無線の音声が微量だが聞こえてきた。
『ウエストサイド通りで事件発生、銀行が襲撃された。パトロール中の全車両は至急銀行に向かえ』
 犯罪は毎日起こっている。ケイティは呆れ気味にため息をつき、ビルとビルの間の薄暗い路地に向かって歩いていく。犯罪現場に居合わせることに慣れきっているかのような、ゆったりとした足取りである。誰もいないことを確かめ、コートを脱ぎ、メガネを外し、ブラウスに手をかける。その内側にブルーの何かがちらっと見えたが、それが何なのかはまだわからない。次々と洋服を脱ぎ、地面に投げ捨てていく。反対側の通りにたどり着いたとき、ケイティはすっかり様変わりしていた。ブルーのコスチュームを纏った天使が現れた。
 今から八年前、アメリカのとある田舎町に隕石郡が落下し、町が崩壊するという大事故が起こった。町の住人は一人を除いて全員が死亡、生き残った九歳の少女も大怪我をしていた。その少女がケイティである。ケイティは隕石が放つ放射性の物質をもろに浴び、一週間、生死の境目をさ迷った。彼女の担当医は、そのときの様子をこう語っている。
 放射物を除去する治療法を試したが、まるで効果がなかった。それはまるで、ケイティの身体の中を意思があるかのように這い回り、どこか落ち着く場所を探しているようだった。八日目にケイティは高熱を出した。大量の抗生物質を与え、やれることはすべてやった。あとは神に祈るだけだった。祈りが通じたのか、翌日には熱が引いていた。熱が引くと、放射物は彼女の身体と一体化していた。
 驚くべきことに、彼女の身体能力は著しく変化していた。身体は頑丈になり、治癒能力が高まった。皮膚はまるで鋼鉄のようで、注射針が折れるほどだった。もちろん身体は華奢な少女のままである。しかし、ケイティは事実上、無敵ともいえるパワーを手に入れたのだった。
 その日からケイティの戦いは始まった。彼女は徐々に能力に目覚めていった。しかし、その能力を封じ込めて一般の人間として振舞うことはあまりにも無理がありすぎた。ケイティは普通に生きることを諦め、文字通りスーパーガールとして生きることを選んだのである。
 そして今、ケイティは十八歳に成長していた。常人にはわからないような苦悩を抱えたりもしたが、健康的に、美しい少女に育った。彼女がスーパーガールであるという秘密を知っている親しい友人も何人かいる。その意味でも、彼女は幸せだった。
 ゴミを漁っていた浮浪者の一人がスーパーガールに気がつき、目を丸くした。その目にはしっかりとスーパーガールのスレンダーな身体が焼き付けられている。
 スーパーガールの身体は完璧だった。伸縮性のあるブルーの皮膜が肌にぴったりと張り付き、バストやウエストラインなど女性特有の曲線をくっきりと浮き出させている。胸にプリントされたSのマークは胸の膨らみによって僅かに変形していた。真紅のミニスカートから伸びる健康的な足は、モデルのようにすらりと長く、とても十トントラックを片手で持ち上げる人間のものとは思えない。
 透き通るようなブロンドの髪に装飾されている端整な顔立ちは、まだ十代であることを意識させるあどけなさと、大人になりかけている少女のしとやかさを併せ持ち、見る者を幻想の世界へと誘った。こんな華奢な少女が、凶悪な犯罪者たちと渡り合っているなどと誰が想像できるだろうか。


310名無しさん :07/03/19 16:55 ID:NDedb/9U
 スーパーガールが現れると、人々から歓声が上がった。スーパーガールの犯人検挙率は100%だ。もはや事件は解決したのも同然だった。事実、誰もがそう思っていた。スーパーガールが負けたことなど今まで一度も無かったのだから。
 窓を突き破って銀行に飛び込んだケイティは、あっという間にカウンターを占拠していた犯人グループを倒し、人質を解放していった。捕まえた犯人の数はあれよあれよという間に増え、とうとうあと一人を残すだけとなった。仲間の自供によると、どうやら犯人グループの主犯格であるクエイクスという男は金庫室に向かったらしい。
 ケイティは礼儀正しく犯人を外に放り出した後、金庫室に向かった。スーパーガールが礼儀正しくドアから登場すると、クエイクスは待ちわびていたかのように舌なめずりをした。
「子供には興味はないが、なかなかいい体をしてやがるぜ。嬲りがいがありそうだ」
「あなたは袋のネズミよ、クエイクス。どこにも逃げられない」
「そうかな? 無能な警察に俺は捕まえられない。俺は最強の力を得たんだ。スーパーガールでさえ、俺を倒すことはできない」
 クエイクスは吐き捨てるように言い、リノリウムの壁に手を当てた。直後、床から無数の柱が突き上げ、スーパーガールを囲み込んだ。
 クエイクスのいう最強の力とは、大地を操る能力のことだった。自分の肉体を大地と一体化することで、自由自在に大地を変形させることができるのだ。
「まずはお手並み拝見といこう」
 クエイクスが念じると、金庫室の壁から鉄の矢が放たれた。スーパーガールは矢を指一本で弾いた。続けて前後左右から矢が発射されたが、スーパーガールはそれらすべてを難なく弾き飛ばした。
「今度は私の番よ」
 スーパーガールはクエイクスが作った柱を引き抜くと、クエイクス目がけて投げつけた。その瞬間、クエイクスの足元から鋼鉄の盾が現れ、柱を粉砕した。
(大地を自由に変形させる能力……。やっかいね。でも、私の敵じゃない)
 スーパーガールは目からレーザー光線を出して邪魔な柱を破壊し、クエイクスの懐へと飛び込んだ。その瞬間、罠が発動した。鋼鉄の盾から巨大な腕が生えたかと思うと、スーパーガールに重いフックをお見舞いしたのだ。スーパーガールは押し戻され、壁を突き破って隣の部屋にもんどりうった。建物全体が揺れ、塵が待った。
 どういうわけか、クエイクスが能力を使うと必ず塵が舞い上がった。微細な塵にはクエイクスの命令が行き届かないため、操ることができないのである。彼の能力は、彼が直接触れている大地と地続きでないといけないのである。
 クエイクスは壁に開いた穴を通り抜け、隣の部屋に足を踏み入れた。そこはVIP用の個室だった。スーパーガールが突き破ったときの衝撃でテーブルは倒れ、灰皿とマッチが散乱していた。すぐに手足を投げ出したまま仰向けに倒れているスーパーガールを見つけ、クエイクスは残忍な笑みを浮かべながら近づいていった。


311名無しさん :07/03/19 16:56 ID:NDedb/9U
「さっきの一撃でもうおねんねか」
 クエイクスの手がスーパーガールの頬を撫でた。その刹那、スーパーガールの手がクエイクスの腕を捕らえる。あっという間に腕を後ろに捻り上げ、そのまま宙に持ち上げた。
「あなたの能力は、直接大地に触れていないと発動できないみたいね。さあ、どうするの?」
「気絶したふりか」
 クエイクスはスーパーガールの肉体を介して大地を操ろうとしたが、スーパーガール自身も宙に浮いているためできなかった。能力を発揮できないクエイクスなど、スーパーガールの敵ではない。万事休す。
 そのとき、クエイクスはあることに気がついた。大地なら、目の前に漂っているではないか。そう、塵である。降り注ぐ塵同士を結びつけることができれば、能力は復活するはずだ。
 クエイクスは意識を集中し、塵に向かって念じた。空気が震え、かすかに塵が不規則に揺れ動いた。よし、その調子だ。やがて塵は渦巻き、意思を持ったかのように動き回った。建物の中にいたことが、クエイクスにとって有利に働いたのだ。塵はクエイクスの一部となった。
 完全に油断していたスーパーガールは、床から巨大な腕が生えようとしていることに気がつかなかった。巨大な腕がスーパーガールの足首をつかみ、引っ張った。
「きゃっ!!」
 とっさに身を捩ったクエイクスは、スーパーガールの手から逃れ、地面に転がり込んだ。巨大な腕が、テニスのラケットを振るかのようにスーパーガールを思い切りスイングした。壁に叩きつけられたスーパーガールは、瓦礫に半ば埋まる形で金庫室に雪崩れ込んだ。
(なんて敵なの……。最後の最後で、進化するなんて……)
 舞い上がる塵で視界は最悪だった。クエイクスの気配がいたるところから感じられる。今や建物全体がクエイクスなのである。瓦礫の中から立ち上がったスーパーガールは、塵を吸い込まないよう手で口を押さえながら、壁に沿って進んでいった。まずは金庫室から出なければ。さっきの個室に窓があったはずだ。
 壁の穴を通り抜けた瞬間、誰かが背後を走りぬけた。緊張のためか、コスチュームの内側は汗でねっとりと湿っていた。今度は左側を何者かが走りぬけた。その正体は、人の形に像を結んだ塵だった。塵が、スーパーガールを翻弄するかのように現れては消えていく。
「スーパーガール、逃がさねえぞ」
 どこからか陰湿な声が聞こえた。この部屋のどこかに、クエイクスの本体がいるのだ。本体さえ攻撃できれば、能力を一時的に封じ込めることができる。だがいかんせん、この塵では一インチ先も見ることができない。透視能力を持ってしても、この深い塵の向こう側を把握することは難しかった。
「どこにいるの!? 隠れてないで、出てきたらどう!?」
 クエイクスの返事はない。代わりに、塵が巨大なバットに形を結び、後ろからスーパーガールを殴り飛ばした。反対側の壁まで吹き飛んだスーパーガールを、巨大なグローブがキャッチする。クエイクスは、スーパーガールでキャッチボールを始め出した。塵が手の形に変形し、スーパーガールを投げつける。バットは空振りし、スーパーガールは壁に激突した。
「くそっ! ストライクだ!」
 クエイクスは楽しそうに叫び、再び投球を開始した。今度はスーパーガールの脇腹を打ち、ヒットとなった。巨大な指が、立ち上がろうと四つんばいになったスーパーガールのマントをつまみ上げ、振りかぶる。バットがスーパーガールの頭に直撃した。スーパーガールは部屋を飛び出し、金庫室の壁を突き破り、場外ホームランとなった。
 塵の中から、クエイクスの高笑いが響き渡った。


312名無しさん :07/03/19 16:57 ID:NDedb/9U
「俺は最強だ! あのスーパーガールに勝ったんだ! 誰も俺を捕まえられない! 俺は最強なんだ!」
「勝ったと思うのは早すぎるんじゃない?」
 クエイクスはギクッとした。いつの間にか、舞い上がる塵のなかにスーパーガールが立っていた。
「しぶといやつだ……」
「それはこっちの台詞。でも、これで本当にゲームセットよ」
 スーパーガールはマッチを拾い上げ、壁にこすり付けた。素早くマントを翻し、地面に伏せる。火花が散った瞬間、室内は爆炎に包まれた。粉塵爆発が起こったのである。炎は室内を舐め回しながら全てを焼き尽くした。建物と同化していたクエイクスにとって、致命的な一撃だったはずだ。
 半壊した建物の中から、スーパーガールはそっと身体を起こした。そのときだった。
「………コロシテヤル………」
 クエイクスの唸り声が聞こえた。瓦礫の中から、皮膚が焼け焦げたクエイクスの姿が浮かび上がる。目を血走らせ、息は荒い。クエイクスがあの爆破を逃れていたとは、さすがのスーパーガールでさえ予想していなかった。
 突然、地面から緑色の壁が突き出したかと思うと、スーパーガールとクエイクスをその内側に閉じ込めた。スーパーガールは眩暈を感じ、体中に気だるさを覚えた。ブルーの皮膜の内側から、汗とアドレナリンが噴出するのがわかった。
(この壁、まさか……)
 途端に、スーパーガールは罠に嵌められたことを悟った。スーパーガールとクエイクスを外界から切り離したこの壁を緑色に染めている物質はクリプトナイト鉱石だった。スーパーガールの破壊的な力を無力化する唯一無二の放射性物質、それがクリプトナイト鉱石である。
 クリプトナイトの壁の中にスーパーガールを閉じ込め、力を奪う作戦。窮地に追い込まれたクエイクスは、もともと地球には存在しないクリプトナイト鉱石を生成してしまうほどに能力を高めてしまったのだ。大地を操る能力を持つ男が能力に覚醒したとき、スーパーガールをも凌駕するパワーが誕生した。
 それまでスーパーガールを応援していた人々は、突如現れた壁に驚き、色めき立った。どうやら壁の中ではスーパーガールとクエイクスの戦いが続いているようだが、壁に遮られているためどちらが優勢なのかはわからない。
 だがしばらくすると、壁の中の様子は残酷な形で人々にも伝わった。壁の中から絶叫が響いたのだ。それは期待していた粗野な男の声音ではなく、可憐な少女のものだった。
「ッッ……あああぁぁぁアアアッッッ!!!!」
 直後、硬い岩盤を砕くような爆発音が鳴り響き、人々は身を震わせた。中でいったい何が起こっているというのか。見えないことが不安感を高めていく。壁の出現は、良くない兆候に思われた。
「うぐぅぅぅっっっ!! がはぁアッッ!!!!」
 スーパーガールの痛々しい悲鳴が空気を引き裂くようにほとばしり、クエイクスの残虐な笑い声が響いた。人々の顔から血の気が引いていった。スーパーガールが劣勢なのは誰の目にも明らかだった。


313名無しさん :07/03/19 16:58 ID:NDedb/9U
 再び爆発音が轟いたとき、壁に異変が起こった。轟音とともに、壁に苦悶の表情を浮かべた人型が浮かび上がったのだ。内側から思い切り叩きつけられたとでもいうふうに。
「神よ……」
 人々は呻くように呟いた。壁に浮き上がった人型は、スレンダーな少女の形をしていた。
 クリプトナイト鉱石を身体に押し付けられ、身体がバラバラになるような激痛に悶えながら、死の恐怖をその端整な顔に刻んでいる少女の彫刻。それは残酷なまでに美しく、そして儚い芸術品だった。
 人々は戦いのことも忘れて、その作品に魅入った。中央からヒビが広がり、まるで天使の羽のように広がっている。その作品のモデルとなった少女の悲鳴が市街地に響き渡ったとき、人々は我に返った。
「ふぁぁぁああああアアアアーーーーーッッッッ!!!!!」
 壁に遮られているため、依然として中の様子はわからない。だが、少女からほとばしる絶叫が、凄惨な状況を表していた。
 ある者は涙を流し、ある者は両手で耳を塞いだ。誰一人そこから逃げ出そうとはしなかった。助けたくても助けられないもどかしさ胸に抱え、すべてが終わるのを待った。
「ふぇうッッ……はぅあぁぁッ……ひぐぅッッ……!!」
 悲痛な叫び声が、壁の内側から外側へと漏れていく。見えないことが、余計に悲惨さを増長させた。壁の外側にいた女性が一人、悲鳴に耐え切れず気絶した。壁の中で戦っている少女は気絶することも許されていないというのに。
 爆発音と悲鳴の二重奏は二時間にもおよんだ。
「ッッ……んああああああぁぁぁああアアアア!!!!!!」
 断末魔がビリビリと空気を震わせ、それを最後に壁の中は水を打ったかのように静かになった。人々は固唾を呑んで、変化が起こるのを待ち続けた。
 やがて、壁は外側に向かって倒れ、中の様子があらわとなった。塵が晴れると、二つの影が浮かび上がった。腕を組んで足元の影を見下ろしている男と、地面に埋まりかけている少女と。その異常な光景に、人々は呆然とするばかりだった。
 スーパーガールの下半身は地面に埋まっており、上半身のみが無様に地面から突き出ていた。どんな戦い方をしたらこうなるのか、人々には想像もつかなかった。白目を剥きながら、顔は天を仰ぐように仰け反っている。口からは泡を吹き、血と混ざり合ったそれは乳房へと滴り、その膨らみを伝って地面に染みを作っていた。


314名無しさん :07/03/19 16:59 ID:NDedb/9U
 ブルーのコスチュームはところどころ焦げ付き、ボロボロになって破けている。その隙間から見える肌は打ち身と痣だらけで、直視するのも難しい。胸のマークは黒ずみ、剥がれかけていた。右手は下半身と一緒に地面に埋まっていたが、左手は地面の上に力なく投げ出されている。たった一本の腕で攻撃から身をかばっていたのだろう。腕を覆う皮膜は飛散し、皮膚は赤く腫れ上がっていた。
 スーパーガールが身に纏っているブルーのコスチュームは、彼女の意識と深く有機的に結合している。コスチュームの状態は、彼女の精神状態を表しているといえるのだ。伸縮性があり、肌にぴったりくっついているように見えるが、実は精神とも融合しているのである。力に満ち溢れているときは輝いているが、疲れているときはコスチュームの構造が不安定になり、光沢は失われてしまう。しかし、コスチュームは代謝性のある皮膜によってできているため、決して汚れたり破れたりすることはありえない。
 ところが、今スーパーガールを覆っているコスチュームは、ただの布切れと化していた。あちこちが擦り切れ、焼け焦げ、穴が開いてしまっている。一部は飛散し、もはや再生もできない有様だった。ボロボロになったコスチュームが、スーパーガールの傷の深さを物語っている。
 超人的な力を持つスーパーガールが徹底的に痛めつけられ、敗北した。その事実に人々はショックを受けた。目の前の地獄絵図に十字を切る者や、神に祈りを捧げる者もいた。だが、奇蹟は起こらなかった。
「想像を絶するパワーを持つスーパーガールを倒すには、想像を絶する苦痛を与えるしかない。正直、生け捕りは無理なのではないかと思ったが、よくやってくれたよ。クエイクス」
 どこからかクエイクスの耳にしわがれた声が届いた。クエイクスは姿なき支援者に向かって言い返した。
「まだだ、博士」
「どういうことだね? それだけ痛めつけて、まだ足りないというのか?」
「そう、お楽しみはこれからだ。あんたはただ、実験データをとっていればいい」
 言うなり、クエイクスは失神したスーパーガールの胸を鷲づかみにした。淫猥な笑みを浮かべながら、ブルーのコスチュームが形作る美しい隆起を激しく揉む。意識のない少女は、自分が何をされているのかもわからないまま、自分が守ってきた人々からの視姦に耐えなければならなかった。人々はスーパーガールを目覚めさせようとありったけの力をこめて叫んだが、受けたダメージが相当深かったためか、スーパーガールは目を覚まそうとしなかった。その間も、休むことなくクエイクスの指がスーパーガールの乳房を弄んでいた。
 クエイクスの手つきは実に慣れていた。そっと撫でたかと思うと、軽く叩き、今度は引っ張る。優しさと激しさを織り交ぜ、緩急をつける。慣れた手つきで、こねていく。
 興奮したクエイクスは、スーパーガールのバストを覆う薄いブルーの皮膜を引き剥がした。小ぶりだが、芯のある果実のように形の良い乳房があらわになる。その頭頂部には桜色の花が咲いていた。失神していても身体は嘘をつけなかった。胸の膨らみは、心なしかさっきよりも強張り、外に向かって突き出ている。


315名無しさん :07/03/19 17:00 ID:NDedb/9U
「ほう、眠っているのに感じているのか。ずいぶん正直な身体じゃねぇか」
 下品な笑い声を上げ、再びクエイクスは乳房を揉み始めた。今度はコスチューム越しではなく直だったため、生の弾力と張りを思う存分楽しんだ。汗の玉を浮かべた乳房がぐにゃりと歪み、突起があちこちを向く。
 クエイクスはおもむろに乳首をつまむと、引っ張りながら指先でコロコロと転がし、つねった。意識のないスーパーガールであったが、肉体は官能の疼きに耐え切れず、びくんと身体が痙攣した。少女の体温はほんのりと上昇し、頬は紅潮していた。
 次第に痙攣が激しくなり、それに合わせてクエイクスの指先も激しく踊った。死んだように眠っているため喘ぎ声こそ上げなかったが、確実に身体は反応してしまっている。純真無垢な肉体が、性的な悪戯によって官能の色に染まっていく。今やそよ風が少女の肌をそっと撫でただけでも、肉体は歓喜の声を上げた。性感帯が全身へと広がり、その感度は高まっていった。
 許容範囲を超える快楽の波が少女を呑み込み、彼女の肉体は裏ルートを通って完全に性に目覚めてしまっていた。それも、クエイクスが胸を揉んだことによって、スーパーガールの意識外で成し遂げられたのである。本来ならば健全に階段を一段ずつ上らなければならないところを、エレベーターで一気に最上階に到達してしまうようなものだった。少女の未成熟な身体は急激な変化についていけず、そのせいで目覚めたとき後遺症が出る危険性もあった。
 性的な経験の乏しい少女にとって拷問ともいえる刺激が彼女の肉体を貫いたその瞬間、スーパーガールはガクンと堕ちた。とうとう絶頂を迎えたのである。ふっくらとしたピンク色の唇からは透明の液体が糸を引いている。そこにいるのは、もはや官能に身を貫かれ、果てた少女でしかなかった。百戦錬磨のスーパーガールが、性的な拷問によって簡単に突き崩されてしまったのである。
「胸を揉まれたくらいで鋼鉄のスーパーガールがイクとはな」
 クエイクスが勝ち誇ったように言った。失神したままイカされた少女は、何も知らず眠ったままだ。スーパーガールを肉体的にも精神的にも完膚なきまでに叩きのめしたことに満足したのか、クエイクスはスーパーガールの頭をつかんで地面から引っこ抜いた。ボロボロのミニスカートから伸びる足は濡れ、陽光を反射していた。クエイクスはスーパーガールを肩にかけると、再び自分の周りに壁を作った。数秒後、壁は音もなく崩れ落ちたが、すでに二人の姿は跡形もなく消え去っていた。


316名無しさん :07/03/19 17:01 ID:NDedb/9U
とりあえずここまで・・
一応続きも考えてますので、後日投下したいと思います。

317名無しさん :07/03/20 22:49 ID:WUjqUuTI
GGGGG
JJJJJ
!!!

318名無しさん :07/04/01 04:04 ID:9jl5mnIM
容赦ない完敗GJ!
続きもお待ちしてます。


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